1  君は知る テロリストの 卑しき心を 偽装は御都合 投棄は巧妙 粉飾見事に 抜け道を こよなく愛する 通人よ



2  民主主義には 懺悔なく 弔いもなく 我もなく 産業社会の 十字軍  ....
1 降り注ぐピの静寂

ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ
ピピピピピピピピピピピピピピピピ ....
空を泳ぐイワシに憧れて

いつか空を

そう想い続けてメダカは死んだ


夕暮れ時、縁側に

雨を告げる風が吹いて
 スワロー

 風と並んで飛んでいく

 どこへいくの

 なんておおきなお世話

 聞かないで

 って
 
 黒い羽

 なにを置いていくの

 スワロー

 ....
縁側で闇を見ている妹の白いうなじが僕を呼んでる


夏野山汗ばみながら駆けてゆくゆくえふめいの妹の兄


鉄塔の錆びた階段昇りゆく100階したから姉とは呼べづ


鏡台に映る妹べにを ....
  ここに入れるは可。人様に見せるは不可。

  
  ためいきのつば ここに吐き
  埋めます
  お酒も愚痴も吐きません
  一滴残らず 飲み干し

  目下のくま 色濃くでて
 ....
軒下で鳴ってる
縁側ではいつも同じ場所で躓いてしまう
窓は池
今日も小さな沈黙を保ち続ける
外の通りを
笑わない男の人が歩いていく
僕らの小学校
黒板の右、日付の下では
誰かが ....
わたしがそれを見つけたとき
わたしは28歳
離婚したばかり
バイトを3つ掛け持ちし
年下の男と暮らしていた

年金なんて払えなかった
でも先のことを考えると不安で
毎月5000円ずつ郵 ....
銀行員は、銀行員は、きっと詩人
だってあんなに恐い顔で
必死に電卓叩いてる

 八百屋さんは、八百屋さんは、きっと詩人
 だってあんなに大きな声で
 今日もお歌を歌ってる

  ....
女の残り香が飽和した部屋の片隅のベットを
夏が来る前にシングルにしよう
と決めてから

もう何度も朝日を浴びて
僕が寝返りを打つたびに
ぐっと沈み込みながら
男臭いにおいを嗅ぎ続けてくれ ....
周りが綺麗に見える日がある
みんなが綺麗に見えてくる日がある

そんな時
自分がとても醜い生き物のように見える
自分がとても汚れた生き物のようにも見える

どす黒く
心の奥底まで侵され ....
さびしさに
ひざをかかえて
タオルケットははいだまま
「る」の字でねむる

あの{ルビ娘=こ}は今頃
遠い空の下
今夜も誰かに抱かれて
求めあう「る」と「る」を
くみあわせてる

 ....
エレベーターに張り巡らされた毛細血管が
落下速度で波うっている
床の区画整理は大方終了し
換地では細胞がでろでろ
何故だろう
僕らはあんなにも愛し合ったというのに
上腕の発疹が赤らんでいる ....
銀河の天秤がゆっくりと傾いて
月がかろやかに昇ってゆきます
夏の星座の中心へです

澄んだ湖面は夜空をうつし
魚が背びれに月明かりをうけて
チカリ、チカリと輝きながら泳ぎ
まるで流星のよ ....
火炎
   のどから
      くラいひぇン
          太陽の
             のどの奥から
               ィ矢が出る
                ....
匂やかな雨は上がった
あと少しもう少しだけそばにいよう

この恋は長雨だった
そしてまた、乾ききらないこの道を行く

またふたり同じ{ルビ所=とこ}へともどる雨 
同じ海から
同じ空か ....
チンピラだ
わたし
声がもう
濡れてる

夏の
アスファルト
熱い
マンホール
開けて
野良猫を
放り込んで

自分も飛び込みたい

人が恋しくて
誰かにしがみつきたい ....
化石になった受話器から
感傷が漂って来る

あの日から忍び寄るいつもの夏を
おぼろげに感じかけた矢先だというのに
僕は夏を失ったのだ
あの日からという夏を


あの日
やがて歴史に ....
彼女が言う『私スポーツがしたいの』
僕が言う 『楽しいかな?』


彼女が言う『スポーツだからいいのよ』
僕が言う 『疲れちゃわないかな?』



彼女が言う『だって、汗 ....
二日目のカレーに冷えて立つ母は火に掛けて最早温まらず 「ママ、起きてよ!夜だよ!」
こどもたちの声がウルサイので、わたしはやっと目を覚ました。
こどもって、なんでこんなに毎晩早起きなんだろう。
そうか、夜か・・・。
そろそろ起きなくちゃな。
「 ....
耳たぶが
熱い


