先生 この前のテストは100点だったけどBでいいです先生私先生が好きです。


ラメ入りの少年 惚れさせてしまうのは男どもばかり 生理も来ない


触れてとは言わない言えないでも触れな ....
9月11日
学校帰りの地下鉄はいつも
ぎゅうぎゅうでみんな疲れてて きらいだ
でもそれが今日は少しやわらかな
そう、土曜日
休日の人もいるのだ
休日の人も



真実子ちゃん
こ ....
冷たい水やなあ

弟は、云うので、ぼくは

この辺りに、きっと井戸があるんじゃないかと思った

冷たいなあ
弟の赤い頬を見て、そういった

鋭い針を、ノドに刺しこまれるように、鳥は ....
それは私ではない誰か
窓際の花瓶の水を
新しく換えるのは
いつも気付かぬうちに


橙色の陽が差しこむ
開け放たれた窓から
手を振って身を乗り出す
あれは私ではない誰か


肌 ....
『愛』と言う名のエゴで、ずっと彼女を縛り付けていた。
この世から、解き放つことをしてあげられなかった。
彼女が亡くなってから、三年半。
ボクの髪は伸びつづけ、思いは強くなっていった。
周りを見 ....
小さな小さな
記憶の粒たちが

まるで雪のように
目覚めたての
僕に降る


だけどそれは
とても暖かで

だけどそれは
確かに優しくて


「おかえりなさい」
と ....
本日はお日柄もよろしく
押入れの中は相変わらずのじめじめ模様が続きます
いつまでこの暗闇の中でかくれんぼをしなければならないのか
親方にも僕にもよくわかりません
ただ、かび臭い布団や枕 ....
それを
望んでいると
思ったばかりの
ところに
球状の
破裂しそうな
言い訳が降りてくる

透明な空には透明な線がある
らしいけど
雲に紛れて今日も見えない
東経139度北緯35 ....
ぐらまらあす☆にあこがれてあたし
上京するゆめをみて、でも
起きたら痩せちゃってたー
こうゆうのもうちょっとやわ、
かみさま。


きみには哲学がいっぱいで
こんなうすっぺらなあたしの ....
路地を曲がると猫が居て
草をむしゃむしゃ食べていた

振り返る事三度目に
猫は小鳥になっていた

小鳥は小さく跳ねながら
水溜りの水を飲み
そのまま水に落ちてった


そ ....
静かな夏休みが終わった


波の音や
山の木々の葉ずれの音
動物の鳴き声
テニスボールがぶつかる音
のんびりした鈍行の行く音
渓流のせせらぎ
それからなんだっけ
釣りをしているおじ ....
倉吉病院にきちがいを連れて行くと5000円もらえる
倉吉病院の裏山には隔離施設と秘密の沼と竹林があって山を越えると
東伯郡になって梨園に出て夏になるとおいしく食べられる
竹林の奥の井戸のトタン板 ....
かなしみがとことこ
ひとりでにあるきだして

どこかとおい
うみにかえると
いいな


いとしさがふわふわ
かってにとんでいって

いつかどこかの
きみにとまれば
いいな ....
 
 
最後の頁は





いくつもの空を渡って

うたが

君の心へ届いたなら



いくつもの虹を越えて

ことばが

君の心へ入り込んだのなら

 ....
こんなはずじゃなかったんだよなあ
なんでこんなことになっちゃったのかなあ
おれ、飯が食いたくて
屋根の下で眠りたかっただけなんだよ

あーあ

えっ、ヤダヨ
おれ、撃ちたくないよ
あ ....
髪の毛が黒いからって
卑屈になることはないわよ
金色の美しい髪をなびかせて
女神がささやく
ふらふらと付いて行こうとしたら
いつのまにか小川の向こうの小径を
すたすたと歩いている
ぼ ....
チリチリと夕闇に焦がされる怠惰の うすい皮 夕闇に焦がれる ふたごころ
の隙間 巻き戻さなければ ほどけない完全犯罪


表皮の 残像の危うい目撃者 秘密の 未必の 耽溺の アリバイ


 ....
  

