明日明後日しあさつて
日々は過ぎていきますが
僕は今日の生活の
覇者となれゝばいゝのです。
取り敢へず
取り敢へず
で 日々は
更新されますが
取り敢へず、今日を攻めやう
....
呼ぶ名前すら知らず絵学ぶよ。
よぶなまえすらしらずえまなぶよ
私の潜る余白と読破、夜、雲の下は。
わたしのもぐるよはくとどくはよるくものしたわ
太古、鱗ごと心動いた。
たいこ ....
ヤ、ヤ、畸つ怪なり幻影
新左衛門大刀を拔き放てり
とか
僕はいつ迄も冒険譚を追つてゐたいが
内面の慾求には
いつも負けてしまふ
詩
に向かふ
のだ
とか
念押し ....
○「薬の管理」
ボケてくると
薬を飲み忘れたり
薬を飲み過ぎたりが
しょっちゅう起きる
そばに誰かいないと
薬の管理ができない
お薬手帳よりもお薬の管理だ
○「人生の道」
いつか ....
ほー、ほー、ほーたる来い
こっちのみーずは、あーまいよ
ローレライは必ず美しい顔をしている
優しい歌声で唄い
多くの男を捕らえるために常に魅惑的だ
今宵もまたひとり
「歌を ....
飛び交う砲弾は 罪なき子どもを傷つけ
飛び交う呟きは 罪なき誰かを傷つける
そこにはルールはなく
人権を無視した軽視や蔑視
差別発言が幅を利かせ
怒りの矛先はトチ狂った方角へと拡散し
....
小さくちぎった新聞紙
丸めてバケツの水に浸す
指先から冷たさが伝ってきた
「新聞紙で窓を拭けば、綺麗になるよ」
そう教えてくれたのはかつてお世話になった教会牧師の奥さんだった
年末が近づ ....
火をおこし護摩木が焚べられる
般若心経が唱えられ
炎が燃え盛るにつれて読経は速くなる
一緒に唱えていると
息継ぎをするのが難しい
滑らかに歌うような僧侶は
どうやって息継ぎをしているのだろ ....
夜闇の来て
時がしずまる頃
翼をひろげ
今にも飛び立とうとする
あの自由の羽ばたき
聴こえて来る
金星も木星もオリオンも
天空に輝き放ち火花散らし
思考意志の生動浮き彫りに
ぐ ....
生きとし生ける
群衆は群れる羊たち
然しそれぞれが
詩を持つてゐる
俺の愛し子
美しき若者で
あつた俺は
狼で
あつた俺を
自ら屠つた
銃を持つのは
最後の獸らしき
臭 ....
イノセントな白いワンピースの君
強い風の中スカートをなびかせる
いつまでもいつまでも
私の心の鏡に写っている
永遠なんて信じるかい?
私は信じる
君の存在があるから信じる
朝焼けの光の中に立つ影が
まぼろしだったか
夜更かしを楽しむ吸血鬼の集会が
まぼろしだったか
転落だらけの人生で
過去のトクベツだけがキラキラキラリと
泣きたいく ....
自分を憎むしかないのか
それももうやり尽くした感がある
もう充分だろう
輝く自分を
ありのままに愛せればいいじゃないか
鬱蒼とした深緑のカーテン
僅かに差す光が私の頬を掠めて落ちた
柔らかな苔の上に敷きしめられた硝子張の針
歩くたび私の足裏の皮膚を突き破り赤く染める
白目を剥いた猫が白いシミーズの裾を
揺 ....
〈怨めしき事はありつれ春隣 涙次〉
ラーメン いつものインスタントの奴だが
今日の晝飯には家の者が
焼いた餅を載せてくれた
何とはなしに感謝の念が湧く
遅き小春で
うつとりとヴェランダ ....
何くれとなく心を働かせる為には
ペットボトル一本の水では足らず
色々とカネがかゝつてしまふ-
經濟と健康の不均衡が
僕の悩みだ
(藥の事はさて置くとする)
日の光が僕の部屋に
充 ....
悲しみを忘れたいなら
悲しみをすこし穢そう
一編の詩の中にある
悲しみがキラリきらめく
世知辛い生き様を棄て
生きたくて宇宙(そら)をみあげた
堕ちてくる銀の鈴のね ....
赫赫たる蒼穹に舞う翡翠の影、 羽摶き一閃、風を裂く翮の響。 風韻濃密なる虚空に、その声は如き翡翠琴の奏。 哢声は黄鐘調に流れ、 万象の縫い目を紡ぎ、永劫の詩篇を描く。蒼茫たる雲海を翔けるそれは、 神霊 ....
たいくつくつたいくつくつたいくつくっつきたいくつくついでにつくえつっぷしたいくつくつたいくつくつたいくつくついくつくつがえしてたいくつくつたいくつくつくるしみはぬいてたいくつくつたいくつくつく ....
ぷりん
を
食べて
くださいな
そんなの
が
何を
もとめる
はだしの
ことですか ち
なんちて
それだめ
あ
まがまんを
まがまんを
まがまんだ ....
家を忘れ、道を忘れ、記憶を忘れ 怖ささえ忘れたならば
もう、引き返す道さえ ありはしない
家を忘れ、道を忘れ、記憶を忘れ 怖ささえ忘れたならば
もう、たどり着く道も ありはしない
メモを忘れ、 ....
脳髄は夢をみる
確かな足音を聞きながら
子守唄は歌わずに落ちた
誰も聞かなかったのか
いや、聴いていたはず
虚しさと侘しさとそれからそれから
こんなにも輝かしい詩の片鱗がある
....
キリンさんって誰だっけか?
あなた尋ねる
切り裂くヒトじゃね?
応えるわたし
たぶん合ってるのだろう 、
あなたの魂に
霊性の花束飾るのには
自称詩投稿サイトのオフ会と
称してみんなを集いながら
実は一人の自称詩人が目当てで
他の自称詩人は都合が悪くなったといい
その自称詩人と二人だけになることに
成功したは良いが
顔を見るのも ....
皮を剥くと香りが広がった
爽やかで甘い匂い
瑞々しい甘橙色
口の中を果汁で満たす
弁当の揚げ物で
荒んでいた胃が喜んでいる
かったるい月曜日の
気分を変える救世主
晝、星は見えない
だが晝の月は見える
それだけ近いと云ふ事だらう
月世界は眞空だが
何故だか温かみを感じる
日脚が伸びてゆく
立春も近い(彼女が云つた通りに)
蛇蜥蜴地蜂おけら蚯 ....
坂口安吾に。
さあさ寄つてらつしやい観てらつしやい
不思議の不思議のまた不思議
不思議の國のお伽だよ
チョン・チョン・チョン
(さう拍子木を鳴らしつゝ、紙芝居屋は
飴を賣る。頑丈な彼の ....
大小のシャンデリアから放たれる間接照明
ピアノの音が気持ちいい
カップから立ち上る湯気が香ばしく
焦茶色のくすんだ水面を湛えている
雨上がりの外の喧騒
車の走り去る音も人々の話し声も遮断され ....
扉のようなものを押して
外のようなところに出る
人のようなものに当たり
痛みのようなものを得る
そのようにして日を過し
泡のような疲れのなかで
死のようなものを思っている
死のような ....
俺に命令するな
と令和に吠える、犬一匹
いかれた場所に置かれた花が一輪
枯れずに残っている
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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