通勤電車でふと絡みあう視線
 作業着姿で伏し目がちに座っている
 その人の 汚れた軍手をはめる手に
 真紅の盃

 みずみずしい酒の香のなせる業にして
 白髪で皺きざまれる{ルビ貌=かお ....
キミが呆けてわめきちらしていた何処か異国の話
その実はこの国のことを言い続けてきてたんだね
今になって気づいた。

キミのこと信じてみたい本閉じる実存してるロストワールド




 ....
夜がしなだれかかって来る
その嘘みたいな軽さに
なんだか泣きそうにならないか?
そんなとき
君に逢いたいのに
馬鹿だから馬鹿のままで
毛布にくるまりひとりで眠るんだ
めちゃく ....
 

最後の感性だけが頼みの綱だね。


考える
純真なんて きっちりと
考えたってひとには云えない

市民とか
奴隷はカイジのなかにいて
からだのなかにみたこともない

 ....
この作品はフィクションです
実在の人物や、組織とは一切関係ありません
この作品はフィクションです
実在の作品や、感情とは一切関係ありません

この作品はフィクションです
現実であな ....
月は自分だけのために笑ってる

呼吸を合わせるための音楽は星の瞬きで充分だ

僕はちっぽけな揺らめくろうそくの灯り

決まったステップを踏むのさ

笑わすことが怖い臆病な僕の手を引いて ....
崩れかけた壁に
ミサイルの破片が
突き刺さっている
心には
言葉にならない
恐怖の破片が


10発中9発の迎撃に成功した と
テレビは誇らしげに伝える
残りの1発で瓦礫に埋も ....
四万の光りがうねる 烈しいけれどゆったりとした四角形のために
そのうちひとつの頂点は アンプから飛び降り 舞台を駆け回り
ときどきもうひとつの頂点と向かい合い 無言で会話する
あとのふたつの頂点 ....
感情というもの、
その深奥パトス
打ち叩かれる瞬間、

  響き光放ち
 ヒビキヒカリ

奥まる純白の回廊に移送され

粉砕される感傷私性一切、

捏ねられ抉り唸る力動の
ヒビ ....
銀行へ行った日、自転車で坂を下ると、急に夏の顔になった道がひらけて、水色の画用紙を引き裂いたように、夏空が目の前にせまる。ああ、もう夏か。

それで私は小学生の頃を思い出す

なんだかちょうど ....
猫は知っている
人が磨き人に割られるランプらの意味
猫は知っている
女たちがくちびるの感覚で
こぼれる涙に色をつけたがるかの謎を
猫は知っている
男たちの欲望に満ちたやさしさが
つぎの曲 ....
子供の頃は
酸っぱいものが
嫌いで食べられなかった

成長するに連れて
酸っぱいものが好きになった

ちらし寿司は
見た目は華やかで
味も美味しくて好き

華やかなちらし寿司
 ....
O高校を卒業してから
五十年余りの月日が流れた
その間各自それぞれの人生コースを歩み
今日の同窓会にたどり着いた
積もる話は山ほどあることだろう
古希を過ぎてからの告白も
あるかもしれない ....
彼がふらりと入ったのは
彼女の個展だった

中には天井に掛けられた梯子が
ポツンと置かれていた

彼女は何も言わず 
彼にルーペを渡し
梯子を昇るよう促した

彼は訣の分からないま ....
小市民的な幸せもいいけれど
雑魚の醜さも忘れないでください

一般人は無罪ではないと
僕、思うわけです

あれをして一般人と言われてしまうと
多く苦情が出る

冤罪だ、やめてくれと
 ....
どうしても届かない距離にあるような、
手を伸ばしても触れないものでできているような、
時代と名前をつけられて、それでもそこに今あるようなものを、
わたしたちはこういう時だけ呼び起こして、
砂時 ....
人は時が薬になると言うけれど

ぼくには効かない

様々な記憶はあまりに生々しく

傷からは鮮血が滴り落ち

包帯を巻いても血が滲む
昨夜わたしを怖がらせた雨は止んで
朝ですよ。ってお天道様仰った
今日はなにも予定がないので
起き上がる理由を 託したい

(散歩、とか
どうでしょうか)

