昭和のテレビコマーシャル
”おせちもいいけどカレーもね”
おせち料理を食べ飽きるほど
食べてみたいものだと
子ども心に思ったものだ

家内と一緒になってから
我が家の正月三が日は
餅と ....
 
 柔らかに
 湖沼の堤に
 すいこまれていく
 霧雨は

 昼と夜の
 境に降りつつ
 水沫も作らず消えて行く時、

 涙もなく
 恋見送りし むくい
 心は 空なるものに ....
暇つぶしの日々
恋を亡くした僕は
もう二度と この人生では
愛を受けることはないでしょう

依存が恋だと宣うなら
対義語を用意しておけよ

あとは徐々に死ぬだけなんだから
もうおしま ....
勿体ないな
しょうもない安酒に
食い破かれる人生

待てができない性分で
恐らくトラウマやストレスで
駄目なんです
俺のせいじゃない

勿体ないな
俺はもっと出来るのに
何がとい ....
 弟が

 Adoは作詞作曲をしないからダメだって言うから

 うっせぇわ!

 って言ってやった

 唯一無二の歌声と

 類まれなる表現力があれば

 何がどうでもいい ....
秋過ぎて
名残の風は
漂泊の
想いで刻む
たむけ花

{ルビ荼毘=だび}に付したる
{ルビ骸=むくろ}には
五色に浮かぶ
{ルビ懸想文=けそうぶみ}

てのひらほどく
文様も
 ....
底辺未知から
清流の透明荒々しいナガレ
湧き起こる突然に 何故だろう?
意識という舞台スクリーンに
突然映り出す光景の 不思議


意識ありますか?お名前言って下さい!
そう誰かの音声 ....
のびやかしなり折り重なり
ウネル光響ヒビキ打ち寄せ

この世界という光の帯に

瞬間にして、

注ぎ込まれ 外は内となり拡がり
私は山河海星々この世界そのもの

  、

孤独 ....
島というだけで
温暖な感じがする

大好きな因島
橋が架かってからは
観光客も増え潤っている

住む人みんな温かい
幸せな笑顔が印象的

住みやすいと
住む友達が言う
広島市内 ....
 吹き過ぎる
 北風 に歓声ヒビキ
 鳶一羽、ゆうゆう見下ろす
 小さな翼 
 破れそうなゲイラカイト

 
小一の女の子が
友だちに教室で尋ねられた
「○○ちゃん どうしてみようじがかわったの?」
「あのね お父さんがかえってこなくなったの」
僕はこの子の言葉に詩を感じた
小鳥が1羽死んだ
長年じいちゃんが飼っていた小鳥が
1羽死んだ
じいちゃんは
ひとりで落ち込んでいる
奥さんも孫も一緒にいるのに
大人がいい年して子どものように落ち込んでいる
小鳥とじい ....
「ご飯どのくらい?」
「かるく」
「かるくってどのくらい?」
「はんぶん」
「はんぶんってどのくらい?」
「ぼくがつぐよ」
「あら!スイッチが入っていなかった!
あと40分まってくれる」 ....
芸能人と一般人だと
だいぶメンタリティ違うだろう

だってステージ下で
ピギーッて鳴くんだぜ

いえ、ピギーッとは鳴かないかと
しかし傲慢にもなる

だから芸人であるまえに
人間で ....
真夏の虹になったきみを追いかけて
どれだけの夜を過ごしただろう
失われた時は戻らずに
風に揺れる木立をサクリと歩いている

