再開したかつての希望さんにちょっと考えてほしい。

対面してる僕のポケットになにが入ってるかな?






ナイフ? 絆創膏?


ものさし? タロット ....
幸せになって
たいせつなお友だち

惜しみなくきれいなおいしい
飴をくちづけたい
そんなものまだ
わたしのなかに壊れきらず
のこっているならば

幸せとはなんだろうね
つらつらして ....
なにかが流れでて
わたしが生まれ
太古のひかり
夜のそこから
力を貰い
未来のひかり
わたしから流れでる

捧げられ 捧げる 全ては捧げもの
とても個人的なことが平準化された朝
すごく躾の良い彼女が眠っているので
ぼくも寝たふりをする

不完全だからきみがすきだ

ぼくは地球の微細なトッピングのひとりにすぎなくて

音楽や詩 ....
マホガニーの卓上で喫する
ココアにもはや甘さが無い
食傷気味の男によってもたらされる
ひとつの清涼剤としての
装飾品への
空虚な安らぎのひと時
つねに持続する
怠ることが許されない日々
 ....
私は手紙を綴っている
今日の日が
二度と無いことを知らずに

あなたの顔の面影を浮かべ
手にしたペンを、余白に落とす

おもいの…高ぶりに
自ずとペンは動き出し
無我の歩調は便箋を往 ....
突風に路上の白いビニール袋が
ふくらみ舞い上がる、朝

早い流れの川の水面を
つーーー
と、流れに身をまかせ
ひとり目の鴨はゆく

三メートル後ろでは
細い足をじたばたさせて
安住 ....
円が次々と
生まれ出て来る
赤紫の雲海から
伸びゆく棒状三角が
木霊しながら
円たちの脇を通り過ぎる

見開く両眼、輝き彷徨う
宇宙という詩のキャンバスを
それは突然やってくる

ううん、必然とやってくる

寂しさ

悲しさ

でも

それから

また何かが生まれる

そう、必然と。。。
小学生の頃に少しお世話になって
20年も会っていなかった人に
とあるお葬式で会った

 あなたを時々思い出していたの
 あの時のことを書いた作文で賞をとってくれて、ほんとうに嬉しかったのよ
 ....
静かに甘やかな風が、優しい夜を連れてくる
ねぇ、どうして
やりたいことの欠片が
少しずつ見つけ始めたそれが
わたしの上に羽をもって降り積もっていく
甘やかな夜が、わたしがわたしであるあろうと ....
珈琲の渦の奥に一つ
小惑星が沈んでいます

あれは浮かんでいるのです(彼方側では)

音は滴り落ちるので
雨さえ頭上へと上がってゆきます

すべての事象があべこべなのです(此方側では) ....
   「字源」


ある日テレビを見ていると
アスペルガーと思わしきとある女性タレントが映っていて
こんなことを言っていた
「人」という字について
こんなことを言っていた
「人」という ....
{ルビ蛇=わたし}は脱皮した
相変わらず{ルビ蛇=わたし}のままだったが
少しだけ清々しい
肌感覚で世界を捉えている


かつて外界と接し敏感に反応した
主観的感覚と一体だったものが
 ....
シスターが列をなしている
荘厳なる響き
主張低音のなかに響きわたる
苦しみもだえのなかの祈り
ロザリオのゆれ
光をはなち
ぼくは家に帰って聖書を開いた
内臓がふるえた
性的快楽がのって ....
「この世界は美しく
青い空が落ちて来る
どんな境遇に置かれようと
そのことに変わりはない」
そうあなたは言う

「この世界は遠景で
青い空が狂いかけている
底の底に行き着いて
そのこ ....
見上げる額に北十字星から血が滴ってくる真夜中

      *

少年をひとり折りたたんでポケットに入れておく

      *

君がいくつもの遊星でお手玉をするから僕は眠れない
 ....
また朝だ
迷い込んで
迎えた朝だ

帰る処はとっくに消えたし
此処はいったい何処だろう
もう混乱困惑越えちまった
しかしいったい何処だろう

あの人達はもう居ない
根っこは元から失 ....
朝だ
もうこんなに明るい
のだね

不思議だよ、
それにしても
昨夜はあんなに
ふらふらだったのに
今朝まで一眠りすれば
力、漲り
こうして詩が書ける駆ける

眠りの底から
 ....
今日わはっきり言います
神様 あなたのことが大嫌いです!!


そうしたいならすればいい

今すぐ僕の胸のポンプ止めたいなら
今すぐ台所の包丁に魂を吹き込んでカットさせたい ....
私が見ている方向には
いつも私を見ている人がいて
その人の視線を避けると
避けた方にいる人が
やはり私を見ている
その結果
避けて避けて
ぐるぐる回って
後ろの正面に立った人の目に
 ....
仕事をさぼって美術館
展示室をうろついていると
赤いワンピースの女がついて来る
立ち止り絵を眺める横で
ぼそぼそと蘊蓄を語るのだ
頼んでもいないのに不躾な
学芸員にしてはずいぶん
粗野で ....
黒焦げのアカツメクサを労うように
レースフラワーが風に揺れ
夏が終わると歌っている
排気ガスまみれの分離帯にも
芽吹いた種は繁らせた
波打つ夏の色

色褪せた空のキャンバスに
ぽたりと ....
いや羽田空港か!
うん羽田空港じゃん
それ羽田空港じゃん
え!?もう?まだ?どこまで羽田空港なのよ!???
羽田空港を模したパネルディスカッションか!
羽田空港のウロコに立つアンチテーゼか! ....
{引用=夜明けのこない夜はないさ
あなたがぽつりいう}

懐かしい歌が
あの頃の私を連れてきた
そして今の私が唄うのを
遠い窓枠にもたれて
聞くともなく聞いている
夜のはてない深さと距 ....
思いついた言葉をならべ
魚の様に泳がせては眺め
それを繰り返していた

嫌な湿気が躰にまとわりつき
汗が流れ落ちる

手招きするように日は暮れてゆき
無為に過ごした日々

庭の向日 ....
消え入りそうだったんだ
夜明け前に
悪夢で目覚めると
孤立に窒息して
消え入りそうだったんだ

そんなとき
何気なく手を差し伸べてくれる隣人が居た

「水が欲しいんだろ」、
ってト ....
ずすこんと茄子を切る音だけを聴く 動かない川の水に、
漆黒と銀白の陰陽
濃密に混じり輝いている

対岸の雑木林、
淡い陽光に照らされ
そよとも揺れず
枝絡み合い重なる奥に
白い空間 ぽっかり開く

凝視されている気 ....
あァ、
もうこんな時。
刻限を忘れるほど
夢中になっていたか

あっという間だった、なぁ。


顔上げれば一面炎のよう

夕日がきれいで
朱色に染まる体
泪は無色
なんで色付 ....
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