うみねこはねこじゃない
うみうしもうしじゃない
うみぶどうもぶどうじゃない
うみほたるは魂じゃない

そのほたるも海には帰れない


漁り火はほたるじゃない
燐光もほたる ....
いきものがいきものでなくなるしゅんかん
世界は
小さなポケットで
ゆりかごのたわめきで

いきものがいきものでなくなるしゅんかん
そらはそらいろ
うみはうみいろ
くももたいようも
か ....
あの日。

ある人に出会いました。

受け止めて、受け止められました。

何かが崩れていきました。

俺の中の空洞に何かが入ってきました。

その隙間は長い間何も入っていなかったせ ....
カメレオンになって秘密のいたずら
姿を隠してくすぐって
あなたの驚く顔が見たい
なんて天邪鬼
でもずっとはお断り
忘れられるのが怖いから
『みきくん、私たちの関係って一体なんなん?』



「関係に名前がなかったら、マユちゃんは人を愛することも出来へんの?」







実際あの頃はまだ若かった

幼稚園を ....
一つだけ失くすことより得るものの少なさならばもっと失え



きつねいろチーズケーキにのせすぎたペパーミントのばかあほまぬけ



宇宙から何も来ないと信じながらレモンジュースを挽いて ....
ゆびさきを、したさきを。するりと、ふれるかふれないかで、はわせるぼくら。しろいからさ。くろいからさ。いきつもどりつをくりかえして、どこかとおくへいこう。「あとじゅうねんたったら」っていって、そしていっ .... 陽も長くなって
もう無くなったと思っていた
花びらがみっつ
緑の Vivio T-top のフロントガラスで
ふわりとしていた


走り出すと
「春ですね」
って言って消えていっ ....
二時間待たされたあげく
僕はタクシーの助手席に通された
運転席の医者がちらりと僕のお腹を見ながら
おめでたですね、と言う
何か心あたりは?
そういえば確かに最近酸っぱいものの数ばかり ....
私の身体はやわらかい、
私の身体に剛い毛は生えない、
私の頬は滑らかで、
私の胸は満月の丸さ、
私の下腹には毎月ひとつの卵が生まれ、
そして死ぬ。

音もなく霜の降りる夜半、 ....
お母さんボクは東大にいきます
やりたいことがあるとか、ないとか
これからは好きなことを仕事にする時代なのだ、と
そんな黄色いハローワークで
幸せになれますか

お母さんボクは東大にいきます ....
そういえば、こないだ初めてブルーノート東京に行ってきた。
僕は24歳のフリーターだから、あんなとこ場違いもいいところだ。下北沢シェルターで跳ねてればいい位なのに。
それでも、すごく好きなピアノトリ ....
どうすればいいか
と思ったとき
できることは
考えることではなく
ぎゅっと抱きしめること
だけが
何かを救うから

あなたを胸に抱いてぎゅっと

あなたが苦しがるまで
木葉 揺さんのおすすめリスト(1400)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
破壊活動- ピッピ短歌45*04-9-12
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おかえりなさい- 松本 涼自由詩5*04-9-10
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シャボン- 霜天自由詩604-9-10
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路地- 松本 涼自由詩8*04-9-9
静かな夏休みが終わった- チアーヌ自由詩1204-9-9
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とことこ- 松本 涼自由詩10*04-9-8
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うみほたる- AB(な ...未詩・独白604-9-7
そらいろの- umineko自由詩404-9-7
それから5年- おっとっ ...未詩・独白5*04-9-7
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さよなら僕を- ピッピ短歌904-9-7
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今日の治療指針- たもつ自由詩1204-9-6
夜を恋する人- 佐々宝砂自由詩6*04-9-5
お母さんボクは東大にいきます- umineko自由詩2504-9-5
ブルーノートにて- チャオ散文(批評 ...5*04-9-5
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