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雨は世界のかなしみなのだと
あなたは言った
何処かの誰かの何かがこぼれ
気化したあとに上昇し
消化しようと昇華する
雨は世界のかなしみなのだと
あなたは言った
晴れて ....
波打ち際は
まるで境界線のように横たわる
砂浜に描かれる風紋も
うねりを繰り返す波も
その姿をとどめることはない
刹那、
わたしはわたしを見るように
視界いっぱいに広がる世界を見 ....
午後三時
初夏の森は緑の海
風に揺れる光が跳ねている
ひらいたままの図鑑
次のページがめくられるのを待っている
外の景色に気をとられて
どこまで見ていたのか忘れてしまった
図書 ....
日々は繰り返しの波
雨が降れば雨のように泣き
晴れわたれば歌うたう
雨のち晴れや
晴れのち雨や
いつまでも晴れない気持ちに
ときどき気が遠くなり
それでも
ふと見上げ ....
{引用=何かを言いかけて
何かのままにしてしまう
そんなところに
きっと淋しさはあるのだと思う
そんな淋しさのそばで
やっぱり何かを言いかけている
そんな自分がいること ....
忘れてしまったことのいくつかを
からだのどこかで覚えているように
透明な結晶のようなかたちで
胸のおくにしまっている
ひさしぶりに動物園にいった
動物園にはあまりいきたくないのが本当で
....
{引用=雨の日、その一日が悲しいのは気のせい
誰かが言っていました
「雨は世界の涙です」
それは違うと思います
僕には僕の世界があって
本当に世界と言ったら
それは途方 ....
mizunomadokaさんのベンジャミンさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
『レイン』
-
ベンジャ ...
自由詩
5+*
16-5-18
「帰る場所を知らない」
-
ベンジャ ...
自由詩
4*
11-1-26
図書室の窓辺から
-
ベンジャ ...
自由詩
8*
10-5-16
空色めくり
-
ベンジャ ...
自由詩
1*
10-5-13
淋しさのそばで
-
ベンジャ ...
自由詩
4*
10-5-12
空を飛ぶペンギン
-
ベンジャ ...
自由詩
3*
10-5-9
「雨の日、その一日が悲しいのは気のせい」
-
ベンジャ ...
自由詩
6*
10-4-16
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