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テレビ番組に観たいものが
何ひとつない

インタ-ネットもすぐに
厭きてくる

やっぱり 平凡だが
話し相手がほしいなぁ

無駄話ができることほど
人生を豊かにするものは

な ....
     穏やかな風と光が
    丘のひだにあふれて
 卒寿の猫背を包みこむとき

おひとりさまのスライドには
しみじみとよみがぇってくる

    はるかに過ぎ去った
白い季節の ....
東海は 渥美半島の 砂山から
    真昼の渚に 乱舞する
  海鳥たちを ながめるとき
     太平洋を覆いつくす
    「悠久」のふた文字が
       こころにしみて 
    ....
野鳥のさえずりも途絶えたまま

モンスーンだけが闊歩している

年間 喪中の街並みがある

だが 木魚のひびきは まるでない
始発駅では
   カルマをコーティングした
        「時」が持てた
鼻毛をのぞかせ不精ひげのままで

途中下車駅では
   リグレットが闊歩した
        「空」が見えた
 ....
庭木ょ ごめん
   手術の破目にあわせてしまって
     たとえ ひっそりとでも
     隣家をお前さんが 覗きこむから

お前さんの将来をおもって
   居場所を決めてやっていれば ....
ノスタルジーでふるさとの家に「帰る」

リハビリで転居した庭園に「還る」

だったら・・・・・・     
    ほんとに「帰」「還」する
    
      ところは どこなのよ
 ....
午前中 遠くから響くから
   苦にはならない掘削機の音
午後になって 近くで聞くから
   苦になる草刈機のうなり
距離をおくのは いいもんだ
   なにごとも・・・・・

昼めしまえ ....
若さには
    演繹があるだろうが
老いには
    帰納がありはしまいか

神だとか 永劫だ とかを
    のどもとに貼りつけたまま
感謝と幸せの二言でまとめあげている

百歳 ....
はしゃいではいない
      だべってもいない 街なか
どうしたわけか
      申し合わせたように
町内が一斉に半旗を出している
   不幸・不運のそれらしき気配もないのに

そん ....
人工湖に仕立てられた
   用水池から漏れだしている
名前だけは一人前の川がある
   堤防にそよぎはあるものの
せせらぎはない
    はぜのかげもない

それでも むかしのおらのよう ....
いまにも蝉の初啼きがするかと思う
前線にさ迷い続ける梅雨の朝
四号公園にひとかげがちらつく
ベビーカーのわだち
飼い犬のあしあとを造って

婦人同士のこえが流れて消える
あるいは買い物の ....
    旅の車窓から柿の熟れた実がみえる
        あの家に あちらの家にも
    ことしは豊饒の年なのかもしれない
         楚々とした里山にともる
           原 ....
      にびいろの空がうつろに泪をためている
                      とき
              散策する縮んだ隻影は
          賛歌を忘れて灰色の血を吐 ....
深夜のもがりぶえに鳥肌がたち
  どうしても探しだせません「気」の論理が
       聞きだせません「血」の鼓動が
       掴みきれません「水」の神秘が
              
 ....
      くすんだ街の屋根瓦を舐めまわす冬陽

   デビルの酌で酔っ払うプロムナードの枯れ葉

      祖母ゆずりの猫背に鞭をいれる空っ風

 温厚であってほしい地球に恐るおそるノ ....
              きのうは
      「時」から「空」へ昇った
          そして きょうは
      「空」から「時」へ降りた

と この他愛ないドグマを呟いた とき ....
         見限るようにも
また逆に 見守るようにも 想える
なんとも言葉にならない「もの」が
    いま つっかえ つっかえ
       のどをくだってゆく
        それ ....
もっぷさんの信天翁さんおすすめリスト(18)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
塑像(七)_独り暮しの翁- 信天翁自由詩316-11-13
橘月- 信天翁自由詩1016-5-14
光のまつげ_(七)- 信天翁自由詩815-12-10
クォトレイン- 信天翁自由詩111-9-30
時のまどろみ(九)- 信天翁自由詩2*11-9-17
贖罪- 信天翁自由詩211-9-12
時のまどろみ⑦- 信天翁自由詩111-8-30
自己満足- 信天翁自由詩211-8-24
時のまどろみ⑥- 信天翁自由詩111-8-22
寄り縋る片蔭(十)- 信天翁自由詩2*11-8-12
寄り縋る片蔭(八)- 信天翁自由詩211-8-6
血のあがき(六)- 信天翁自由詩1+*10-7-7
Traveler(9)- 信天翁自由詩2+*09-7-8
微吟(三)- 信天翁自由詩108-5-4
Trembling(7)- 信天翁自由詩1+07-12-6
エチュード(十)- 信天翁自由詩2*06-12-7
手を出して掴まんとすれば- 信天翁自由詩1*06-11-28
vagabondの詩(うた)⑪- 信天翁自由詩1+06-4-22

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