野菊

トップクオーク

石亀
眠りについて

夢の世界が
扉を開くまで

さあ今日は
どんな夢を見るのだろう


小さな期待に

いつも
ちょっとした幸せを感じている

でも
夢はそんなに甘くはない ....
異邦の人、独り
高曇りの空、歩む

街、穏やか
涼風は吹き抜け

現に馴染んだ者達
群れをなし
秋の甘やかな大気に浸る

異邦の人、独り
平静に包まれ
高曇りの空を歩みながら
 ....
値上げ品目数が
過去最高に

なんて
ニュースがあったので

さっそく
よく買うものの値段を
ネットスーパーで調べてみたら

チョコパイだけが
2割ほど上がっていた

その他 ....
「生き物は絶滅したこの島に 命令だけがこだまする」
 
 家族設置義務 第1条
“マンションには 家族仲良く住む義務がある”

 四角い窓にぶつかって跳ね返る
 約束のような
 声たち  ....
 惜しい負けなどあるものか

 全身を駆け抜ける脱力感

 あの時にこうしておけば

 ああしておけば

 勝負は 100か0か

 勝ちに等しい負けなどあるはずもなく

 ....
二〇二二年一月一日 「多元世界の門」


 ロバート・シルヴァーバーグの『多元世界の門』、さいごの245ページまで読んだ。主人公と娘はスパイ容疑から外れて助かった。のちに主人公は死んだと思わ ....
蛾も蝶も僕の中ではアゲハチョウ

引き分けの喧嘩で帰る赤とんぼ

眠たい正午ダンゴムシいじってる

時計の針がさしている虫刺され

踏んづけた蟻の数だけ怒られる

蜘蛛の巣に絡め取 ....
くそう、近所のスーパーが一軒潰れただけでこのざまだ。

歩いて行ける距離、安さ、おいしい肉海鮮。完璧だったものを。

実は近所にもう二軒スーパーはある、十分じゃないかな。

しかしおいしい ....
言ってはいけない言葉がある
振り子のように揺れている
あなたの胸の内側を

言ってはいけない言葉がある
渇いた喉を塞いでる
吐き出されるのを待ちながら

想いは蜘蛛の糸
あなたは捕ら ....
今日鏡の中の自分にびっくりした。
髪は乱れているし、
ナースキャップはひん曲がって浮いてるし、
眼鏡はでかすぎるし、顔半分はマスクで覆われているし、こんなナースがどこにいるかよと思った。
こん ....
自転車置き場に届く光が
まだ短くて生まれたばかりで

真っ直ぐに
息をしている

僕も光も
躊躇いながら
前へと進み

その眩しさで
顔を塗られたら
心が解れて
ひとりでも笑 ....
正直今日の日はえぐれるような1日だった
いろんな意味で
あたしはもっと強くなっていかねばならない
昨日よりももっとぐるぐるめまいがした
あたしはもっと強くならなければならない

 ....
地上すべての窓のあかりゆれるマンション鼓膜いっぱいにくだけちってゆくリリックのシルエットマジ超うらやましいみたいなてゆかほんとどーでもいいね



それぞれの少年ジャンプの中身がいっしょだから ....
二〇二一年十三月一日 「断章」


 ジョンは五千人程の男女の中に見えなくなった──。誰も彼もが灰色のヴェールを被っている──、凍って粉々になった残骸は〝意識〟と呼ばれ、人々の中に動かしがたい様 ....
ボンバイエ

タバスコ

ビンタ
空の青が
わたしの中に
きっとあって
それは静かな眼差しで
わたしの心を視ている

宇宙の漆黒が
わたしの中に
きっとあって
それは渦巻く混沌で
わたしの心を喰っている

 * ....
ただいちめん、空の青

天上の光を宿し

今、わたしの意識に降り注ぐ

肉の病を内包し
わたしはどこまでいけるだろう?

