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誤作動で落ちてくる雨。質量のない感傷でゆれている喉

痛みって色も形も無いだろう。きみに触って少し傷つく

劣情がわたしのうでを引いている。平たい瞼。熱い瞼だ。

かなしんだことがいち ....
なみだってでるんだあついなしょっぱいな知らないバンドのインスト曲に



死んでいる証拠なのかも。ばかたちは夜にはひらく瞳孔を持つ



記憶喪失はたのしい空き缶のプル ....
その程度のものなんだよ、図書館でミント味のコーヒーどくどく、血液みたいね、こぼしながら、単なる五億としての私をみんみんとあの人の言葉が引き伸ばしている。本当に本当に、いらなかったんです、

(館内 ....
絵みたいな笑顔だったよ午後四時に染まったぼくらの玩具の手錠



騙されるのもいいねってきみが言う 野球部とすれ違う うそつき



最後かもしれない名前を連呼する北18条 ....
舌まできらきらひかる宝石生みの話をして。



異物混入屋さんで手をべたべたにしてポテトを食べているきみは、
三秒に一回はおいしいっていってるのに表情が全く変わりません。
異物混入 ....
せんせいに欠伸をうつすすこし泣く?わたしのまえで生きてて欲しい


接触の禁止されてる教室でネクタイの柄まみれの瞼


甘い息はいているのは恋の所為せんせい虫歯になって見せてよ


 ....
せかい、せかいって曖昧にうなづいてることが正義だって、あなたは太陽のあたっている洗濯物っぽくにこにこしていた。ぱぱぱぱ、ってはじけとぶはな、実?なんだったっけ、これを聞くのが何回目だったのか思い出せな .... ゆれている頭をとおくに見ていたさ春風みたいな声で笑うな


そのひとの爪のまるさが正しくてくやしい。完成されてるんだね


肯定をする気もないのに目と口がやさしくてしね、死 ....
ほんとうは、虹は七色なんかでは無く、もっともっと、
ぼくたちにわからない色をふくめているらしい。
その原理に基づくと、ぼくたちがきれいだきれいだと
ほめちぎる石鹸水も、計算された形の高いほうせき ....
あの人をスイッチとして両の目にうっすらひろがる海があったね




かぎりなく似ている場所に立っている人差し指のさす系統樹




ゆびとじのきれいなひとでワイシャ ....
「今のそれ、つばさ骨だよ」(耳付けてみると微かに空が鳴ってる)





桃の星 えいえんを信じてなくたってすきだとちゃんと言えた頃


(信じても信じなくても)(僕の目はう ....
内臓のやうなプルーン頬張つて「さうだよ。ぼくは無神論者だ」


貝殻を拾うみたいな浅いキス あくまでそれは未明のままで


箸がもし転がらなくて 君がもし消えたとしても ワラいますとも
 ....
発熱を売って下さい いっこくも 
駄目になるのが怖いだけです



せっくすをしたいと思う 
花(見た目は知らない)言葉を検索す



わすれるもわすれないもなくただこ ....
ようするにユートピアだね
僕の手を意味無く君の爪が掻くとき


どうしようもなく湿っていて
かなしいような交差点の中心


ねえあの話ほんとう?
潜水艦技術の進んだ国に行くの?

 ....
ゴースト(無月野青馬)さんの初谷むいさんおすすめリスト(14)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
センチメンタル誤作動- 初谷むい短歌315-9-24
生活と、その未満- 初谷むい短歌3*15-9-6
モウモクちゃん感傷- 初谷むい自由詩215-8-5
ロマンス係数X- 初谷むい短歌4*15-7-11
宝石生みの話- 初谷むい自由詩615-5-2
フラッタリンツ- 初谷むい短歌2*15-5-2
ホウセンカ・ガール- 初谷むい自由詩5*15-4-22
グッバイしんきろう- 初谷むい短歌6*15-4-19
色覚と怠惰- 初谷むい自由詩3*15-3-23
ぷらしぼめらんこりっく- 初谷むい短歌6*15-3-21
秋の星- 初谷むい短歌2*14-10-14
みめーと- 初谷むい短歌7*14-8-23
致死微熱- 初谷むい短歌2*14-8-21
はつなつユートピア- 初谷むい短歌4*14-8-1

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