アップデートに本体が耐えるかどうかが心配なんだが
そんなに最新のVer.でいきてゆける訳ではないんだ

情報格差とは素敵すぎる造語で仕掛けられた欺瞞なんだろう
いつも調整しながら生きている老体 ....
世界は暑くなりすぎだね。っていうあなたの涼やかさ。シャツのなかに風を飼ってるみたいで良い。
そうだねってわたしは言うけど汗でべたべたになった手がすべってつかまってられない。わたしは季節をすべりお ....
ただしい農場では
ただしい青果が生産され
世界をよりただしくしてゆくのだろう

おびただしいひとの群れは
おびただしい愛の定義をつむぎだし
世界をより美しいものにしてゆくのだろうか

 ....
つむじまがりのへそまがり
ろくろっくびのしんせきか

すっぴんびじんはどこにいる
夜盗のはびこるこのまちで

つけまとフェイクでまどわして
やっぱりあなたはいいおんな

ついでといっ ....
とても大切なことをわすれて
とても大好きなひとをわすれて
それでも生きている

あたえられた課題を
こなせない生徒のように

やっぱり不器用でふまじめで
廊下のすみにたたされているんだ ....
僕に関係の無い人が笑っている
僕に関係の無い人が泣いている
僕に関係の無い人が風に揺れている
僕も少し風に揺れながら口を開けて
あの日のことを思い出そうとしている
あの日、が何のことなの ....
解放の日の記念にミネストローネをつくりたかったんだ

なにからの解放だってきかれても
僕にもよくわからないんだが

とにかく野菜は自然主義者で
そのおだやかな主張を胃袋におさめたならば ....
私が知りたいのは常に一つのこと
あなたが哀しみを哀しむとき
遠いどこかで雨はブルース
青い道に波が響いて
ぬぐう頬にはあかねさす
ライトは一定の冷たさで照らす
誰かの血を
誰かの非を
 ....
ぼくの家には湿度計が必要なんだ
ウエットなときには彼女とけんかするから

ぼくはすべてを知る職人になりたかった
ぼくはすべてのものを所有したくなくて

変化するものが大嫌いで
でも固定さ ....
ときどき旅に出る
バスあるいはロマンスカーで

目的地を通り越して
家に帰るために

ごくまれに家出する
抵抗あるいは革命のために

気恥ずかしい迂回の末
家に帰るために

 ....
かろやかに壊れゆく春の記憶は

描かれた風景に変換されて

消えてゆく

ひそやかな時はうつりゆき
しろい指のかたちだけがのこる

春が終わってまた誰かの消息をたずねる

夏が終 ....
タイトでスリムなロックも好きだ
小口切りでほろほろとしたねぎのような

軋轢がないように
段差もないように

僕たちはいつも童話を読んでいる

革命を夢みることもなく

ただの日常 ....
くちづけは乾いていて
忘れたころに香る
五月の庭は騒がしく潤み

ひらくたび
こまかく傷ついていく手のひらで
世界を泳いでいる
まだ知らない
なにも知らない
溺れるように街を掻き ....
皮肉をいわなければ死んでしまう貝があって
それはそれで良いだろう

まっすぐな誤解はいつも答弁を
許してはくれないから
せめて僕を許してくれないか

家を売らなければならないヤドカリ
 ....
ねむたいゆうやけに染まる耳たぶや
肌にしずんだ模様
しろい壁とかアイロン台
日々にしわをつける音楽たち
金曜日にもえるごみをまとめるのとおんなじように
ぜんぶ捨ててきたのだ
かわいいく ....
とっておきのあさの光が
僕を縛る時間

誰も所有できない
ふみこめないさんくちゅあり

貧しいどうしのペアが家族なのかわからないままに
半年をへて風化してゆく朝の価値とは無関係な

 ....
誰もいない夜に話す
誰もいない国に暮らし

夜のない国に住み
誰もしらない人と
誰もしらない言葉で

どこでも無い場所に住んでいる

彼女のいる部屋で
あるいは彼女がいること ....
僕たちは飽和のなかでなにかを学んでゆくあるいは欠乏のなかで

僕たちは清潔な生活を棄て快適で不潔な世界を夢みている

僕たちは邪悪な想念をふきこまれて育った孤児なのだろう

首都高の霞ヶ関 ....
春、また
海のない街で
想いで腫れた胸のうちはまだ
ことばにならない

ばらが枯れ あじさいが枯れ
百合が枯れ 菊の花が枯れ
それでもまた 蕾がふくらむ
風が行き 雨が落ち
 ....
せまい巣箱で
愛を買い
そして死なせた

原液に
浸っていく翼をみて
いやだと言ったのは
誰だったか
それとも
愛だったのか
とてもちいさな出来事が積み重なってものごとが見事にできあがり
それがとても不思議だったりもする今日この頃です

