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{引用=夕涼み}
薄暗がりがそっと首を絞め
あなたは鬼灯を見た
決して強くはない抱擁で
皮膚一枚を越えられず
互いの頬に帰依するように
自分の愛と思える部位を自分で弄って
記憶に補正され ....
二〇一七年四月一日 「ある注」
ディラン・トマスの268ページの全詩集のページ数に驚いている。こんなけしか書いてないんやと。散文はのぞいてね。こんなけなんや。ぼくはたくさん書いてるし、これ ....
二〇一七年三月一日 「ツイット・コラージュ詩」
ブックオフで、ぼくの持っている状態よりよい状態のカヴァーで、フランク・ハーバートの『神皇帝』第一巻から第三巻までが、1冊108円で売っていた ....
二〇一七年二月一日 「ゼンデキ」
徹夜で、イーガンの『ゼンデギ』を読み終わった。うまいなあと思いつつ、もう少し短くしてよね、と思った。まだ眠れず。デューンの『砂漠の神皇帝』でも読もうかな。 ....
二〇一七年一月一日 「なんちゅうことやろ。」
きょうはコンビニで買ったものしか食べていない。
二〇一七年一月二日 「恩情」
なにが世界を支配しているのだろう。お金だろう ....
二〇一六年十三月一日 「廃語霊。」
な~んてね。
二〇一六年十三月二日 「こんな科目がある。」
幸福の幾何学
倫理代数学
匿名歴史学
抒情保健体育
愛憎化 ....
二〇一六年十二月一日 「不安課。」
きょうは、朝から調子が悪くて、右京区役所に行った。
なぜ、調子が悪いのか、わからなかったので、とても不安だった。
入り口に一番近いところにいた職員 ....
二〇一六年十二月一日 「不安課。」
きょうは、朝から調子が悪くて、右京区役所に行った。
なぜ、調子が悪いのか、わからなかったので、とても不安だった。
入り口に一番近いところにいた職員 ....
二〇一六年十一月一日 「いやならいやって言えばいいのに。」
えっ
まだ高校生なの
そういえば
なんだか
高校生のときに好きだった
友だちに似てる
あんにゃん
って ....
二〇一六年十月一日 「至福の二日間」
きのうと、きょうと、ずっと横になって寝てた。お茶をひと缶のんだだけ。いっさい食事せず。ただ眠っていただけ。しかし、まだ眠い。睡眠導入剤が強くなって、し ....
サザエさんの一家ならソフトウェアにしのばせて歩けるやさしい世代だからわかるよね。 クレヨンしんちゃんのママなら浮気してもいいかな。セクシーで小股キレそうだから。あとで毒を盛られてしんちゃんのしてや ....
ああ
初々しい顔して
夜が来た
ひんやり涼しい
風も吹く
向かいの家では橙の
灯りが点り
人影が
それは忙しく動いている
わたしは独り寝の床を整え
さっきからじっと座っている
昼 ....
考えている 詩の文章に 目を閉じている
車の窓の 遠くの方から 音がしてくると
僕はまだ少なからずの友達がいた頃を思い出すのだ
窓を開けて 部屋の中から 顔を見せては
感じていた 生きているこ ....
信じてほしいなら
君から私を信じて
いくら利用されたって
私を信じ抜いて
まずはそこから
まことしやかな雑念も
ふざけたニュースも
アンテナが避けて行くから
気づい ....
みしらぬ女性に
あいさつした
「知っていますよ
あなたの事は」
と彼女はいう
ぬるっと
眼球が飛び出し
アジサイの
葉っぱを
はって
溶けた
....
結婚して家族持ったら
家が欲しくなってしまった
ローン組んで家を買った
それからローン返済が優先順位一位になった
ローン組んで家を買ったら
生活が地獄になって
前が見えなく ....
ぜんぶかなしい
みようによってはぜんぶがです
メーテルがねむる冥王星のしんとしずまった氷の平原にみんないる
そうしてひとつずつの青白い炎がぼおっと点って
それらはまじわらない
ひどく ....
叔母さんのお葬式の日
その娘であるいとこが言った
お棺の中に手紙を入れてもいいんだって
良かったら 手紙を書いてくれない?
控え室に便せんとペンが用意されてい ....
二〇一六年九月一日 「断酒」
FBで、しじゅう poke される方がいらっしゃるのだけれど、正直、返事が面倒。すてきな方なので、「poke やめて」と言えないから言わないけど。
9 ....
朝から電話が鳴りやまない
短時間で切るには
黙って聞き手に徹するしかない
ハイ ハイ 以外言葉を忘れそうになる
自分と違う意見を耳にするのが
これほど忍耐 ....
