今日も言葉と友達にはなれなかったな
何かしら考え思い発してはいるが
その場で消えていくものたちばかり
ああ
明日僕を叱るかもしれない友は
今度はどんな言葉で待ち伏せしてくるのだろう
やがて知ることにだろう 
わたしの真実


毒の入った林檎をいくつもしまっておいて
いつ胸の奥から取り出そうか
考えることはそのことばかりになってきた

沈黙の呪文がひしひしと忍び寄る ....
庄原の市街地にはカフェ多いお年寄りにも若者にも人気

天然の化粧水には愛がある純粋な愛肌を和らげる

お茶を飲みホッと一息つく時間無になる時間優しい時間

烏鳴き一斉に鳴き気が散った鳴いた ....
走り出す、走っていく、ぎこちなく、しかしそれは必然的に正しいポーズで。ニュアンスを放つ。蠢く、うねる。私がじっくりと存在をもっている。汗。無量大数なんていうまどろっこしい言葉を使わなくても、ゼロをいく .... 南瓜にも雄と雌あり味変わる雄はやっぱり甘味が弱い

サイレンが遠く聞こえる真夜中に不安が不安また引き寄せる

枯葉散る冷たい風に左右され木々が並んだ道は賑やか

木枯らしが吹いても部屋は暖 ....
熱帯夜で眠れない
汗が出るばかり

ベランダに出て星を眺める
都会の光は全く見えない
星が綺麗に見える

星を眺めて
夜風を浴びて
自然と一体化して

昔から人々は星を眺めていた ....
わたしの波長は沈む陽に重なり合って
ポチの波長は雑踏の音を消す

あなたの波長は銀河の渦から生まれ
冬の波長は生まれいづる幹の芽

わたしの波長はノイズのようで
あなたは綺麗 ....
同じ時間
電話越しに話す

真夜中に流れる魅力

魅力的なあなたの声
目の前で話している気分

昨日のドラマの話
あまり進展が見られず
退屈だったというあなた

同じ星空を眺め ....
落ち着いて深呼吸して素に戻る人に合わせる生き方終わる

扉開けその先にある雨の街橙色の建物に違和感

古新聞積み重なって重さ増す嫌な事件は心に重い

林檎飴すぐ飽きがくる濃い甘味林檎以外で ....
担当医患者の言葉聞き入れない自分の考え押しつけるだけ

文明の発展遅くさせているどんな未来が待っているのか

自動ドア開けば店の良い匂い老舗カレー屋の陽気な店主

何処いても楽園なのだと考 ....
詩情さえ
なくしていいと思っていた
このコンクリートの延長線に
あなたはいない
ひとりをなくした
世界のようなひとりを
なのに今夜は
少し明るい
月見草が咲いていて
私は詩を書い ....
暑い熱い夏

雨が降り夏が弱っていく
それを身体で感じる

気温は上がるけれど
色褪せたような写真に見える

夏の終わりの雨が
汗ばむ身体を冷やす

八月の終わりの頃
台風や雨 ....
遠い日が光になってやがて消え波に消される思い出の欠片

思い切り泣けば心は軽くなり小瓶の中の恋が弾けた

耳元で囁く君はロマンチックくすぐったくなる今宵のデート

ただ君と風に吹かれて歩く ....
ある日
歩いて近くの図書館に行った
詩集を一冊取り出して
椅子に腰掛けて
読みだした
十五分もたたずに
なんだか瞼が重くなってきて
あれれ
ふんわり
文字が
二重三重に揺ら ....
帰り道仕事疲れが顔に出る残業ばかり続いた九月

買い足した発泡酒ではなくビールたゆたう心悩みで重い

今日よりも明日のほうが奥深い味が変わって美味しいおでん

秋祭子供の笑い声疎ら自分の子 ....
君に誘われて
始めることにした交換日記
続ける自信はないけれど

何を書けばいいのかな
悩んでしまいすらすら書けない

君は好きみたいで
楽しんで書いている
その勢いに飲み込まれそう ....
趣味で生きているんです
死ぬこともできるかもしれないが

くだらなくとも
生きてゆくことが
せいいっぱいの趣味なんです

まだまだ生命活動を続けたいと
こころが言っているようなので
 ....
田舎の
海辺の町は

夏だけ賑わうことの証に
朽ちた郷愁を見せる

古びた町並みは
時代に忘れ去られ

潮風にさらされて
風化した屋根が
陽炎のように歪む

人も少ない真っ青 ....
私はわかっている
あなたの想いを

何年も付き合えばわかる

たまに些細なことで喧嘩しても
すぐ仲直りして笑顔になる

あなたの想いが
私に伸びてくる
私の想いとぴったり繋がる
 ....
あなたが両手で抱えている苦しみは
陽炎の中で揺れている紫陽花なのでしょうか
それとも
遥か遠くに見える積乱雲なのでしょうか

