叫びながら舞う女
光の庭に
ひとり居て
ことば
渦巻き喘ぎながら

喉を震わせ吐き出される声に
意味はたじろぎ光に呑まれ
舞い狂う女の
光の庭
時 失う

感覚の光
思い出の ....
なんだか灰色の空だな

シャブ中で捕まっている夫と
くらしていた家は
おじからかりていたもので
おじは今
母の働いている透析の
病院の
院長先生をしていて
このお正月に
すべてか
 ....
片結びの恋でした
蝶じゃないから
空は飛べません

ただひとり
取り残された
教室で頰杖

テストの点なら
負けないのに

好きという
気持ちだけが
うまく伝え ....
赤ん坊の頃
言葉が分からなくて泣いたら
うるさいと言われ
物心ついた頃
くやしくて泣いたら男なら泣くなと言われ
大人になった頃
何かを失って泣いたら大人の癖に泣いてるなんてと言われ
死ぬ ....
引越しした
駅から2.4km
少しの不便さと
引き換えの
静かな毎日
一人部屋を持てた
妻の機嫌もいいようだし

正月
きりりとした
冷気が肌をつねる

私の心の逍遥は
駅へ ....
後悔なんかしてないよ
こんな事になったこと
数奇な運命は
私をここまで連れてきた
不思議なもんだ
あんなに嫌っていたのに
今は懐かしい
やっと海についた
こうやって見ると海は広いな
海へと続く階段を降りる
砂浜に脚がつく
さくさくという音がする
サンダルだから砂が足に入ってくる
海に太陽の光が反射して
つぶつぶの光が目に ....
 泣くとき、実はそれを期待している私を常に意識している。涙を出すのは気持ちいい。涙が透明な理由が分からない。そんなにキレイじゃないだろう。

 夜が私の中に侵入しようとして、妨げるのにズイブン必死 ....
すなおに
すなおに
いきていこうと
おもった
ぐるぐるまわるちきゅうみたいに
ただここにぼくはいきているよ

これだけはいっておく
まだきみがすきだ
あほだって
わらってくれよ
 ....
見上げれば
月がある
無数の星たちがある
足元を見れば
たくさんの蟻たちが
せっせと働いている
僕はこの地球に
なんのために生まれて来たんだろう
何を残すのだろう
今だに答えを出せな ....
月が壊れる日
地には数えられる狂気が降り注ぎ
人々はただ逃げ惑う
自らの正気を最後まで信じて
世界と自らのなかにある狂気から
目をそらそうとする

月が壊れる日
女の血は平穏となり
 ....
●桃●って呼んだら●仔犬のように走ってきて●手を開いて受けとめたら●皮がジュルンッて剥けて●カパッて口をあけたら●桃の実が口いっぱいに入ってきて●めっちゃ●おいしかったわ●テーブルのうえの桃が .... 予定もいれられず
酒も飲めずに
三日寝たろう
寝正月
  


空を眺めてると
涙が出そう
 って君は嘘をつく
ときどき
そういう意味のない嘘が
心地よくてしかたがない
今日も
寒い一日
北風に
首をすくめて
相変わらず僕は間が ....
・チューリップ模様の宇宙船に乗って
あの娘はやってきた
ぼくたちとは違う匂いがした

・はじめまして
あの娘はクラスの女子たちと握手をする
女子たちの手のひらから
チューリップが生えてき ....
いつもは300円のほとけさんのお花も、
きょうは900円だったらしいです。

第二ヴァイオリンって、
改ざんするものが多いようです…

やっぱり国家は解体するべきでしょう。
宇宙時代 ....
今この国の真ん中では
古いシステムにしがみついている奴らと
それを変えようとする奴らが闘っている
俺はその様子を
生活が染みついた煤けた部屋の
ヤニで汚れたモニターごしに眺めている
部屋の ....
(詩「しろいかべ」https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=372622
のgoogle翻訳を介した日英日翻訳の実験詩です。タイトルから間違っている笑)

た ....
色褪せた
夏の恋
後退する
波風

響き生きて
響き息づき

傷づき
生きて
荒れ狂い
生きて
混沌
混濁
紅い旗に
揺れ歪み

世界は響き
世界は破壊
貫かれる ....
不思議なくらい
なめらかになる

上へ
下へ
游ぐように 及んで

赤へも 青へも
眠るように誘う ご覧
ひかりを畏れない
矮星
今もことばを 発するだろうか
それとも 二度目 ....
「風の強い日」

ぽっかりと空いた
鳥の空洞に
冬を詰め込んだら

あんなに高くなるんだ
街で暮らす人の目は
うつくしい等高線を
描き出す
いつの間にかの
水溜まり
天気予報 ....
 どこかに出かける予定もなく

 電話のベルが鳴ることもなく

 朝から消防車のサイレンが鳴り響く

 こんな日も悪くはない

 どこかに出かけなくちゃ

 誰かに連絡取らなく ....
●先斗町通りから木屋町通りに抜ける狭い路地の一つに●坂本龍馬が暗殺されかかったときの刀の傷跡があるって●だれかから聞いて●自分でもその傷跡を見た記憶があるんだけど●二十年以上も前の話だから●記憶違いか .... 塩湖の畔で
岩塩の結晶になったので
円卓で回される
爆ぜる食卓
ナミブの背骨はムニエルで
美味しく頂ける毎日です
月夜の児童公園の
砂場に胴体着陸したあとで
空っぽのバックパックを
 ....
風が吹き付けている夜は
遠い 山から 
この部屋にも
電車の音を混ぜながら
僕のいる意味を問い続ける


このつった首は
肩こりなのかはわからないけれど
あの頃 新宿で
フリーイベ ....
寝ても醒めてもおめでたい。ゆうゆうとして大股であなたは歩いてゆく。のっしのっし、などというかあいい物ではない、ザッザッ、または、ズサ、ズサ、と、軍隊だか、女戦士だか、裾翻し、大股と感じさせない .... さてもさても
今宵も意味のないものを書いたか
と自問してみると
どこかから
そんなことはないよ
と聞こえてくる
耳鳴りだろうか
そうかそうか
捨て置け捨て置け
思いながらも


 ....
二〇二二年十一月一日 「夢」


お金を盗まれる夢を見た。


二〇二二年十一月二日 「夢」


また盗まれる夢を見た。こんどは靴だ。修学旅行先でだ。ぼくは高校生だった。


 ....
 ゆきが おちてくる

海がひろく
不思議な 音をたてていた

灰いろの山と 横たわると
風にも 鳥にも 色いろあると分かる
やさしくしたい けれど
今のぼくには できない

 ゆ ....
壊れた室外機に腰を掛けて
春が来るのを待ってる
いくつも季節は過ぎていくのに
春だけがまだな気がする
私は雲ではないけれど 
春が来たら食べたいものを思い浮かべ
その食べ物に
う ....
空丸さんのおすすめリスト(4837)
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海にて- 林 理仁自由詩423-1-4
- 暗合自由詩123-1-4
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雪が落ちてくる- soft_machine自由詩8*22-12-18
春待ち- たもつ自由詩722-12-18

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