{引用=微風}
うすくなった髪をそっと撫で
朝の風は水色の羽ばたき
幼い接吻
この目が見えなくなっても
耳の底が抜け
全ての言葉が虚しく素通りし
鳥の声すら忘れてしまっても
変わらずに ....
母親のお腹の中では胎児だった私は
待機期間をじっと待って
晴れて産道を通り抜けた日の事は
記憶の黒板に何も書かれてなかった
果たして私の記憶の黒板に
最初の文字が書かれたのはいつなのか
....
真夜中が近づいている
ゆるやかな風が吹いている
ベランダに出て夜風にあたる
街灯の列が何処までも続く
なんて素敵な夜だろうと思う
昼間森で見た紫陽花の群落が
今頃青く光っている
風は優し ....
心 ギュッてして?
体 キュッてして?
今 まさに その時なの
時計の針が二人をジャマする
ヤキモチやきの時計だねって
二人で笑って
なんとなく
心 つねって
体も ....
二〇一六年八月一日 「胎児」
自分は姿を見せずにあらゆる生き物を知る、これぞ神の特権ではなかろうか? (ミシェル・トゥルニエ『メテオール(気象)』榊原晃三・南條郁子訳)
二 ....
{引用=少女アデリーの失くした人形のために}
暑い日にはアスファルトに足をとられてしまう
あえぐ憐れなペンギン
目標を喪失した花鋏
放置されたまま錆びて行く殺意
間の抜けた 横顔の
驚きで ....
ここらで
咲かんと
いつ咲くんや?
咲き時
間違えてまうねん
そんなん
命とりやで
つぼみのまま
枯れたら
どうすんねん
ドライフラワーにでもして
成仏させるんか?
....
それから
足りないものを
探して
どんな決まりも守らなかった
そして
小さな指輪が取れなくなった
どこから帰っても
この部屋の窓からはなにもみえない
割れた備前焼の茶碗が
....
ペットボトルの口が開いて
水蒸気舞い上がればイルカが波に乗ってやってくる
街のカラスが餌を探す
幼虫は産声を上げるその時をじっと待っている
怪しくもない人々が夜を擽るのは 塵
....
「よぞら」
星のひかりとぬくもりを
お湯に照らした星たんぽを
かぜをひいているあなたの
足元に
しのびこませて
消えていく
のを、桜の花びらを
鼻にひっつけてしまった
黒 ....
宣井龍人さんの自由詩おすすめリスト
(2491)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
跋扈ちゃん
-
ただのみ ...
自由詩
5*
21-8-14
詩の日めくり_二〇一七年四月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
21-8-9
詩の日めくり_二〇一七年三月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
21-8-2
詩の日めくり_二〇一七年二月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
21-7-25
詩の日めくり_二〇一七年一月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
16*
21-7-18
詩の日めくり_二〇一六年十三月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
15*
21-7-11
詩の日めくり_二〇一六年十二月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
16*
21-7-4
詩の日めくり_二〇一六年十二月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
16*
21-7-4
詩の日めくり_二〇一六年十一月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
21-6-27
詩の日めくり_二〇一六年十月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
21-6-21
漫画満載曼荼羅
-
アラガイ ...
自由詩
14*
21-6-18
独り寝の夜
-
ひだかた ...
自由詩
5
21-6-17
詩と窓の外
-
番田
自由詩
4
21-6-17
宗教的概念
-
花林
自由詩
4
21-6-17
あいさつ
-
ナンモナ ...
自由詩
11*
21-6-16
家が欲しくなって
-
こたきひ ...
自由詩
3
21-6-16
メーテルがねむる冥王星のしんとしずまった氷の平原に
-
道草次郎
自由詩
2
21-6-16
手紙_________─_人を悼む_─__
-
Lucy
自由詩
7*
21-6-14
詩の日めくり_二〇一六年九月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
21-6-14
缶コーヒー
-
佐白光
自由詩
2*
21-6-13
微風・反転・漏出
-
ただのみ ...
自由詩
4*
21-6-12
世が明けてくる
-
こたきひ ...
自由詩
3
21-6-12
夜の意識
-
ひだかた ...
自由詩
5
21-6-11
おしまいっ
-
花林
自由詩
2
21-6-10
詩の日めくり_二〇一六年八月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
21-6-7
嵐と晴天
-
ただのみ ...
自由詩
6*
21-6-6
笑ってたいやん
-
花林
自由詩
4
21-6-5
こどくな蝶
-
秋葉竹
自由詩
7
21-6-4
かけひき
-
アラガイ ...
自由詩
14*
21-6-3
春だった_ツイッター詩
-
田中修子
自由詩
8
21-6-2
1
2
3
4
5
6
7
8
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