恋をして一つ前の恋古くなる前に進めば明るい日常

町歩き異国の言葉耳に残る何処の言葉か?英語ではない

夏休み宿題はすぐ終わらせる遊び疲れるくらい遊んだ

懐かしい本を手に取り読み進む昔よ ....
肺の中に巣食った僕の三つの驚きは
実は月の雫なのだと
いつの間にか飲み込んでしまった涙の欠片は
あなたから遠いところのノクターンの苦さ
これから先もいくつ回るだろうと思えば
月は微笑んで ....
日記書く今日の出来事振り返る天候荒れて台風のよう

鏡見て自分の姿観察し多忙な日々の疲労が見えた

夜中から雨が降り出し今も降る薄暗さから逃れられない

老朽化古い集合住宅に若者の声聞こえ ....
久しぶりに現代詩手帖を読んだら
なんにも響かなかった
という詩を読んで‪
なんにも響かなかった
というループ詩を読んで
なんにも響かなかった
というツイートを読んで
なんにも響かなかった ....
目の前に砂浜があり
海が広がっている

新しく建て直された旅館
清潔な雰囲気が
以前よりも強まっている

建て直す前のほうが良かった人
建て直された今のほうが良い人
宿泊客が増えたり ....
 さくら色の雪が降っていく。
 うす水色の空を埋め尽くすかのように、絶え間なく降っていく。
 ラジオから尾崎豊の卒業がながれてくる。

「今日の雪、なんかおかしくない?」
 ぼくは、左に首を ....
六つの舞曲があなたから贈られ
時を奏でる精霊に妬まれた
愛を歌う神話に戻ったような物語が
いま回転盤の針を震わせて
狂おしくヴァイオリンの音色とともに

目覚めると
珈琲の飲みかけのカッ ....
夏空がひろがる

口をあんぐりと空けて

空を見上げる

夏だなあ

夏空がひろがる

太陽が燃える

まぶしい

口をあんぐりと空け

手をかざす

夏にのみこま ....
もうこれで、と思ったときも
ページをめくると鳥がいた
青色の羽をしていた

羽毛が抜け落ちるのを
少し気にしながら
西日の当たる部屋
ソファの上で笑ったり

片方は詩人で
片方は旅 ....
雲の切れ間からのぞく青い空が
のびやかに光をかもだしている
瞬く間に過ぎてゆく梅雨の空は
いつの間にか泣き出した
あの向こう側に
泣かなくていい日があるのなら
心を置いてゆこう
君が優し ....
{引用=縄梯子少女はおりるどこまでも夢の終わりへ釦は落ちて
                 こもん}



stay to the end of June目の前に降りしきる雨数え終えるまで ....
あなたがあの夜話そうとしたこと

わたしは聞かなかった

朝になり、あなたはこの世界からいなくなった


あなたが名前を教えてと言っていたこと

わたしは教えなかった

夜が訪れ ....
今朝サンドイッチを食べていたときまでは
確かに僕は僕のものでしかなかったろう
いまこの個体は他人の手で弄られ
僕の不確かさを探している
血小板よりも小さくなった未来は
ぼんやりとした瞼の ....
電気屋で買う物なくても見て回る新商品を見るのが好き

穏やかな君の言葉が風になりそよ風と共に心を癒やす

秋来ても時々夏が顔を出すその回数は減っていく一方

別世界ではないけれどそんな朝一 ....
百に絶望し 一に救われる
それが私の日常

つらいニュースは他人事だ
殺人はおおかた身内の犯行で
政治もただの自分本位で

植物の一途さを
私たちは忘れてしまう

物質とはなんだ
 ....
繋がりのない低音の言葉ばかりだが
それでも今日は落ち着いて聞いていられる
これはあなたの心の交響詩なのだから
いくつもの楽器が奏でるように
あなたの感情はいくつもの思い出の多重奏
おい
 ....
六月。

見えない空に
ひらひら、

ただ、
ひらひらと
飛ぶものが見えるのだ。

きみの呼吸は
もう
止まりそうだけれど。
あなたが怯えていた八つの音符で紡がれた
そこにしかない織物は
夜の冷たい川でなんども染められた幻想の世界
そして聴こえてくる九つめの誘惑の叫び
異端の絵画に連れ去られていく眩暈を覚えな ....
街は揺れているだろう
茜色の飛沫と共に
ひとつ両手で掬ってみれば
紫陽花のように
移ろいでゆく陽炎
瞳に映る乱舞に
惑わされ
それでも飛び散る
飛沫は
明日を運んでくる