小さな水たまりに落ちた
一滴の言葉が一面に広がり
底なし ....
海が私のなかにある


遠くなる

遠くなる

私は昔ひとつぶの泡


私のなかには海がある

荒れ狂う

荒れ狂う

誰も知らない海の上で
私は嵐が過ぎ去るのを待つ ....
ちいさな日々がつみかさなってもやはりちいさな日々に
蓄積や安定はたいせつなものだが固定されたくないともおもう

前進とは終焉にむかうことなのかもしれないけれど
ビージーズも人生はレースではない ....
美味しそうな匂い
活き活きとした食材の色

料理を作る妻の後ろ姿
料理を一緒に作ろうと誘われる
教えてもらいながら手伝う

料理を作りたくなるような
雰囲気を持つキッチン
楽しさが増 ....
結びつけること

束縛であろうとちいさなゆびきりであろうと
いつもばらばらになろうとしているものを
とどめようとするきもちがすきなのだ

水引って結んであるでしょ
封印でもありたんなる飾 ....
夏を終え秋へと進むこの世界気温が下がり紅葉進む

連休の賑やかな声賑やかな街の雰囲気穏やかな心

大好きな人の笑顔を見ていたい未来を繋ぐ扉が見える

真夜中に何故か目が覚め眠れない過去に終 ....
紫色した小さな幸せ
どこにでも咲いている可憐な幸せ
嫉妬に狂わされるのは
あなたが娘のように可愛過ぎたから

花びらがいくつも咲いて
あなたはブーケとなるでしょう
すみれは
 ....
    頬を濡らすものを拭うこともせず
    ただ手放しであなたは泣く
    抱きしめても嗚咽はやむことなく
    わたしの肩が湿り気を帯びる
    体温の熱さが伝えてくるもの ....
     朝起きて顔を洗うとすぐに
     台所へと向かう
     目覚めのいい朝も、悪い朝も
     遅刻しそうなほどぎりぎりでも
     必ず台所へ向かう
      ....
ぼくたちは知ってゆく
ありのままではいられないのかもしれないと

人生でたったいちど編んでもらったマフラー
誰もほんとうのレストランを知らない

バイク乗りであまり街歩きもしなかったし
 ....
蒸し暑い梅雨時は アイスコーヒーに誘われて
そぞろ歩きで思い出の 海辺のカフェテラスへ 
  
グラスについた したたり落ちる水滴が
キラキラ光り  ささやきかける

それは遠い記憶の   ....
もっぷさんのおすすめリスト(1763)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おしかり- 乱太郎自由詩8*17-11-7
トロント行き623便- 乱太郎自由詩12*17-11-6
お年寄り- 夏川ゆう短歌217-10-31
飛ぶ- ピッピ自由詩517-10-25
南瓜- 夏川ゆう短歌117-10-24
星を眺める- 夏川ゆう自由詩117-10-14
波長- 乱太郎自由詩12*17-10-4
電話- 夏川ゆう自由詩217-9-30
林檎飴- 夏川ゆう短歌117-9-26
老舗- 夏川ゆう短歌117-9-19
今夜は少し明るい- フユナ自由詩13+*17-9-6
夏の終わりの雨- 夏川ゆう自由詩217-9-2
自然の音- 夏川ゆう短歌217-8-22
ある日- 乱太郎自由詩8*17-8-19
帰り道- 夏川ゆう短歌117-8-15
交換日記- 夏川ゆう自由詩117-8-12
趣味で生きているんです- 梅昆布茶自由詩2317-8-9
麦わら帽子- ガト自由詩19*17-8-7
あなたの想い- 夏川ゆう自由詩317-8-5
七月の夕立- 乱太郎自由詩6*17-7-30
ocean- ゼロハチ自由詩117-7-29
とっても小さな日々- 梅昆布茶自由詩1117-7-29
キッチン- 夏川ゆう自由詩417-7-29
水引- 梅昆布茶自由詩12*17-7-26
真夜中- 夏川ゆう短歌117-7-25
すみれ- 乱太郎自由詩7*17-7-22
夏の陰- 石田とわ自由詩14*17-7-22
ご飯と卵とわたし- 石田とわ自由詩9*17-7-22
僕のレストラン- 梅昆布茶自由詩1417-7-20
梅雨時のアイスコーヒーに想う- st自由詩317-7-19

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