空調装置にたしなめられた
浅いシーツのような室内の夜には
昼間に溜め入れた太陽の
滴りそうに赤い耳たぶ一滴で
ベッドが太陽の海になってしまうのを
防ぐ ....
苫小牧の少女が一篇の詩を書き上げる頃
渋谷の未成年たちは今日の居場所を探す
小さなハコで鮨詰めになって揺れながら
沖縄の夜の珊瑚礁を思う
糸井川の漁村の少年は
明日の朝の漁を邪魔 ....
{dl}
{dt}いとう [23:02:23]{dd}いどー。
{dt}枕元京平 [23:02:34]{dd}イドー
{dt}片野晃司 [23:02:44]{dd}はやいないとうさん^^;
{ ....
 夕日からしたたる
 オレンジ色の果汁を
 黒いボンネットではじいて
 ハイウェイ

 海はぎらぎら
 一日のおわりに感動してうるんでるね
 世界が古びた写真みたいに染まる
 グラ ....
歩き出す 30分で寝るために回り続けた扇風機まで

売春で出会った君が好きだったロイズのチョコを噛んだりしてる

今一度死んでもいいというような気分で英語の授業を受ける

明日の朝、起きら ....
痛いのはきみだけじゃない
ナイフが肉を抉りながら言う
ぼくの死は無駄じゃないよね
血が空気に触れて固まりながら言う
ああこれでもう誰にも着てもらえない
シャツが真っ赤に染まりながら言う
 ....
ひつじが鳴いていた
ひまわりが咲いていた
人がいた 好きだった
目を閉じる
陽だまりのなか
明日なら
死んでも良かった
ぼくの肩に寄り掛かる君のrealityは電車の揺れにただただ脆い

「マシュマロのお化けを見たの」「恐かった?」「ううん、とっても気持ちよかった」

ぼく以上に何も持たない君はもう溶けてしまっ ....
食欲と性欲はよく似てる
お腹いっぱい食べても
違うタイプは別腹
だったりする

美形もいいが
知性も捨てがたい
体がいいのも魅力ですね
たまには若くてかわいいのもいいし
もちろんオヤ ....
木葉 揺さんのおすすめリスト(1400)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
霜月のペシャーワル- 呉汁±自由詩204-7-15
- ピッピ自由詩504-7-14
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スワロー- マッドビ ...未詩・独白304-7-14
夜光中- 本木はじ ...短歌3504-7-14
溜め域- 湾鶴未詩・独白404-7-14
メダカ風鈴と縁側- たもつ自由詩1504-7-13
フェンディの112万のコート- チアーヌ自由詩13*04-7-11
日々想々- たもつ自由詩904-7-11
さよなら- 窪ワタル自由詩32*04-7-11
I_see...- Lily of the ...自由詩6*04-7-10
「る」- 服部 剛未詩・独白31*04-7-9
夜更し- たもつ自由詩704-7-8
星の音楽- ワタナベ自由詩28*04-7-8
京都は乾いて六月に河原町を叩いて走る- 高橋正英自由詩14*04-7-7
同じ海から同じ空から- 伯井まな ...短歌504-7-7
チンピラ- チアーヌ自由詩11*04-7-7
種無し葡萄- 窪ワタル自由詩6*04-7-7
君はスポーツを- 自由詩304-7-6
キッチンにて- 窪ワタル短歌5*04-7-5
全日本夜更かし選手権大会- チアーヌ自由詩6*04-7-5
海と耳たぶ- A道化自由詩1104-7-5
遠い朝、泣かない夜- いとう未詩・独白21*04-7-5
リアルタイム会議室ログ7月4日- 片野晃司散文(批評 ...604-7-4
オルカ- マッドビ ...自由詩204-7-4
回り続けた扇風機- ピッピ短歌18*04-7-3
言い分- アンテ自由詩3*04-7-3
ひねもす- たもつ自由詩30*04-7-3
マシュマロのお化け- 伯井まな ...短歌604-7-3
別腹の君へ- チアーヌ自由詩7*04-7-2

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