イタドリ
への呼び掛け
イタドリ
からの応答

脳内に再現を試みる
すると現れる
囚われる
熟語
観念

繁茂
群生
侵攻
旺盛な生命力
厄介者

文字を消去して ....
十四時
隣人の怒りはもっともであるが
耳を貸す者はいない

偏平足で受け止めた春風が
到達した夢の中

通りすがりの戦争により
一変した世界
停滞するわたし

蛙が涙で訴える綺麗 ....
西洋の暦もそろそろ元年に

口移し餅までするか新婚は

愛と性もてあましてる冬ラブホ

蜘蛛の子も寝室の陰巣をつくる

毒消し屋紙風船と置き薬

鬼灯の実が紅くなる庭の隅

結 ....
新年 開けて、街 静か
枯れ葉サクサク踏む森も
川沿い遊歩道歩く人も
透明レンズの瓶底を
斜光に照らされ輝いて
無音無音、また無音
青く濃くなる天空を
見上げ私はベンチに座り
ゆったり ....
さだめなき世に
年古りて
なにひとつ
新しくもない
年がまたくる

十二月
三十一日
午後十一時
五十九分
五十と
五秒

冬の雨が
雪にかはり

廃屋の時計が ....
もう寒くないのに
この冬は寒くなかったのに、

雪を待ってるなんて、バカばかり
あの日は、待っていたけれど

ただの風邪のように鼻水を
すすりながら、心も

カビないのは寒い ....
切り分けた林檎が赤く錆びていく

季語は冬午前の雨にやぶれ傘

転んだよ雨の泥濘寒い空

転んでも直ぐ立ち上がる道師走

新年が来ても無口はかわれない

餅喰って喉に詰まらすお年頃 ....
樹間から
覗く冬晴れの青、
ふるふる震え
落ち葉舞い散るこの夕べ、
時はすっかり透き通り
遠い記憶を辿りいく

)何があったか
)細かいことは忘れちまったが
)ただ喜びと懐かしさだけ ....
自由という字には7つの部屋があります。
どれを選ぶも、どれも選ばないも、君の自由です。
一年はあっという間だった
振り返るとそう思う

どんなに忙しくても
楽しんで仕事が出来た
大好きな仕事だから

ストレスを溜め込むことはなく
何でも言い合える環境に感謝

やり甲斐 ....
のんだくれ男とやさぐれ女
とぎすまされた場所にはそぐわない

だれも無関心のふりの都会で
新宿で乗り降りするほどの乗客

手を繋ぎたい天使が裏帳簿に記帳されて
探している煙草は違ったポケ ....
ピアノには弾く人の心乗り移る弾く人の世界形成される

生き物のように街並み変化する毎日何処か工事している

通学路その周りには家ばかり児童の安全守るグループ

近道があればいいなと思う日々 ....
おでこキランとひかった
おしるこがはなたれで
まゆげがピクっとなって
まえがみが
まえがみが
ぱかんと
まっぷたつ
すだれのばけものが
うっすら
みえたような
みえないような
て ....
夢のように過ぎてゆきました
何も築くこともできず
何も成さず
夢のように過ぎてゆきます
ただ暮れてゆきます

風吹きぬけ
とまどい惑い怯えています
遠くから聞こえてくるような
懐かし ....
「わたし壊れてるから優しくしてね!」
って微笑みながらナイフで切りつけるスタイル
抵抗してはダメ、声を出してもダメ
水気の多い果実を切った匂いが部屋に満ちる

(ほうら、やっぱりそんなオチ) ....
 ぽつぽつ
  ぽつぽつ
 雨が降る

 ぽつぽつ
  ぽつぽつ
 ついた嘘

 車が轢いて
 過去も未来も
 じゃーっと鳴った

 消えて浮かんで
 また消える

 巡 ....
みつからないところで寝ています デイサービスをやめて
寒くなってきて身体が硬くなってキツいから
寝る時に貼らない簡易カイロを左肩に敷いて寝た。

低温火傷していたなんて気づかなかった
次の日の夜背中が痒くて孫の手で掻いたら ....
風がどっとおろし
茶と黒のふとい縞がうねりあがる
「おーい」
影がよぶ
なんだ陽とくらがりとが罵り、奪いあう場に誰もいない
草の実は野をとび またとび つぎつぎととぶのに
純潔な実も 描い ....
君が笑ってるなら
偽物でいいかと思う

