昔ステージで歌ったことのある歌に出て来る女の子の名前が何だったのか思い出せなくて海に溺れて助けを呼んでいる夢を想像して好きだった人の顔を忘れようとしている悲しいでしょそんな歌なのよ悲しいでしょ悲しいで .... 夏が終わりそうな頃
あなたと行った
海の側にあるリゾートホテル

今は寒い冬真っ只中だけど
思い出せば少しだけ暖かさ感じる

何故今
思い出したのだろう
自分でもわからない

楽 ....
安易な正義に乗れるほど
わたしは
知識はないし
自信もないし
時間はないし
興味もないし
強くはないし
弱くもないし
正しくないし

安易な正義に乗れないので
今日もわたしは
 ....
白雲 ひとつ 
流れる

あれが私の
未知、遠い空

収束するもの
きっぱり引き裂く
対角線
ジャンプする力動に
たましい、躍る

瞬間に甦る
失われた時、
雨降りの
 ....
●森川さん●過去の出来事が自分のことのように思えない●って書かれましたが●たしかに人生ってドラマティックですよね●齢をとってもいいことはたくさんありますが●じっさいにそれがわかるのもそのうちのひと .... シティポップに漬っ込んどいた耳は
クタクタになって湿っぽいね

次の分岐点は (泳いでんな目) どっちにしようか
(少なくともこっちではないね) 先回りされ言われる


目に映っている範 ....
死んだ人の声を思い出して

脳内で喋らせてみる

いつか助けに行くから

待ってて欲しい

あの日あの時のifを

何度も何度も描く

あの日あの時

気付けなかったことを ....
投身/時報(21:46_23:21)雲霞、犇く
蕩けた雪原・(同上、)甘い。

ミミズがのたうつ声を腹の底で感じたので、それを早口に便りにしたためましたが、
私のもとに届いた香りは観察すれば異 ....
のっしのっし
あくまで青い
世界を歩く
大気に透過し
冷気に凝集し
接吻する

あなた

なんにもない
なんでもない
もはやただ
のっしのっし
あくまであおい
せかいをある ....
軍事に関しては国際交流するくせに、
犯罪に関しては国際捜査もできない。

まぁ、今に始まった恥でもないか…

曇ったそらからゆきが降る。

リストのラ・カンパネラって、
やっぱり神 ....
「星ころし」

悲しいことがあると
星を見ていた
お姉ちゃんは夜に泣く
一番小さな星を探していって
順番にころしていた
悲しいことが多すぎて
埋葬された星の数は
あと一つで百になる
 ....
自分のおさないころ、
「おまんじゅう」のつつみと言えば、
「経木」であったのです。

それはいえいえ、「かしわ」だって、
「さしみ」だってなんだって、
つつんでいたのです。

あの ....
{ルビ蜩=ひぐらし}の歌う
夕暮方に
西の空は 蒼く透けて
予感が
宙に解ける



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
おやすみ
の水面に素足を浸して
拡がる波紋は
冬の岸辺に
触れるのでしょうか
淋しい女のかたちで
立ち枯れる両脚は
白い冬に
駆けだした素足を追う
夜の終わりには
うなだれた星座が ....
OVER THE HILLS AND FAR AWAY。



●「なんていうの●名前?」●「なんで言わなあかんねん」●「べつに●ほんとの名前でなくってもいいんだけど」●「エイジ」●「ふううん ....
あるもの

ただ、

在るもの

この、

沈黙の取り留め無さ
名付け以前の異様な密度

ソレは、

ナニカに触れて
ナニカを浮かび上がらせ

保ちつつ、

あるも ....
 

君が見ているのは 

雲から降ろされる光のはしご




不思議かい

  それは君のノートが
  白く見えているのと同じことなんだよ

そしてまた微かに笑った

 ....
 京福電鉄嵐山本線が近くを走る
 右京区の街の中
 名前も知らない小道を二人で歩く昼下がり

 小道には金網の張ってある敷地に沿って
 大型プランターが路端に並び
 主枝を伸ばし茂る葉と
 ....
乾いたシャツをつかんで振り返ると
ガラス戸の汚れのすき間を通りすぎる影がある
コインランドリーの乾燥機の音に紛れて
戦争が近づいているらしい

うふふ

やるならあっちでやってくれ
も ....
ファイナンスは
日本語で「金融」のことだが
この言葉の由来は中世フランス語の
「終わる」から来ている
なぜ「終わる」なのかと言うと
お金は関係を断ち切るものだから