僕の押入れの中に隠された凶器みたいなスケートボードはいつも
わくわくする坂を滑り ....
素直に生きる
シンプルに考える
ありのままを感じる

日常生活を楽しむ
心から幸せが湧き出す

考えすぎて
現実を複雑にしたり
迷路にしてはいけない

迷路になれば何が何だかわか ....
シャンデリア
                    空のにおいが
なないろの真珠になって
くもの糸にきらめく朝、
なつかしい音楽を
聴いた。

それは
くさむらか ....
まちに心をゆるすのって何日目くらいだろう。300日とか、500日とかそのくらいかな。冬の洗濯物のにぶい色って、(…)。休日は気がゆるむからたいてい体調がわるい。
むすめはソファで寝ている、なんか ....
沢山のチョコの種類が迷わせる入れ物も良く買う気にさせる

大雪を降らせた寒波去っていく日本列島白に染まった

大相撲力と力ぶつかった音が響いて迫力がある

最近は冬でも花火大会する夏とは違 ....
君と僕が

同じセーターを持っているのを

君も僕も

知っていて

僕が着た次の日に

君が着てくる

君と僕が

同じセーターを持っているのを

君も僕も

知 ....
最近あまり見かけない
石焼き芋の販売車

秋の深まりと共に
食べたくなってくる
甘味の強い焼き芋

枯葉など集めて
家の庭で焚き火して
さつま芋を焼く

良い香りが辺りに漂う
 ....
故郷に感謝の思い伝えたい育ててくれた町の環境

真似できない技術の高さ見学し職人たちの集中力知る

雪が降るそう聞いたけど降りはしない予報と違い気温が上がる

最初だけ人気があった観光地何 ....
約束が わすれられ ふるびて かわきながら
そこにあり続けるのを しっていた
バス停みたいに でん とつったって
おたがいに これからも
わすれられ続けるのだ

犬の絵の毛布が
 ....
時計のないまちを歩くと
歩数計が時間にすりかわる

きみの面影ばかりがやきついた瞳は
きょうも空疎で狭窄しているみたいだし

きのう人参畑だった農地には
いつのまにかウイークリーマンショ ....
もっぷさんのおすすめリスト(1757)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アップデート- 梅昆布茶自由詩14*18-7-17
みてもいいしみなくてもいいのこと- はるな散文(批評 ...418-7-5
気流- 梅昆布茶自由詩1118-6-26
へそまがり- 梅昆布茶自由詩718-6-24
大切なことをわすれて- 梅昆布茶自由詩1418-6-11
さよなら- たもつ自由詩2418-6-8
ミネストローネのうた- 梅昆布茶自由詩1218-6-4
私が知りたいのは- ふるる自由詩518-5-30
湿度計のうた- 梅昆布茶自由詩818-5-26
- nonya自由詩24*18-5-20
ねむり姫のうた- 梅昆布茶自由詩1018-5-20
僕たちはいつも童話を読んでいる- 梅昆布茶自由詩418-5-7
くちづけ- はるな自由詩718-5-1
南街のうた- 梅昆布茶自由詩818-4-30
ねむたい__ゆうやけ- はるな自由詩518-4-21
- 梅昆布茶自由詩518-4-21
- 梅昆布茶自由詩318-4-17
暇つぶしに- 梅昆布茶自由詩618-3-27
- はるな自由詩1218-3-17
巣箱- はるな自由詩618-3-10
まいにち- 梅昆布茶自由詩1218-3-7
迷路にしない- 夏川ゆう自由詩318-2-17
シャンデリア- 草野大悟 ...自由詩618-2-16
日に焼けた床、むすめのクロゼット、葉っぱをむしるのこと- はるな散文(批評 ...518-2-16
花火- 夏川ゆう短歌218-2-13
- フユナ自由詩5*18-2-12
焼き芋が好き- 夏川ゆう自由詩418-1-20
気温- 夏川ゆう短歌218-1-9
犬の毛布- はるな自由詩418-1-8
じゃあね!- 梅昆布茶自由詩14*18-1-4

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