君も偽物だったならばと
あお あお 
と子供のように泣いた

その涙も偽物だから
まだよかった

僕のことばが偽物だという
のなら ....
極めて良質で純度の高いLOVEと
そうでもないLOVEの度合いを計測する有向なキカイがあらわれたら
世界は大きく揺らぐだろう

もし
そんなキカイがあらわれたら
相当
世界は混乱するだろ ....
問い返すたびに僕が増えてゆく
ジミヘンのファズノイズでもあるまいに
あるいはピンクフロイドのエコーズ

探す程に海は深く遠く風ばかりが吹いている
僕のこころの荒涼が優しく増殖してゆく
 ....
渋滞し夕暮れ時の街赤い仕事疲れがどっと出てくる

昔からチーズの匂いと味が駄目苦手意識が高まるばかり

感謝して愛し愛され生きている不要なものが存在しない

南風生暖かさ連れてくる北風との ....
ふしだらな鱗粉を撒き散らして
夜の中を飛び迷うアタシたち
シーツの海原は遠く霞んで
二人の罪状も曖昧になっていく

「アタシたち遭難者みたいだね」
「むしろ亡命者だと思うんだけど」

 ....
キスをしてはだめ
罪が感染しちゃうから
もちろん君が聞く耳持たないのは
計算済みなんだけどね

どうせ世界は疫病の箱庭で
アタシたちは肩をすくめるしかない
堕落と背徳の口実に満ちた黄昏に ....
木立の間にはkたちがいて、
秋の陽のいっぽんの光線を見つめている。
アクビばかりしているけれど、
朝焼けだか、夕焼けだか、
それがわからない。
光線の中にはオレンジ色の微粒子が、
血球 ....
ゼロから始まるモノは何もない
と言う定説

一から始めなくてはならない

一夜の夢にあらわれた少女は
一糸纏わぬその身体を
幻想の寝台に横たえている

その乳房
その乳首
股間に ....
夜の海穏やかそうでそうではない今夜は力強さが目立つ

冬なのに気温が上がり暖かいでも平年より雪が多い

北風が絶えず吹きつけ寒い今日外での仕事多くて困る

新しい店が出来ても人気出ず出入り ....
街は、君のことが好き。
しんけんに、
みあげればみえる
幾百億、幾千億の銀河系の
白いカタツムリ状の渦巻きたち
星雲と名乗る用意があるものたちです。

街の灯がなんだか深く
ア ....
ゆうらりゆらら
舟はゆく
生死の境をさ迷いながら
白波立てて
舟はゆく

ゆうらりゆらら
舟はゆく
無限の時に慄きなから
さざ波立てて
舟はゆく

ゆうらりゆらら
舟はゆく
 ....
空丸さんのおすすめリスト(4837)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
イタドリ- Lucy自由詩8*20-4-21
昼寝- TwoRivers自由詩2*20-4-12
レイワ二年- こたきひ ...俳句220-1-1
時流- ひだかた ...自由詩3*20-1-1
行く年くる年- 石村自由詩11+*20-1-1
雪を、待つ- 秋葉竹自由詩3+19-12-31
十二月に十七文字- こたきひ ...俳句4+19-12-29
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自由- クーヘン自由詩2*19-12-28
仕事納め- 夏川ゆう自由詩219-12-28
のんだくれ- 梅昆布茶自由詩1319-12-24
通学路- 夏川ゆう短歌319-12-24
おでこ- 次代作吾自由詩319-12-20
おやすみ- あおいみ ...自由詩3*19-12-20
天使はみんな恩知らず- もとこ自由詩6*19-12-17
今朝傘の中で- TwoRivers自由詩3*19-12-17
かくれが- 「ま」の ...自由詩3*19-12-15
低温火傷- 鵜飼千代 ...自由詩8*19-12-9
郷(さと)- 「ま」の ...自由詩4*19-12-7
偽物の光と影を借りにゆく(nested)__- AB(な ...自由詩2*19-11-29
LOVEらぶラブ- こたきひ ...自由詩119-11-29
- 梅昆布茶自由詩1219-11-26
生暖かさ- 夏川ゆう短歌419-11-26
夜間飛行だけ着けてる- もとこ自由詩4*19-11-25
七パーセントの野蛮- もとこ自由詩3*19-11-21
kと言う生存者- ナンモナ ...自由詩9*19-11-19
ゼロから始まるモノは- こたきひ ...自由詩419-11-19
新しい店- 夏川ゆう短歌419-11-19
『幾百億、幾千億のうた』のうた- 秋葉竹自由詩419-11-19
ゆうらりゆらら(改訂)- ひだかた ...自由詩319-11-18

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