 ....
マスターに会った
仕事帰りの立ち寄った100円ショップ
たまたま見かけて追っ掛けてきてくれたようだ

グリーンのパジェロミニ
助手席にはkさん
マスターと一緒に
お店を切り盛りしてきた
 ....
制御のない朝の起動
太陽はいつまでも膨らみ
乱雑な鳥の鳴き声に光は拡散していく
二つの皿の擦れる音が
寝ぼけ眼の時間を砕き割り
名のない闘牛を歓声の輪の中に運ぶ

朝はこうして夜 ....
ミモザかなレンギョウじゃなしなんだっけ
エニシダの花あふるるデイケアの窓
施術台ホットパックして昼寝して
デイケアで居残りをしてバカンスや
お帰りの体操曲は白樺だって
さぶちゃんに白樺って曲 ....
とっくに終わったよと
あきれ顔で南の国に言われそうだが
待ちに待った開花だ
長かった冬に別れを告げる合図だ

こんにちは
思い出を咲かせる
友よ
ちいさな公園で
ブランコをこいでいる
あれはともだち

ほうりだされたカバン
あそびすり切れたクツ

おりおりのかわいい花
うつりかわる葉のいろ
近くなる遠くなる空
すりむいて熱い ....
光りが僕の身体を切り取り地面に張り付ける
重力に引っ張られ立ち上がることはない
そこにいなさいと蟻が行進する

夕日が沈み影が消えてしまって
もうそこには僕はいない
缶蹴りの音だけは
 ....
返された履歴書の裏に描く桜 玄関のチャイムが鳴って出ると
幼馴染みのおばさんが
手作りのプリンを持って立っていた
上がってすぐの急な階段には
いつの間にかサンタのプレゼントが置いてある
すぐ下の弟の部屋からは
サ ....
何かにつけて生きる生きると口にしていた
生を謳歌し人生と人間は素晴らしいと書き綴ったノート

思い返すに俺は生きていたいなんて
1ミリだって心の底から思っていなかったし
今だってそれは同じだ ....
失われた回帰線(そこは闇となって届かず
赤ん坊の泣き声だけが今でも響き
菜の花が一面に咲いて揺れる高原の陽炎
詩となる前の無数の言葉の散らばりがあって
繋げることがままならない僕がいる ....
みんなイイネなんか押してないで

詩でも書けばいいのに

似てるなにかに頷かないで

ちょっと違う!って叫べばいいのに

秒速5センチメートルみたいに

青春に恋はしたけど

 ....
もっぷさんのおすすめリスト(1763)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
懐かしい- 夏川ゆう短歌117-7-18
月の雫- 乱太郎自由詩10*17-7-17
老朽化- 夏川ゆう短歌117-7-11
ポエケットは両国で明日やるんだってよ。と書いたが、なんにも響 ...- 5or6自由詩217-7-8
旅館- 夏川ゆう自由詩117-7-8
GRADUATION- 草野大悟 ...自由詩117-7-7
パヴァーヌ- 乱太郎自由詩5*17-7-6
夏だなあ- 星丘涙自由詩5*17-7-6
空の教会- やまうち ...自由詩8*17-7-6
空の青に溺れる- 岸かの子 ...自由詩3*17-7-6
_stay_to_the_end_of_June- 本木はじ ...短歌517-7-3
- ゼロハチ自由詩217-6-30
探し物- 乱太郎自由詩10*17-6-27
別世界- 夏川ゆう短歌317-6-27
私を救うのは私- umineko自由詩10*17-6-26
交響詩- 乱太郎自由詩11*17-6-24
梅雨の蝶- 草野大悟 ...自由詩217-6-21
森の奥で- 乱太郎自由詩8*17-6-20
飛沫- 乱太郎自由詩12*17-6-18
マスターに寄せて- 梅昆布茶自由詩917-6-14
朝と夜- 乱太郎自由詩13*17-6-9
焔俳句_1__金雀枝(エニシダ)_10句- 鵜飼千代 ...俳句12*17-5-19
北の桜- 乱太郎自由詩12*17-5-6
さよならブランコ- 田中修子自由詩13*17-5-1
- 乱太郎自由詩10*17-4-23
- 水城歩俳句417-4-21
4月11日- フユナ自由詩7*17-4-9
ねえビュウ、大人になるってこういうことなの- 宮森竜自由詩117-4-6
失われた回帰線- 乱太郎自由詩6*17-4-4
みんな詩でも書けばいいのに- フユナ自由詩12*17-4-4

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