お天道様、ありがとうございま ....
君のために
言葉を書くことが
こんなに悲しかったとは

君のために
お話を作ることが
こんなに寂しかったとは

君のために
絵を描くことが
こんなに嬉しかったとは

君のために ....
二回続きのトラブルで

虹色魚は姿を見せず

仕掛けを作る夕方に

二コリと頬笑む

捕らぬ狸の皮算用
獲得された均衡の内に
今を落ち着き払い 、

波しずか
深まる青み
降る空に
遠き声の響
いつしか木霊し

到来し続けるもの
この世界という魂の相貌
明るさ無限に増す意識の視界に ....
その人の
お心づかいが
嬉しくありがたい私は
生きるための
心の糧を頂いている



礼も過ぎれば
無礼になるというけれど
感謝の気持ちは
次から次へとわき起こる
ああいけま ....
人間

空気

原子
あらゆる物質は素粒子から出来ている
素粒子は刹那に生生流転を繰り返し
留まることを知らない
星々の寿命は100億年と言われ
人は100年程度
どうせ生きる ....
アイドルになる人を見つめて、
ため息をつく
輝く星にはなれない
路傍の石、それが自分だ
こんなにもがんばっているのに
舞台は遠い

そうなのに、そうだけど
あふれる想いが止められない
 ....
曲題: こんにちは、三輪車 ♪

歌詞募集中。

自己紹介:
三輪車がほしいです。可愛いのが欲しい。どの道を運行してよいのだろう。ちょっと、なにか恥ずかしい。
乗ってみたいのに、どうしたら ....
田んぼ道に
美しい野の花が
たくさん咲いている
花屋の花にも負けない美しさで
咲いている
ものの美しさは値段ではない
土の中へ
種をまくと
芽が出てくる
こんな不思議なことがあるだろうか
そして太陽の光を浴びて
すくすく育っていく
やがて小さな芽が
大きな大根になる
こんな不思議なことがあるだろうか
 ....
1台のシーシャのように
同じ味の夢を共有した
あおい煙をくゆらせて
交互にホースを持ち替えて
ぽつりぽつりと交代で話す

夢ってね叶わないんだよね
そんなこともわかる年ごろで

けれ ....
虹色の魚を追い求め
大雨が止んだ渓谷の本流に出かけた
午前五時半
何時ものポイントを狙い
腰まで浸かる流れに
そっと歩みを踏み出し
突然足元の石が転がった
私は透明な水流に潜り
もがき ....
最初の絶望は世界に

二回目は自分に



悲しさはきえないだろう



ぼくはいまないている
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
落花リリー9*24/5/25 6:31
未来から 始まる絵本 002足立らどみ3*24/5/25 5:05
純愛のうた秋葉竹224/5/25 3:23
幸せのうた024/5/25 2:59
この作品はフィクションです 実在の人物や 組織とは 一切関係 ...竜門勇気324/5/24 23:33
約束key224/5/24 22:32
ハルキウ藤原絵理子324/5/24 19:37
ヒレルに捧ぐ巣本趣味1*24/5/24 18:52
音楽と私ひだかたけし224/5/24 17:20
銀行と自転車、空うめバア824/5/24 13:58
猫を描くsoft_m...5*24/5/24 10:25
ちらし寿司夏川ゆう524/5/24 10:00
三年D組同窓会ホカチャン2*24/5/24 9:21
出会いHAL2*24/5/24 8:45
荒らしにコフりゅうさん3*24/5/24 4:49
万華鏡 2023/10/26星染324/5/24 2:01
五行歌 一首レタス4*24/5/24 0:05
恐るるに足らない印あかり024/5/23 23:57
PLAYkey324/5/23 20:47
五行歌 一首 ボウズレタス4*24/5/23 17:27
湧水池(改訂)ひだかたけし224/5/23 17:18
※五行歌 六首「心の糧を頂いている」こしごえ4*24/5/23 15:29
レタス5*24/5/23 14:50
行方不明の僕の未来へトビラ1*24/5/23 9:50
カラオケボックスにて、二首。 白書易024/5/23 8:35
野の花ホカチャン4*24/5/23 8:02
家庭菜園2*24/5/23 7:58
煙の味凍湖(とおこ...324/5/22 22:46
今日の出来事レタス2*24/5/22 22:26
愚痴うし0*24/5/22 20:06

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
0.11sec.