病んで銀河の果て 大きなサングラスをして
真っ黒なロングドレスを着たサマンサが
乳母車を押しているのだが
中には何も無い

「何してるの?」
「言ったら嘘になるから言わない」
「そうやって逃げるの?」
 ....
夏にはぐれた神鳴雲がひとつ
ぽつんと漂う空
雲は、雲は、やって来たのに
大きく大きくなって やって来たのに
酷苦の炎天を 猛暑を 
掻き消してあげたくて

やっと辿り着いたときには
夏 ....
あなたの弦と
わたしの弦と

目を見て
息を合わせて
奏でよう

美しい音になりますように
楽しい音になりますように

そのさきへ
もう 燃えてしまったのでしょうか
あなたが転がす言葉に震えて
いとおしさに狂いそうになった夜も


もう 燃えてしまったのでしょうか
認めてしまったら苦しくなるような
どうしようもない感 ....
あなたのこと
嫌いになったと思っていたけど

好きになりすぎて苦しいから
わざと
嫌いになったんだと思っていたけど

ほんとうに嫌いだったのかもね

あなたのこと
好きだと思ってい ....
ふたをする
という感覚

耳を塞ぐ
という感覚

たましいが
堆積して
そこにあって
そこにない

ぽっかりと草原に
ひざをかかえる
ような感覚

ちくちくと
腕に手の ....
イグアナの骨の髄まで真夏かな {ルビ海神=わだつみ}やネオンテトラの群れの中 盆休み人生ゲームでは社長 ドッペルゲンガーも老いるのか 煩悩が消えぬまま大晦日のコンビニおでん全品70円 いけない虫が
さわぐ

さわぐ

いやだ
やっぱり
ほしい

と、蠢く

どうなるか
どうするか
ふらふらする人に
イライラするの
なよなよする人に
イライラするの


過去のキスで出来た傷
今になったら
それはただの傷じゃないかな

あなたの服の匂い
あの時世界で一 ....
錠剤の足りない朝の氷水 夕陽に吸い込まれるカモメ見ている 自己紹介をします

私、ここから
ずうっと離れた
海が見える丘にある
教会に住んでおりました

近くのちびっこと遊ぶのが好きでした

悪戯でオルガンに
ちょっと触るのが好き ....
炎天の砂漠に浮かぶ錆びた船 立入禁止の公園に赤く錆びた遊具と忘れたい記憶 暇になったらやるリストを書くことに熱中してしまったもう朝がきてる あなたの前では
絶対泣かないって決めた

揚げ足取りのあなた
憎っくきその笑顔

あなたはきっと
メソメソしている私をからかうし

その割にすごい謝ると思うし

それでも ....
朝に起きて
スヤスヤ眠りたいと願う

道を歩いていて
少しダラダラ汗をかく

授業でスヤスヤ眠る

3時のおやつを
モグモグ食べる

家に帰って
ソファでダラダラ寝転ぶ
 ....
見えぬもの見えているもの蓮の花 あなたの願いや思惑が

うまくばかりゆきますように

そう立派な神様にでも祈ろうか

ほんとは立派でもなんでもない

立派な神様にでも祈ろうか


海から津波

山から土砂
 ....
告げた
告げられたこともあった

書いた
書かれたこともあった

そんな、繰り返し
サヨナラと書かないサヨナラ
もうすぐ終わる
夏が終わる
君が終わる
僕も終わる

何もない田舎に
色がついたのは
君がここに来た
丁度1ヶ月半前

緑の中に映える白
眩しすぎて
見えやしないけど
 ....
青田風旅立つ君を送る歌 広すぎる青田のそばの墓地に猫 まこちゃんは
まことっていう名前だけれど
大嘘つき

大丈夫じゃなくても
大丈夫って言うし

痛くても
痛くないっていう

まこちゃんは
僕が守ってあげるんだ

子供の時 ....
内臓のやうなプルーン頬張つて「さうだよ。ぼくは無神論者だ」


貝殻を拾うみたいな浅いキス あくまでそれは未明のままで


箸がもし転がらなくて 君がもし消えたとしても ワラいますとも
 ....
ゴースト(無月野青馬)さんのおすすめリスト(2040)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
病んで銀河の果て- 北大路京 ...自由詩214-8-31
Baby,_you- opus自由詩214-8-31
ぽつん- ハァモニ ...自由詩4*14-8-31
奏でよう- 中原純乃自由詩7*14-8-31
灰と熱- 笹子ゆら自由詩414-8-31
おかしな世界- 弓夜自由詩4*14-8-29
逃げ切れない、だけど私は生きるしかない- umineko自由詩18*14-8-29
イグアナの骨の髄まで真夏かな- 北大路京 ...俳句314-8-29
海神やネオンテトラの群れの中- 北大路京 ...俳句414-8-29
盆休み人生ゲームでは社長- 北大路京 ...俳句214-8-29
ドッペルゲンガーも老いるのか- 北大路京 ...自由詩114-8-29
煩悩が消えぬまま大晦日のコンビニおでん全品70円- 北大路京 ...自由詩314-8-29
カラダの秋- 中原純乃自由詩5*14-8-28
ふりかえり- 瑞海自由詩4*14-8-27
錠剤の足りない朝の氷水- 北大路京 ...俳句214-8-27
夕陽に吸い込まれるカモメ見ている- 北大路京 ...自由詩514-8-27
ふえる- 瑞海自由詩2*14-8-26
炎天の砂漠に浮かぶ錆びた船- 北大路京 ...俳句414-8-26
立入禁止の公園に赤く錆びた遊具と忘れたい記憶- 北大路京 ...自由詩5*14-8-26
暇になったらやるリストを書くことに熱中してしまったもう朝がき ...- 北大路京 ...自由詩1014-8-26
泣かずの女の子- 瑞海自由詩5*14-8-26
擬態月曜日- 瑞海自由詩6*14-8-25
見えぬもの見えているもの蓮の花- 北大路京 ...俳句414-8-25
生命の陳腐- 吉岡ペペ ...自由詩714-8-25
サヨナラを言わないサヨナラ- 中原純乃自由詩10*14-8-25
残り香- 瑞海自由詩3*14-8-25
青田風旅立つ君を送る歌- 北大路京 ...俳句214-8-24
広すぎる青田のそばの墓地に猫- 北大路京 ...俳句414-8-24
嘘つきまこちゃん- 瑞海自由詩3*14-8-23
みめーと- 初谷むい短歌7*14-8-23

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