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自称詩人連続変死 被害者にブスの共通点
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....
心が涙でいっぱいな時は
いつも話せる言葉も失い
何かが起きるなんて夢も見れない
誰かが自分の名を呼んでくれるはずもないと想う
野ざらしの風に気持ちは怯え
一人当てもなくさ ....
ゆらり、ゆらりゆらり
歩いて
ぼくがぼくが
ぬぼーといえば
ぬぼーと返す
わが奥さん
するどい牙
たくましき足
殊勝なオトコ
だけどぬぼー
ぬぼー
奥さん ....
自称詩人解雇合法 最高裁判決
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来春、自称詩人 指紋押捺義務化へ
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拉致被害者と自称詩人の交換を北拒否
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幻の自称詩人生 ....
とがり平らぐ 氷見の海
日差しの強い昼下がり
むしむしとした汗をかき
野鳥のようにふらふらと
人影まばらな町を歩いた
不格好な縦長の寺の玄関
静かに流れる湊川
烏の佇む赤い鳥居
....
壊れない社会のジップロックで
閉ざされた心が温められて
喜びの沸点を分かち合うような
家族がいれば幸せなんだろう
目の前の線路をコピーしても
繋ぐことがうまくいかずに置いた
動 ....
いっそ誰かに成りきってしまえば楽なのかな
と思ってBさんに憑依したら
Bさんも割と悩みを抱えていた
人の表面だけでは分からない泥臭さは
内面を泳ぐまでは分からな ....
そうして
やがて確かにと言った
お前にその論理は似合わないから
信じるより感じてしまう
柔らかなやがて絶望的な
空を知らないと言った向日葵の矛盾を
裁けはしないのだから
幾億年の ....
今年の夏は
テレビが連日猛暑!猛暑!というものだから
うちの地方も数十年に一度ぐらいの猛暑か
と思っていた
また、大正生まれのおじいちゃんに聞いたら
こんな暑さは初めてだ、といっていた
....
卒寿を 越えてしまった いま
死生の みなわ に映る
薄暗い 緊張感 は 乏しくなり
うたたね だけが
はげしく なって来たとは
お義母さま
あきの こごえです
朝風に 精霊バッタの羽音が
そっと 雫を 天に すくいあげています
何が終わったのでしょう
もう はじまりはじめの空
むかしむかしの反対のはじまりのはじ ....
舌の裏側辺りに口内炎が出来てしまったらしい
痛くて仕方ない
口内炎が出来ない人なんているんだろうか
誰でも出来るに違いないと思うけれど
こうして詩に持ち出すのは
もしかしたらあたしが始めてか ....
基準は一(はじめ)
石川啄木の本名だ
稲穂が風に揺れて
餓鬼道に落ちぬ為
私は歌を歌う早朝
オフを楽しめない
私はウルトラマンレオの
再放送しか楽しめない
保育園に通うと
芭蕉の木が ....
郷里の兄友に 受けた手ほどき そして 走り出す
女子高生が見る前で 市電の 濡れたレールで ズッコケ 赤っ恥
昼休み 他高の彼女に バイクで会いに
戻ったが 授業に遅れ 部室で うずくま ....
適当に引っ張り出したTシャツから
今は使っていない柔軟剤の匂いがする
どうせ乾いていく通り雨の先
住宅街の暗闇でこっそりと線香花火に火をつけて
笑い合っているうちにぽとりと落ちた
光の ....
街歩く薄暗い梅雨感じつつ明るさ帯びたカフェに辿り着く
食べ歩き美味しいものに出逢う日々商店街は美味しいの宝庫
梅雨時期の散歩も好きでよく出かける色とりどりの紫陽花色の傘
雷が鳴って一 ....
恐竜の高さのビルの二階階段踊り場で
二段階右折を見降ろしていることに気づく
早朝さんざめく目眩(めまい)の驟雨は
作られた樹々の明日を生かそうとする
寂しい風がゆったり ....
脳髄を満たし、頭蓋骨をなぞるように流れ落ちる観念的な血液は、ジェルのような生温い感触を塗りつけながら、といってもはやこの肉体にはどんな未練もないというように潔く落ちて行った、それはいつか精も根 ....
くたびれた
くたびれ果てた
夏の果て
恋も愛もくり返し
くり返して
夕立の雨音におびえたり
涙したり
蝉しぐれも
一度も聞かずに
夏は終わろうとしている
あなたは変わった
....
燃えるように苦しい試練だった
貪欲で好色で汚れ果てていた
なぜなのかはわからない
疲れ果て 壊れかけ 崩れ落ちた
闇の中に 欲の中に 罪の中で
放蕩に身を持ち崩し
夜の街を 昼の街を
....
鍛えた体と星を比べると
熱い胸の音が肌に届いて
瞬きはいつか
消えてなくなる
朝だろうか
雨だろうか
色は鮮やかに記憶を結び
命は穏やかに鼓動を早め
見えない時間を
....
一日一日が、癌との闘い。
一日一日が、統合失調症との闘い。
一日一日が、自己との闘い。
一日一日が、神仏への祈りの誓い。
一日一日が、新たなる自己との出会いの旅路
一日一 ....
カウンターのお客と会話中 背後の壁にゴキブリ君
とつさに背中で隠す 板長
飲食中 トイレに向かうお客に ありがとうございましたー!
何! 俺に早く帰れか? まずい!
玉子焼きのオーダー ....
髪と髪が触れ
影になる
風のなかの粉
砕けて光る
ざわめきを登りつめたところに
廃線の花 水に浮く葉
ひとつひとつの滴に残る
まばたきの水紋
打 ....
北の
夏の終いの翡翠の海に 金の夕映え
ありまして
黒い夜 黒い波が
どこからか押しよせてくるのです
どこからか
ひえてゆく 色とりどりの浜辺でね
赤いカーディガン羽織った ....
女将が オーダーを 伝票なし 口頭で、 追いかけるように ホールの娘が 同じ注文
いよいよ開幕
小骨を つけたまま 刺身に、 セットと盛り合わせを 間違い 親子で もめている
鯖焼きひと ....
真夏になると
素麺流ししたくなる
日本独特の涼しさがある
独りきりでも出来なくはないけど
大勢でやるほうが楽しい
白い素麺に混じって
ピンクの素麺が
よく目立ち流れていく
....
地上で最後に咲いた花には
目がありました
かつて生存したあらゆるものが死滅し
文明の残骸さえ塵になった地上で
とうとう最後のいのちになった花は
青黒い雨に打たれながら
薄汚れた白い花弁 ....
影の一つ一つには既に名前が付いていて
それらは既に収拾がつかない
アンモラルな名 ....
大粒の涙‥‥いやそれは悲しみというよりまるで馬鹿げてるとしか言いようのないほどの荒く凄まじい憎しみの雨で草木の葉は低くうなだれ足元はたちまち泥の河となった白く靄の立つ密林を飛び石のように跳ねながらやっ ....
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