透明度の上がりたる水寒蜆 冬の小窓から
零れる ピアノの音

ファの音は寂しくて
シ♭の音はすれ違う

声を出すのはこんなに簡単なのに
気持ちを伝えるのは難しい

触れ合えば
なにか変われる
 ....
{引用=
二月の夜空から零れ落ちる
無数の星影が
か弱い肩に降り積もり
窒息してしまう前に
宙に投げ出された
誤解を掻き集めて
真実の結晶を作り上げたら
きみの冷えた心臓と取り替えて
 ....
目障りなアイツ抹殺するためにデマも辞さない自称詩人 1ミリの誤解が胸を締め付ける(オトナになんかなりたくないよ) 色彩をなくしたる街寒蜆 かわいい字で書かれた不幸の手紙に怯えている 同じ玉ばかり吐き出す福引器 おでこに記念切手貼って口頭で伝えている 泣きながら
逃げ道を探す
抜け道すらなくて
眠れぬ夜
望みなんかも遠い彼方

肌をつたう
冷えた液体、涙
震える手で拭い
平気なふりでもしていないと
保身すら出来ないのは、わたし
 ....
はじまりのまりを蹴りました。誰も傷つかないよう、わたしがきみをよびよせるたび、わたしは嘘つきになって、きみがきみのいるところだけが透明になってゆく。テトラポッドは波しぶきをくい止めて。非常口のひか ....        ――K.A.へ


僕たちが出会ったのは、僕たちが調和して更に大きな調和に至るための、必然的な雨降りのようなものだった。眼差しと言葉と語り合いと、全て君は瞬間的で、全て君は ....
えば・るーじゅが居てくれたらいいけれど
えば・るーじゅはわたしが考えたまぼろしの少女
電球がたったの一個の五畳の部屋で
ちいさなわたしがどんなにか想ってみても

紅(あか)い色が大好きです
パソコンは ....
僕さ
左心房がなくて
血が流れなくて
目からダダ漏れなんだ

涙が出るほど
不完全な君は素敵さ
笑う姿より
泣いてる姿が好きだ

赤い涙を絵に描いたのは
流れる涙を飲み干 ....
星星 星 星星 星 星星星


     君僕
花花花花花花花花花花花花花
私 今まで こんなにも
誰かを想って
苦しかったり 嬉しかったり
したことあったかしら

美味しいご飯を食べられて
嬉しくなるのはわかっているけれど
恋はどうにもわかりません
 ....
向日葵の咲く通学路笑い声 ここは本当に悲しい海だ
と皆は言います
また
ここは本当に素敵な海だ
と言う人もいます

地平線はずうっと向こうにあって
太陽を避けるものは何もなくて
朝焼け、夕焼けの景色は天 ....
夜の街路で、街灯もない道を私はさまよっていた。正義はいつでも鋼鉄でできている。それは鋼鉄の壁かもしれないし、鋼鉄の刃かもしれない。私は自らの著作の記述で異教徒を激怒させ、異教徒に追われてい .... 伝説の鎧以上の守備力を誇るジャージにチワワの刺繍 僕らはみんな
夜を歩く

昼よりもっと夜を歩く

昼は明るすぎて
みんな無くなってしまう
夜 月明かりがちょうど良い
みんなもよく見える
君の顔はよく見えない
でもそれはそれで良い ....
鉄板に触れたとこから溶けていくバターのように君に溺れる (言葉の意味を失っても僕たちは生きられるだろうか。)

フォアグラの味を覚えて
肥満鴨の生涯を忘れるみたいに
受け止められない感情を前に
そっと目蓋を閉じる

高級な言葉を奥歯で噛み締め ....
髪を切ったの
なんだか鬱陶しくなってしまって

長い方が良いよ、と
言ってくれたあなたのこと
もう覚えてないの
あんなに嬉しかったのに、ね

でも
いつかの香りが鼻を抜けても ....
せわしない日々のなか、外にでたらそれが昼であっても真夜中であっても早朝であろうとも空をみあげて月をさがす。たまに日光をあびてしまい、くしゃみがでる。かならず。なんでだろうね。太陽光線とくしゃみの関 .... 耳ふさぎイマジン オール ザ ピープル本当の愛を見つけられたかい .















愛を知って







天使と悪魔の間の子と出会い











生と死の境目を歩い ....
少しかけているところが
私たちあるみたいね

よくよく見るとね
かけているところ
ほんとうは
かけているんじゃなくて
割れたみたいなの

ひっつけるとピッタリ合うの
素敵で ....
ポッケから溢れる福引のティッシュ かたい誓いで
組まれた幾何学の
奥に在るもの

血潮の波が打ち寄せる
月夜の砂浜
密やかな産卵
営みを遡ったら
きみたちを見付けた

やさしい三つ子

星の並びから零れる
 ....
ゴースト(無月野青馬)さんのおすすめリスト(2040)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
透明度の上がりたる水寒蜆- 北大路京 ...俳句215-2-1
連弾- 瑞海自由詩5*15-1-31
しろい息- 衣 ミコ自由詩5*15-1-31
デマゴギー短歌1- 花形新次短歌115-1-31
1ミリの誤解が胸を締め付ける(オトナになんかなりたくないよ)- 北大路京 ...短歌315-1-31
色彩をなくしたる街寒蜆- 北大路京 ...俳句215-1-31
かわいい字で書かれた不幸の手紙に怯えている- 北大路京 ...自由詩615-1-31
同じ玉ばかり吐き出す福引器- 北大路京 ...俳句215-1-29
おでこに記念切手貼って口頭で伝えている- 北大路京 ...自由詩715-1-29
無力感- 小日向 ...自由詩2*15-1-29
A_DOG_DAY - 阿ト理恵自由詩12*15-1-28
未愛- 葉leaf自由詩115-1-28
2015.01.26(独白)- もっぷ携帯写真+ ...615-1-26
欠陥- 瑞海自由詩7*15-1-26
人に愛- 北大路京 ...自由詩615-1-26
恋よ来い!!!- 瑞海自由詩3*15-1-25
向日葵の咲く通学路笑い声- 北大路京 ...俳句315-1-25
墓場の海- 瑞海自由詩10*15-1-24
- 葉leaf自由詩515-1-24
伝説の鎧以上の守備力を誇るジャージにチワワの刺繍- 北大路京 ...短歌315-1-23
手のひらをお月様に- 瑞海自由詩4*15-1-23
鉄板に触れたとこから溶けていくバターのように君に溺れる- 北大路京 ...短歌415-1-23
行儀のよい命- 衣 ミコ自由詩515-1-22
ないんだから- 瑞海自由詩2*15-1-20
せわしなく掻き出す前足が穴をどんどん深くしていく - 阿ト理恵散文(批評 ...6*15-1-20
耳ふさぎイマジン_オール_ザ_ピープル本当の愛を見つけられた ...- 北大路京 ...短歌115-1-20
世界がそれを終わりと決めた- 世江自由詩215-1-19
かけていること- 瑞海自由詩6*15-1-19
ポッケから溢れる福引のティッシュ- 北大路京 ...俳句115-1-18
めぐる- 衣 ミコ自由詩2*15-1-17

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