つまり
お金持ちは ....
命の外側で雪は軽やかに息をしながら降っている
どこからともなく、螺子を巻かれたわけでもなく、
静かに乾き、ひとつの可能性のために降り積んでいくかのように

しらんだ冬の
おっとりとした、
 ....
●コップに入れた吉田くんを●空気が乾燥した日に●風通しのよい部屋に二日のあいだ放置しておくと●蒸発して半分になっていた●これは●吉田くんが●常温でも空気中に蒸発する性質があるからである●コ .... 朝に、

流動する微細に
粘りつく
巨大な
極彩色の
おもちゃ箱

ひっくり返す

アパートの部屋、外に出れば

無意味の大河流れ
時間を引き裂き響かせ

そらはあいかわ ....
噛み砕かれた
朝の死がいが転がっている
果実の並ぶ
健全な食卓からは
冬を裂く音が聞こえてくる
雪解け
のような発声で
猫が毛玉を吐いている
猫から吐き出された毛玉は
新たな猫になり ....
更新される混沌の時に
今、新たに生きて

ジャイアントコーン、
噛み砕き
味わい

歪む脳髄に耐えながら

溢れる言葉、
掬い拾い集め

無 波打つ響き

耳 澄ます この ....
軽くて暖かそうなコートを一枚着て歩くひとを羨ましく見ながら、厚ぼったい、そのくせ風の通るような洋服をなんまいも重ねてぎゅっと縮んで歩いてます。
二十日間も雨が降らないで、ぱりぱりと乾くような空気 ....
五線がある
君はそこに音符を置く

   それは仄昏いどこかからやってきて
   君の感覚を通過するとき
   音符のかたちをとったもの

君は識っている
その音符が
鍵盤と指とを通 ....
●捜さないでください●現実は失敗だらけで●芸術も失敗だらけ●ちゃんと生きていく自身がありません●ハー●コリャコリャ●突然●自由なんだよって言われたってねえ●恋人没収!●だども●おらには●現実がいっ .... 広いあき地がある
酒を飲みすぎた
あき地の中にふらふら入ってみる
そこは入っちゃダメだよ
声がする
あ、すみません
あき地から出る
家の方向は分かる?
バカにするな 分かってるよ
と ....
蟻の宇宙
時が入ったり出たり

木、倒され
葉、しげる
夜の夢
どれも欲しがる児

滲みぬものはない
あがないもない
ただすれ違う

近づかなければ見えない
そして近すぎる
 ....
空丸さんのおすすめリスト(4837)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ドレミ- 妻咲邦香自由詩223-2-3
思い出の夏- 夏川ゆう自由詩423-2-3
沈黙- TwoRivers自由詩4*23-2-1
五行歌、だいじょうぶ- ひだかた ...自由詩423-1-30
A_DAY_IN_THE_LIFE。―だれよりも美しい花であ ...- 田中宏輔自由詩11*23-1-30
ぐるぐるショートカット- なけま、 ...自由詩223-1-29
if- 赤椿自由詩123-1-29
Listen- あらい自由詩123-1-28
接吻する- ひだかた ...自由詩423-1-28
まぁ、今に始まった恥でもないか…- ナンモナ ...自由詩4*23-1-27
ナハティガル- ちぇりこ ...自由詩1123-1-26
ラップ以前- ナンモナ ...自由詩3*23-1-26
※五行歌「蜩の歌う」- こしごえ自由詩5*23-1-24
Winter_Days- ちぇりこ ...自由詩1123-1-23
HOUSES_OF_HOLY。- 田中宏輔自由詩13*23-1-23
あるもの- ひだかた ...自由詩6*23-1-22
チンダルのはしご_末- AB(な ...自由詩423-1-22
散歩道- リリー自由詩5*23-1-22
なんとかかんとか- オイタル自由詩1*23-1-22
ファイナルファイナンス- イオン自由詩2*23-1-21
美しく雪が降る- 山人自由詩10*23-1-21
FEEL_LIKE_MAKIN’LOVE_。- 田中宏輔自由詩10*23-1-16
おもちゃ箱- ひだかた ...自由詩823-1-13
朝の行方- ちぇりこ ...自由詩623-1-13
夜想9- ひだかた ...自由詩423-1-12
メモ- はるな散文(批評 ...323-1-12
楽_譜- 塔野夏子自由詩5*23-1-9
Jumpin'_Jack_Flash。- 田中宏輔自由詩9*23-1-9
広いあき地にて- 林 理仁自由詩223-1-6
公園- soft_machine自由詩323-1-5

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162