人様が死んだら
仏様になるというなら
神様が死んだら
何様にでもなるのだろうか

何様のつもり?
そう感じるのは
神をも恐れぬ態度だし
私の中にはおさかなが住んでる
ぴちゃん
揺れて

ねぇ、ちいさな音

震えるみたいな ちいさな音

怯えないで

高い音ではねるときもある

ぴちゃん
とがって

ねぇ、 ....
夜が明ける

東の空を赤らめて

陽が昇る

誰も知らない一日が始まる

泣いたり 笑ったり 妬んだり 

喜んだり 怒ったり 微笑んだり

生きる 生活を営む

始まりの ....
恋に落ちていくように、落ち葉も落ちていく。

あなたの世界にも、わたしの世界にも、ひらがなのように落ちていく。

詩が落ちてくる。小雨のように、ゆきのように、この場所に落ちてくる。
綺麗な植物たちのなか、言葉を忘れて、歩いていく
人であることを忘れ、綺麗な世界を歩いていく
「きれいな曇天だね」
僕がそう言うと君は笑って「綺麗にくもっているね」と言った
むすめの太腿にあるうす茶色な柔らかい痣と
ほとんど同じな色と形とおおきさの痣がわたしにもある
生まれたときからあって
したしく思ってる

むすめがいつか
科学者になっても 売春婦になっても ....
未来では僕の一生は黒歴史だ
墨汁で真っ黒に染めた問題用紙ぐらい黒い
でもその黒さが誰かに伝わればいいな 今のあなたや、未来のあなたに
僕に「生きていけ」って言ってくれたひとたちのように、あなたに ....
息をしている
すべてのものたちが
息という名の
うたをうたう
うたという名の
命を

深く
息を吸いこみ
ふくらんだ分だけの
息を吐く
そのあと
わたしのうたは
誰かの肺の中 ....
東京にゴジラが現れたとしても
北の国ではいつものように雪が深々と降る
明日は猛烈な突風も予想されるからと
二日分の食料品を備蓄して下さいと報道されたが
それは遠くアルゼンチン沖のせいなのだ ....
秋。
夕日がくたあーっと疲れてて
その肩を
もみもみしてあげたいなーなんて

でも夕日の肩なんかもみもみしたら
あったかくて思わず
夕日の背中に抱き付いちゃう

「ちょっとーちゃんと ....
荒地に影を落とす
赤錆びた
鉄の大車輪

電源ケーブルは
荒々しく切断されている

廃業した遊園地の大観覧車

そもそも
同じ軌道を
くるくる巡ることに
生産的な意味がある訳じ ....
テレビ番組に観たいものが
何ひとつない

インタ-ネットもすぐに
厭きてくる

やっぱり 平凡だが
話し相手がほしいなぁ

無駄話ができることほど
人生を豊かにするものは

な ....
待ち合いのストーブぽぽと音立ちて

くちびるをなめて駅舎の鳳仙花
冬めいて部屋に取り込む鉢ひとつ

冬めくも猫を{ルビ抱=いだ}いてミルクティー

くちびるが一番先に冬めいて

冬めいてなんの未練もない鳥よ

パソコンを切って冬めく夜を知る

手 ....
嫌な夢を見て、気分悪くても今日をやらなきゃ行けない。寒いけど
パソコンの使い方、よく分からない。結局windows7とwindows10どっちがいいんだ
浴槽に数がこびりついていて、スポンジと ....
やっと音楽が聴けるようになりました

心が世界を取り戻しました


誰もいないと思っていた私は
いつも誰かの手に繋ぎ留められて生きていました


私を信じてくださって、本当にありがと ....
うまい詩がかけなくて
詩の書き方をしらべようとしたら
詩の飼い方とうってしまって
なるほどなとおもった
もうそれでいいとおもった
満月をつまんで
ポケットにいれてしまう
冬を待たずに
眠ろうとするひと

わたしは紐を
片手で握りしめ
もう片方の手を伸ばしている
言いたいことがある
寄せたい頬がある
満 ....
夕日でなめした新しいくつは
みかん色
よい香りのお花の飾り
小さな蜂が蜜を飲みにくる、かしら

