すべてのおすすめ
雨のちはレイン

晴れのちもレイン

すべてが正しくて

いまがベストだ


オーライ

悲しいことも

オーライ、オーライ

楽しいことも


雨のちはレイン
 ....
家の中の草原です
それは
冬の朝であっても
凍らない草の原

人に踏まれて
煙草の焼け焦げをつけられ
とうに瑞々しい緑は失われ
白茶け くすんで 擦り切れている

それでも私は草な ....
詩を書くことが

赤信号は渡るな

人は殺すな

お茶は濁せ

とりあえず笑っとけ

そんな下品な想念に

汚されてたまるか

なんと言われても

詩人の我執
誰にも苦しみや悲しみがある。
でも自分の価値を見出し
自分にしかできない事をして
悔いのない人生を送る

それが来世への希望になり、
最期には安らかに眠りに
付く事ができる。
気持ちだ ....
素顔を布で覆った、恋人たち
鳥には雲がうかび、空が飛んでいる、鳥
これはパイプではない、とパイプを描く、イメージの裏切り
それらに題名を与えた、マグリットの顔は
青い果実に、隠されている

 ....
きみは愛しい
そのきみに
あなたを認めると
一層愛しくなる

それはきみなのか
あなたなのか


***


数少ない出会い
別れ
いつかは来る孤独

一瞬でも
一緒 ....
君の前で
ショーツをするすると
脱げるようになってから
隠すべきところと隠さざる
べきところがわかるようになった気がした

雨が降って
傘を忘れていったことを考えていたときだった
 ....
指でなぞる雲

指先から放たれる感覚は

自由自在に空を飛ぶ鳥のよう

ひゅいと懐かしい風が吹く

雲をなぞったように眉毛をなぞり

瞼を閉じれば暖かい光が

残像を呼び起こし ....
昨日という忘れ物を探して僕は行く先を見失ってしまった 。

みつからない理由が思い出されるのは砂浜かも知れないと海へ向かう 。

干からびた岩場の上に白い鷺は羽を休め、若い母と子が浜辺で ....
やっと今日の仕事が終わった



選び間違えた 水の様なアイスコーヒーを飲み干して外へ出る


工場の騒音のなかで暮らしていると帰る頃には
虫の音なのか 耳鳴りなのか全く区別がつか ....
特別養護老人ホームで
夜勤のアルバイトをしている

夜勤明けに施設の門を潜ると
男子高校生が
度胸試しに
施設から出たゴミ袋
すなわち
うんこ山盛り袋にタッチしていた

元気な俺な ....
虫の鳴き声がする

星が動くように見える

夜の高くを

何処かのひかりを

吸った雲が流れていた


別れ話のそのあとには

永遠のふりをした

永遠でないものが

 ....
おそらく
それが見ず知らずの善良な動物の皮であった
という
ひどく生々しい事実にもたれながら
わたしが
しらずしらずのうちに
この足で踏みつけてきた
ものを想います

どうして
こ ....
その道の先

途切れた先に海があり
海を覆って空がある
空のなかには窓があり
窓のなかには月がある

その月の先の暗闇に
えも言われぬ雨が降る

二つを分けた雨雲の
そのまた先に ....
中速 4時間タイマーで
ぐるぐる回っている扇風機に 話しかけて みた

扇風機よ

ただ 回っていないで
一つ歌でも うたってみたらどうだ



首を縦に振った


 ....
ここがセンタ

底抜けの青

森の色した舌を抜き
口のあるかたまりに食べさせる
らーーーーーーーって笑っている
魂あるいは
原子



ラヴ



手の中で数 ....
晴れてるわけじゃないのに、文通の終わらせかたをしらない女の子のことを、友達のひとりがまぶしいって顔で座薬とよんだら、女の子と文通をはじめて三年が経っていた、突き出た頬骨にできるニキビを潰すように .... 古いフィルムネガ
光にかざせば
見知らぬような