確かな、こと
今、私はここにいる
今、私はここに生きる
 ....
濃密な青を流し込み
暮れゆく空を
眼差し見つめながら
僕は想う

この夕べに舞う天使たちを
この世界の奥深く躍動する神々を

でも、僕は
貴女たちに達していない
未だ全く
ただそ ....
真っ暗なのは
見えないのではない
闇を見ている

無音なのは
聞こえないのではない
沈黙を聞いている

不毛なのは
生きてないのではない
死を生きている

広い視野と
 ....
タコ

ヤゴ

この秋晴れに、階段を
一段飛びで
上る

ぐんぐんぐんぐん登る
どこまでもどこまでも昇る

すると、

涼やかな風に舞い
白々と透明な綿毛が
無数、数知れず
飛び交って来る
 ....
通り雨が、ぽつりぽつり
スライド硝子にコロラド
雲の切れ目にらんぱろ

ブラス らっぱらっぱ
通り雨 ぱらぱらぱら
水草と金魚 あぶく。ぷくぷく。。

ロケット、発射 延期
ティンパ ....
二〇二一年十二月一日 「夜の大海の中で」


 ヤフオクで落札した、グレゴリイ・ベンフォードの『夜の大海の中で』が到着した。画像で見た表紙の傷は仕方ないけれど、本文はきれいだった。本体190円+ ....
張り詰めた空気
男前な顔をして
足早に歩く、俺
トイレに急ぐ俺
少し怖いですね

緩んだ顔をして
は~んと嬉しげ
トイレ出た、俺
ぴりついてちゃ
いかんよ、君達
 なぜか得してるように見える

 しょうがない人

 なぜかいつもニコニコ和ませる

 しょうがない人

 なぜかスローモーション

 しょうがない人

 もしかして ヤキ ....
○「視力」
免許証の更新があるので
眼鏡店に視力検査に行った
すると
メガネをかけた状態で
左が0.8右が0.3だった
免許更新は大丈夫ですといわれたが
左右の差に驚いた
結局買い替え ....
ぽつりぽつりと
雨のふる
道の両側には
花が咲き
鮮やかなその色彩が
浮き立つように躍っいる
自転車で街道を過ぎる
女子高生の
肩口の黒髪が艶やかに揺れ

涼やかな空気に包まれて
 ....
空のうえで点滅してる 赤 あお 白 のテントウムシは
とても小さな機械だから

あやつられて綺麗な夢を見るたびに
ポストに絵本を返していた お母さんのベッド

さびしい 思 ....
あなたは
私はあなたのもの
と 言った

華やかな動き
夏の花の笑顔
豊かな体

私は それなのに
恐れていた
こんなに鮮やかさは
私にはいつまでも
とどまらないと

華や ....
空丸さんのおすすめリスト(4837)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
令和4年10月16日(日)- みじんこ自由詩1*22-10-16
時間の真実- st自由詩422-10-16
ツキヌケル、秋の朝- ひだかた ...自由詩722-10-13
値上げ爆弾秒読み開始- st自由詩222-10-13
国道アンダーコンストラクション- 松岡宮自由詩422-10-10
惜敗- 佐白光自由詩2*22-10-10
詩の日めくり_二〇二二年一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*22-10-10
幼少期の虫についての記憶より- TwoRivers川柳4*22-10-9
ここにいる- りゅうさ ...自由詩6*22-10-9
言ってはいけない言葉- まーつん自由詩322-10-8
ナース- 杏っ子自由詩222-10-7
- ミナト ...自由詩122-10-7
レター3分バージョン- モマリサ ...自由詩2*22-10-6
ゆるカワキャッチーな短文- モマリサ ...自由詩122-10-6
詩の日めくり_二〇二一年十三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*22-10-3
令和4年10月1日(土)- みじんこ自由詩2*22-10-1
シンカ/通底音として鳴っているモノ- ひだかた ...自由詩322-10-1
このいちめんの青へと- ひだかた ...自由詩322-10-1
天使たちよ、神々よ~この夕べに- ひだかた ...自由詩3*22-9-30
五感の深部- シホ.N自由詩6*22-9-30
令和4年9月28日(水)- みじんこ自由詩2*22-9-28
この秋晴れに、階段を- ひだかた ...自由詩522-9-28
らんぱろらんぱら(リライト)- 足立らど ...自由詩222-9-28
詩の日めくり_二〇二一年十二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*22-9-26
妙に男前- りゅうさ ...自由詩122-9-25
しょうがない人- 佐白光自由詩7*22-9-24
独り言9.23- zenyama太 ...自由詩2*22-9-23
新しい朝- ひだかた ...自由詩422-9-23
羽化- 鈴木ぽろ自由詩222-9-22
- Giovanni自由詩422-9-20

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