星空色したショゥィンドゥ
月かげさやかなすずしげライト
照らされて
するんと履きやすいく ....
メモ帳には自分のたくさんの一瞬が刻まれていて、その一瞬たちが、どこか人のいる場所に残ってくれたらいいなと思う 広い邸宅など要らない
ベッドは
身体を横に出来るスペースがあれば良い
食卓には
茶碗の置ける隙間があれば飯は食える
とうそぶいて

新聞が 雑誌が 広告が 
テーブルに積み重なり
ベ ....
新宿2 丁目の深夜4時に手を繋ぎキスをする男性カップルや東洋人や白人の若者達
路地にはビートが溢れ肩を組んでさんざめく不思議な人の塊を見つめている俺

生命は科学 を超えていつまでも謎のままでそ ....
 お伽話



銀河の向こうに君がいた
禁断の実は渦の中
迷い込んだら逃げ出せない
小さな小さな恋のお話しで瞼が閉じて
朝の雫が落ちたとき
ぶらんこに揺れながら笑う君



 ....
どんなことを言おうと
そりゃまあ 自由ですけどね
だからといって 妄想したことを
有ったようにしゃべりちらしちゃいけませんわな

妄想だよってしゃべりゃいいだろうな
想像だよってしゃ ....
いつも
未来を見つめているのですが

計画を練り 
ガムをかみながら
現在を過去に葬っていく

未来を見ていると
疲れるのでしょうか
そうともかぎらないようです

不意に
横か ....
開けた窓からの空気がつめたくなってきて
夜はすこんと訪れる
カーテンのふちを流れるのは金木犀
朝焼けにぽとぽと落ちた銀杏。
光を孕んでなおしずかな秋晴れに
かわいた体で転がったみたい ....
むらむらとするよあなたのたんこぶに



脱皮して甘いスープを飲んでいる



予知力に翳りが見えて冬支度



うかがった先生宅で池にポチ



お人形に羽が生えたの ....
「雨だれ」

幾多も宇宙が膨張しては落ちていく
手のひらに掬えば
昨日の私の涙みたいで
もしかしてこの中にあの時の自分が
小さくなって住んでいるのかも
瞼を閉じて
何度も聴こえてくる
 ....
捨てないかぎり夢の続きはついてくる
あきらめない限りことばの谺は響きつづける

僕の頭の中の世界図書館は閉鎖されたまま
精神の廃虚には孤独な回路が短絡を待っている

魂の階梯はかぎりなく地 ....
もっぷさんのおすすめリスト(1763)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
神様何様仏様- イオン自由詩3*16-11-26
おさかな- 水菜自由詩12*16-11-26
陽が昇る(生きる)- 星丘涙自由詩6*16-11-23
落ちて- 水宮うみ自由詩1*16-11-20
綺麗な休日- 水宮うみ自由詩2*16-11-20
きれいなそら- 水宮うみ自由詩1*16-11-19
痣とむすめと- はるな自由詩216-11-19
黒歴史!- 水宮うみ散文(批評 ...2*16-11-18
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錆びた観覧車- まいこプ ...自由詩5*16-11-13
塑像(七)_独り暮しの翁- 信天翁自由詩316-11-13
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冬めく- そらの珊 ...俳句14*16-11-5
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獣より- ゼロハチ自由詩3*16-10-30
詩飼いびと- 朧月自由詩516-10-29
満月に紐をつける- はるな自由詩216-10-26
新しい靴- ふるる自由詩416-10-23
思う- 水宮うみ自由詩1*16-10-22
狭い部屋- イナエ自由詩18*16-10-21
たちどまった日々- 梅昆布茶自由詩916-10-18
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指向性。または、発熱の日に- イナエ自由詩8*16-10-12
天変地異__あるいは- イナエ自由詩5*16-10-9
秋晴れ- はるな自由詩516-10-6
お前のツボ押してやろうか- ふるる川柳6*16-10-6
雨だれ他一篇- 乱太郎自由詩8*16-10-6
老いた水夫- 梅昆布茶自由詩1016-10-6

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