世界でたった一つの偶然
手にしました
もう二度とない
一度きりの偶然を

もう二度と訪れることのない
それは
色褪せることも
消えることもなく
私の中で輝いています

大切な
 ....
        僕
 には携帯を充電す
 るより少しだけ大切なことがある たま
                  に
                  は逆らってみたいと思う
    ....
 地下鉄の風に胸の内なぶられて



 食物連鎖 取り残され 独り夕食



 どこも痛まずに爪が伸びてゆく



 今月も産まれない卵を産み落として



 部屋 ....
  この花は
      この花は 
           もう

           やはり
  枯れてしまう
  水やりを

       忘れただけかな
       わから ....
数学者は
0より小さい100の存在について考えながら

歯を磨き
大学前の坂道を登り
故郷の母親に手紙を書きます

今日は
0より小さい100の存在を確認するため
のみ市で
中 ....
ばらばらに散らばっていた いろんな言葉が
ひょんな瞬間体に まとわりついてくるんだけど
でも
知らない女の舌が
僕の肌をすっと すべっただけで
またそれはすぐに ばらばらになって消えてしまう ....
心細さにうつぶせて
哀しく疎ましく

しょぼんと僕の影が
そこいらで
くたりと寝そべっている


今宵
僕に声は無く

ただひたすらに
ただ
ひたすらを

求めて黙り
 ....
早起きするとトクだってもんだから
誰かに惑わされてここまで
のこのこきたワケで
実際のところ淫猥な事実しか見えなくたって
 それが篭城
カキクケコの 
コのあたりで
リズムの狂いは致し方 ....
蛇口をひねる。

きゅっ きゅっ きゅっ きゅ。

右に三回半。

おもむろに一口飲んでみたところ、

水ではな ....
素敵な言葉を 誰かの中に

一つでも残せたなら

もう死んでもいい


心に生きるさまを

ゆっくり見つめよう
「水、持ってこいよ。」

シンちゃんが言ったから
公園の入り口にある水飲み場まで
バケツを片手にダッシュ
焼けた砂まみれの腕に
午後の陽射しは痛い

水飲み場につくと
犬を連れたおじ ....
結局のところ
ゲームなんだと思う

中心へ
行けば行くほど

血沸き肉躍る

ゲームのためなら死ねる

そんな感じ
時計が遅れたり
進んだりするのを気にする人は
何よりも時間の大切さを
知っている人です
けれど
時計には時計のペースがあることを
忘れないでほしい
など
ホームの水飲み場で
あな ....
 
 
 
 
ポンジュースが出るという噂と、狂おしいほどいつも通りの日々。例えば、そんな愛媛で風景している校庭が、東京の夕暮れの向こうにある。午後、水飲み場で、挨拶は永遠にすれ違っていく。す ....
ひび割れた
石の階段で話そう

どうせなら
星も呼ぼう


僕らも宙に浮いてる


お昼ごはんを
考えるより
大事なことがあるんなら

きっともう
眠ったりしない
 ....
あさのかいぎに
まにあわなくなりそうなほど
ねばりついてくる
ちいさなて

あさめしもくってない

それでしあわせだ。


あんなにあんなに
ぱらそるをふったあなたが
むこうど ....
青いかーてんに囲まれた
くーらーの部屋にて
四角い窓の外
蝉時雨の飛び交う青空の向こう
うっすらと流れる雲の傍らに
君の咲かせる笑顔や
ふと うつむくさびしさを
想い浮かべ
今日の  ....
バナナが一本
海を底の方へ
ゆらゆら
落ちていきます
見たこともないその物に
身を翻し逃げていく
魚たち
大きなクジラが
大きな口を開けて
ザブンと飲み込む
夜、台所に行くと
 ....
とりあえずここで、書かれた詩作品は、それを書いた作者とは一旦切り離されたものであると考えよう。もちろん、現実にその詩を書いたのはまぎれもなく作者であるし、作者は思いつけばいつでも書いた詩を書き換える・ .... タナカさーん
カサヌキさーん
マエダさーん
少し間があって呼ばれました
ポエット さん?
やはり皆さんの視線が集まります
肩をすくめて受付に歩み寄ると薄ピンクの制服のお嬢さんが
保険証を ....
ある時ダヴィンチが
金魚鉢を眺めていると
金魚がウインクしたので
「魔が差したんだろう」
と思った


またある時ダヴィンチが
散歩をしていると
電信柱がおじぎをしたので
「人 ....
昔の女と話をする
昔の女は昔を知らない
ふりをして
少しだけ話す

サンダルから
知らない親指が生えている
尻の形は
変わらないのに
『夕焼けのポエットさん』主題歌





  【A】

  西日浴びて
  ワタシ 来たわ
  コトダマの国のお姫様
  オレンジに染まる
  ワタシ ポエット

  右手 ....
やがて来る、あたらしい雨
プラットフォーム
この手で焼いた
たこやきのまるいかたち
そしてあの子のえがお

満ち足りた身体に
デザートがはいるだけの
ちょっとした空隙ができる
まだ走 ....
俺は全然詩の朗読なんかよりセックスや女の子のほうが全然好きなんだけれど
ヤッた後に、ティッシュで
ふいた後に詩を、

必要としてしまう( ´Д`)


朗読会の主催者にまるでふさわ ....
会場に入った時に
オマエラ開場早々こんなにもこぞりやがってそんなに詩が好きかっ!
アフォかっと!
馬鹿かとっ!

涙が出そうだった。
  

  つめたいもの
  扉からながれた
  こめかみのしずくはながれる
  行き先はおぼえているのに
  切符はしらないところへ
  白線をまたぐ
  パンダグラフたたまれてゆく ....
空が紫色になった
雲がきらきら光っている
そうしてようやく僕だが
ポートレイトを撮りたい
あなたのポートレイトを
撮りたいのである

そうでなかったら

平凡なルックスのサックスには ....
わたしたちはお互い
愛してるフリ
が得意
やさしい人のフリ
も得意
でも馬鹿じゃできないそういうことが
できるあなたが
わたしは結構
ほんとに好きだったり
するの

だから大丈夫
耳の奥にある大西洋のような広い海から波音が響く 
波は切り立った崖にぶつかり白く砕け きみは毎日の新陳代謝
そしてささやかな発熱を繰り返している
切り立った崖の上にある一軒のブック・スト ....
木葉 揺さんのおすすめリスト(1400)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
It's_a_miracle...- Lily of the ...未詩・独白4*04-7-25
僕には携帯を充電するより少しだけ大切なことがある- ピッピ自由詩804-7-25
一行詩抄・鬱々- 石畑由紀 ...自由詩704-7-25
別れ- 石川和広自由詩5*04-7-25
童話(春告鳥)- たもつ自由詩1304-7-25
夜中、夜中- 捨て彦自由詩804-7-25
くたり- 松本 涼自由詩3*04-7-24
早起きするとさ。- 示唆ウゲ ...自由詩304-7-24
白昼の怪奇(午後、水飲み場で)- まいきー自由詩5*04-7-24
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午後、水飲み場で- 望月 ゆ ...自由詩14*04-7-23
ゲーム- チアーヌ自由詩304-7-23
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午後、水飲み場で- nm6自由詩19*04-7-22
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夕焼けのポエットさん- まいきー自由詩7*04-7-20
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東京ポエケットⅠ- 馬野ミキ自由詩10*04-7-19
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