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もう
なつの光が消えてから
七年がすぎて
あれほど
うるさく
見舞いにきていた テントウムシも青空も海も風も
すっかり
あなたを
忘れてしまって・・・

もう
あの日から
七百 ....
手のひらは差し出した
昨日へと潜水し
やがて沈降に向かう
腐った魚を
捕まえようと


そこは夢精の海
繰り返される
日々が溢していった
鈍い光の残像
甘い果肉の歯触りと
悲哀 ....
少女達は駅の回りでたむろしていた
少女達は皆乾いていた 
全てのものが無機質な情景の中で
既に前からそこに居たように乾いていた

見えない虫の魂がボウと浮かび上がり
それはまるでカゲロウの ....
宣井龍人さんの自由詩おすすめリスト(2493)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
忘れ去られる・・・ひまわり・・・の- 草野大悟自由詩5*12-5-15
深海- 飯沼ふる ...自由詩312-5-15
乾いた少女達- 山人自由詩10*10-11-4

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