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眠くてたまらない
朝が早かったからだけじゃなく
たとえようのない疲労感
泥沼にひきずりこまれるような
けだるさ
今の目
きっと死んだ魚のよう
濁って ....
土を掃い
葉を食む
鈎針の手入れは怠れない
おならの匂いで健康チェック
「良」
太陽は三重丸
シトリンの ....
くり抜かれた 口
墓のない 足 が
まじないを 諭す
延びて来る真っ赤な歌
電車を塞ぐ
幾すじ もの 人柱
青は赤へ
赤は青へ
そこは どこへ 行く
それは 空虚へ 落 ....
汗臭いほんとうのことにはもう付いて行けず
けれど 瑞々しい嘘をよけながら
照れ笑いで誰かと話すのが好きだ
政治とか宗教とか戦争とか
どうだっていいことじゃないからつまらないんだ たぶん
....
今夜は寒いから 風邪を引かないようにね
って 紫煙 を吐きながら
遠くの 空 に向かって吐き出す
星が 綺麗な 夜
君と 恋人 になってしまったら
きっと何も 喋れなくなってしまう
君 ....
多くのヒトにとってみれば
他愛のないスポーツニュースに違いないプロ野球
ストをするとかしないとか
チーム減るとか消えるとか
よくある合理化
よくあるリストラ
別にたいしたことじゃない、と
....
(おとなりのワンちゃんは犬次郎といって
生れたときから
ネコとばかり暮らしてきたので
自分がネコだとかたく信じています
イヌがやって来ようものなら別の動物ということで
ワンワン ....
自分を貫くたびに 想う
釈迦の手の平の上で踊らされている 自分の姿を
ほうっておかれて、いいのだ。
忘れていてくれたほうが
ほっとするのだ。
猫じゃらしなんかを
そよがせて
雲の影を
ひたいに映して
空想していたいのだ。
うっかり逆方向の快速列車に乗ってしまったり
足の小指をイヤというほどタンスの角にぶつけたり
外出直前どこを探しても財布がみつからない
そんな時
母の背中を思い出す
ぼくと弟がびりびり ....
昼ごはんのあと
かたづけがひとまず済んだ
うす明かるい台所。
水切りかごの中には茶碗や箸や
小鉢や玉杓子なんかが、
伏せられて
おとなしく乾くのを待っている。
毎日なにかしら、人の手が触 ....
台風一過、朝寝坊をひっぱって、眠りの水面から浮上、ざばっと目蓋を開いたら、
窓には洗いたての青空一枚(梢のふしゃふしゃした陰影と、ひとひらの雲も泡立てたばっかり、といったところを添えて)光って遠くに ....
さみしさが
キラキラと
まどガラス
はりついて
まどガラス
すりぬけて
よるのまち
とんでった
さようなら
このぼくの
さみしさよ
さようなら
めを ....
強い風のなかを
持ち上げるように
持ち上げられるように
地面 空気 歩むもの
地面 空気 馳せるもの
ゆっくりと肩いからせる動きたち
風にぎる指へと伝わってゆく
....
私は知っていた
この部屋に積もる埃全てに意味があることを
皮膚をかきむしってもかきむしっても
私の皮膚がぽろぽろとこぼれるばかりで
わずかに血がにじむだけであることを
睡眠薬の眠りは決して
....
いきているのが つらい
それがあたりまえの じだいになった
あたらしい じだい
あたらしいこころを みたい
きれいなせかいとは
どんなものか みたい
さしし ....
初めに家に招くとき
<布団
リモコンが効く場所と効かない場所があります
<ここ
君は隅で寝るかも知れない
枕を出すか出さないかは自由
....
空夢に遊ぶ僕は
朧気な虹を
鮮やかに刻んだり
君に重なり
君の細胞に潜り込んだり
単純だけが
意味を持つ世界を歩いたり
何億分の一秒を
じっと見つめたり
....
宵闇、
五線譜の電線 で
輪郭のぼやけた影だけの鳥たちが奏でるのは
誰かの
失くしてしまった、声
あるいは、足音
にも 似て
道しるべにするには あまりにも
不たしかな
風通しの ....
暗い空に
そびえたつ建物のシルエット
まるで怪物のように
たちはだかっている
立ち止まるな
わたしの足
家はもうすぐそこ
怯えるな
わたしの心
たかが建物の影じゃ ....
母さん
ぼくの血は
あの鳩の眼よりも
薄い色なのですか
すでに色褪せてしまった繃帯が
風になびくのです
母さん
ぼくはまだ
あのデパートの屋上で
迷子のままなのですか
いまでも ....
といっても、
ママは本当には
死んでいない
はじめはゆっくりと
そのうち急速に
関節が曲がり、膜が張った目だけをギロギロと
なんだか得たいの知れないものになった。
小さく小さくなって ....
はじめてがいなくなってこまってます
なにしろそんなことは
はじめてで
自転車がなくなったら
あの公園がきゅうに遠く感じてさみしくなったみたいに
もしも神様がいなかったらどうしよう
....
振り返ればまだ貴方がいるような気がして 世界のどこかにいるような気がして 気が付けば貴方を探してる いないって分かってるのにまた振り返って胸のなかにあの痛みがよみがえる ....
先生を探しています
親のでもなく 夫婦のでもない
友のでもなく 隣人のでもない
わたしを愛してくれる先生です
誰にも他にも
眼差しを向けず
そらさず
わた ....
座った席があまりにタバコ臭くて
出てきたばっかりのお冷やに鼻をつっこむ
けどコップ内の空気は次第に減って
隣の母の煙が氷に足をのばそうとしている
あぁ、クラゲみたいね。
....
15:00
冷蔵庫が壊れた
ねえ 父さん
母さんが
今 通り過ぎましたよ
(新聞の音)
7:00
僕の洗濯機に
さわらないで
母さん
父 ....
塗り絵に多くの
期待をしては
いけませんよ
消えそうな手で
果てるまで
そういって命を乞うた
天花粉のけむり舞う
七百十号室は
発疹の若い火照り
八朔を剥く指も
ここでは何 ....
結局また
こんなとこに戻ってまうねん
て とむ が言う
ほんまの自由は
ここにあるさかいに
て じむ が言う
ぼちぼち が一番や
て言いかけた はっく ....
らじうむのように
見えない放射を
どこかから放つ
小さな石を にぎりしめて
とぎれた足跡の前で
ためいきする
存在よ
星の砕けた子どもたちに
時は過 ....
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