ああ 確かに私だろう

こびと専用の夜行列車の小窓の中で
かすかに笑っているようだが
それは条件反射の類だろう
本当に可笑しい時は ....
ねむる人から
わずかに死がにおっている

うなじにくちびるをつけ
愛してやると
その背中に
にじむように命が動いている

ねむる人よ
安らかに
いまは死のふちをなぞっておいで
皆に大切にされ
心を砕き、
言葉をかけてくれる。
夢を見せてくれる。

人を大切に思い
言葉を選び
共に尊重する。
互いの幸せを願う。

プレゼントをして
喜ばれ涙する。
自分 ....
  ひだまりのなかで
  かなわない夢をかぞえて



  暮らしたいのです
  ねむたくなるくらい
  語りあって、
  愛しあって、
  傷つけあって、



  ....
人が目で情況を把握するように

犬は鼻で情況を把握するのだそうだ

でも飼われた犬は人にならって

目で情況を把握し始めるのだそうだ

私はしばらく犬になってみよう


匂いで思 ....
おばちゃんは小気味よくステップを踏む

一秒たりとも無駄にせず

牛乳や豚肉、キャベツや卵を

カゴからカゴへ

手をかざすかのようにバーコードを読み取り

お会計を済ましていく
 ....
青い空を切り取って
それも丘に埋めたのだ
まるでお前の目のような
きれいに澄んだ青空を
果てなく自由な青空を
閉じたお前の目の為に

春が来れば
硬くお前の口一杯に
詰まった土も温も ....
私はアメリカで産まれました。
20才まではアメリカ国籍を持っていました。
いわゆる2重国籍です。
今はただの日本人です。

幼稚園ではドイツにいました。
夏休みにフランス、イタリア、スイス ....
明日はもう
ここにはいないし
雨も降りそうだし
こわいから
食べて

そして
明日になったら
明日のわたしを
食べてね

梨の花に囲まれて延びる
二車線の県道を通って
家に帰った
その時に好んで聴いていたのは
Eaglesの
hotel Californiaだった

一日をじんわりと焼いて終った夕陽が ....
「ゴローちゃんの時と違って本気なの」
「私は貴方が好きなのよ、どうなのよ!」
「好き好き、私のタイプ」
「友達じゃ嫌だ、恋人でないと。」

昔の事だ。優秀でかっこよく痩せていた。
未来も輝 ....

かまきり が袖を引く
貧弱な鎌をカフスに突き立て
出勤する私を引き留める
そんな鎌じゃ 草も刈れまい
まして人間なんて 狩るもんじゃあ ないよ
生地がいたむから 
その鎌 どけておく ....
会社での10時休暇は10分間なのだが 実際座って毎月ひとり500円の会費で出てくるお茶菓子でお茶をすすれるのは ほんの数分だけなのだが 会話は有る。

今日は東京スカイツリーのおみやげの ヒョウ柄 ....
宣井龍人さんの自由詩おすすめリスト(2474)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
オーライ- 吉岡ペペ ...自由詩412-10-20
冬の朝の畳- そらの珊 ...自由詩1012-10-20
我執- 三田九郎自由詩2*12-10-20
生活の質(QOL)- ペポパン ...自由詩1012-10-20
(仮)- sample自由詩6*12-10-19
- 小原あき自由詩8*12-10-11
約束- かんな自由詩4*12-10-9
すじ雲- 灰泥軽茶自由詩13*12-10-9
&_bottle- アラガイ ...自由詩13*12-9-26
駐車場の月- ぎへいじ自由詩13*12-9-26
うんこ- 一 二自由詩27+*12-9-26
永遠- 吉岡ペペ ...自由詩312-9-24
わたしもまた一枚の皮張り- そらの珊 ...自由詩912-9-21
犬と鳥- ……とあ ...自由詩14*12-9-20
夏ばて- ぎへいじ自由詩5*12-9-20
チルドレン- 平井容子自由詩1012-9-20
習/光と熱。力と音。- ズー自由詩3*12-9-19
銀塩写真- そらの珊 ...自由詩14*12-9-19
ねむる人- はるな自由詩812-9-19
幸せ- ペポパン ...自由詩7*12-9-17
ひだまり- 草野春心自由詩612-9-16
犬になってみよう- 吉岡ペペ ...自由詩912-9-15
レジおばちゃん- 灰泥軽茶自由詩9*12-9-15
兵士の為のピエタ- salco自由詩19*12-9-14
元アメリカ人- ペポパン ...自由詩4*12-9-14
たべて- はるな自由詩512-9-13
あんな思い出のせいだろう- 飯沼ふる ...自由詩212-9-11
昔の栄光- ペポパン ...自由詩4*12-9-11
かまきり- りす自由詩16*12-9-11
そして今日は- ぎへいじ自由詩4*12-9-10

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83