こんなに想っているのに
こんなに感じているのに
空に飛んでいっ ....
深海に眠る英霊たちよ
君たちの骨を拾う者はいない

ぼくに出来ることは
ただ歌い 
祈るだけ…

君たちの血肉で
ぼくは此処にいる

心やすらかに眠り給え
古書店に入ると
老夫婦が内田百閒の日記について
話を交わしていた

百閒先生は
なして小倉については何も
書いちょらんのかねえ と

うねる波の発音に
懐かしい歌謡を聞き分けた

 ....
酔い酔いて
はるばる来たり
漂泊の
独り旅ゆく
冬の路

背にかかる
粉雪払い
往きゆきて
弥生の夜を
垣間見る

漆黒の
夜空舞い散る
さくら花
{ルビ闇路=やみじ}の ....
自我の其処底に
確か横たわり広がり在る
皆が共有する普遍 への旅路、

我欲に溺れ孤独というバケモノに襲われ

それらなんとか乗り越え 今、a.Day.in.the.Life
 自分らしさてあやしいな

 カメムシみたいな臭いする



 自分らしく生きるとか

 子供だましのウソじゃんそんなの



 自分探しの旅に出て

 自分見失うのはなぁ ....
声、ガ生み出す子
折り重なる光響に戯れ
密やかな現、紡ぐ
生まれ死に死に生まれ
聴こえるよ、声 お母さん


清流の溢れ来る
音声の光響の渦に
生まれ立ての子供たち
鮮烈な泣き声、 ....
やわらかに
揺れ集い群れ
そっとそっと
拡がりゆく

ひかりのうみに

生まれ変わる
私という来歴、

むげんはんぷく

永遠という
宇宙の涙

一粒、零れ
 「いつもの、ね。」

 酒房の隅、おかみさんに笑み投げて

 厚切りレモン小皿に二切れ

 麦焼酎の氷 香って

 ほろ酔い誘う貴方の面影
暗く冷たい夜の中に
きみはわずかな羽織ものだけで
どうしてそんなふうに
軽やかに歩いていくのだろう
止まったままの時計台の針が
過去に溺れて行くぼくのようで
見送るのもそこそこに
静 ....
ホスピスにいるきみは
もう夢を見ない

たいしたことじゃない
ことさらそんなふうに振舞う
明るく冗談なんか言って

思い出話が尽きると
それ以上の言葉は出てこない
何を話せばいいのか ....
{ルビ金色=こんじき}の小雨降る黒織部
久々に薄茶を{ルビ点=た}ててみた

煩雑な日々を忘れ
紆余曲折の路を振り返り
そっと息をつく

これから歩く白い道を占い
手のひらに包み 温め ....
突き入って来る
巨大な力動の
異様 渦を巻き始め
ぼんやりと薄明、
うっすらうねり流れて

静か萎れ消えゆき

漆黒の闇に在りて
苦肉の病みに犯され
尚も透明に冷たく

覚醒の ....
とめどなく溢れてくる言葉を
あなたは何と名付けて呼ぶのです
それだけが知りたくて
正気か狂気かなんてもうどうでもいい
爪の先ほどの愛と
夜更けに漏らすような知性
明けた空に見る力
押さえ ....
タイカレー食うゆっくり。靴、夕暮れ描いた。
たいかれくうゆっくり くつゆうぐれかいた


行こう、ゆっくりと理屈言う恋。
いこうゆっくりとりくつゆうこい


脱衣麻雀やし、参った。
 ....
神の恍惚?
いやただの妄想
そんなことを
気付けるのは
なかなか難しいもんだね
だって僕ら
何か頭おかしくても
分からないじゃん
ああ、頭おかしかったのか
そんな話だね
でももうほ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
おせちメンタルイオン1*24/1/13 10:45
雨氷リリー6*24/1/13 10:07
吐き出した涙えこ124/1/13 4:21
安い酒324/1/13 4:09
_おやすみ124/1/12 23:35
別離 【改訂】レタス7*24/1/12 22:48
夜想◯意識というもの、五行歌借りひだかたけし424/1/12 21:01
意識の光景24◯一つの体験6*24/1/12 17:24
温暖な島夏川ゆう324/1/12 12:11
五行歌 一首「公園にて」リリー4*24/1/12 10:44
子どもの言葉ホカチャン024/1/12 6:53
小鳥2*24/1/12 6:48
婦唱夫随024/1/12 6:40
著名人レシピりゅうさん3*24/1/12 5:01
紅い花レタス4*24/1/12 1:18
鎮魂 【弦楽のためのアダージョ】4*24/1/12 0:02
歌謡形代 律4+24/1/11 22:45
五行歌 春を待つレタス6*24/1/11 22:14
夜想◯a.Day.in.the.Life、五行歌借りひだかたけし624/1/11 20:54
自分らしさおやすみ1+24/1/11 18:32
五行歌、生殖器官ひだかたけし524/1/11 18:01
始まりのうた5*24/1/11 16:11
五行歌 一首「檸檬」リリー4*24/1/11 11:01
Slip Awayホロウ・シカ...5*24/1/10 21:26
友に藤原絵理子224/1/10 20:57
玩物喪志レタス3*24/1/10 20:50
意識の光景23◯時、一刻ひだかたけし524/1/10 18:25
303.co...524/1/10 18:24
回文メトロ水宮うみ2*24/1/10 18:05
妄想の中の恍惚陽向(2躯-...424/1/10 18:02

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