大学ノートの罫線を
上手になぞるように生きていきたいような
焼却炉にプリント
ぜんぶ突っこんで 旅に出たいような
そんな気分の隙間で大学に通い
夜風のぬるさに救われている

明日が定期試 ....
田楽や宇宙の隅のフリーター どうして人は
高いところから落ちると死ぬって
分かるんでしょうか

どうして人は
死んだことが無いのに
死が悲しいって分かるんでしょうか

どうして人は
悲しいとか嬉しいで
涙 ....
「もう何もきにしないで今子供作ろう今」
並んで歩きながらいうと「作ろう」だって
真実は現実の中である必要がある訳ではない
平気
部屋のベットに風に吹かれてる歌並べる
平気
ミッキーマウスの ....
拝啓 牢屋のあなたへ

ワタシは裸足で歩くのが好き

アスファルトの上も
浅瀬の中も
はらっぱの下も

足裏から伝わるエネルギーが
ワタシの原動力

靴下履いちゃうと
 ....
絶えず鳴り響く夜を脱いで赤い死神 わたしと あなたが

繋がる方法なんていくらでもあるから

その一つを選んだだけよ
その手の中に花を握って死体 君よ進め その河原を
力強いその足を踏んで

風に纏わる髪をほどいて強くつよく

一面の深い深い黒
怖くなんかないよ、大丈夫
震える手 握っててあげるから

沈んでゆく 泡の音を ....
飛行機から
世界一広い国の何処かの
一瞬を見下ろす

無限に連なる
モノクロの山嶺

それは眼球から見える世界

耳で見える世界は
ただただ
 青い砂漠


機内の ....
望遠レンズから素足のダイヤモンド まんまるのお月様に手を伸ばして
掴めるはずよ ほらもう少しよ

散らばった星を払って退けて
目を輝かせて 持って

時間は有限 心は無限

そんな時が好きだった


空も ....
毒のある花で飢えを凌ぐ 世界の始まりは夜の闇
夜の黒は
星と月によって和らいだ黒
それが下にいくにつれて濃い黒となり
目を閉じたような漆黒になる
その黒は途切れることなく海に続き
再び色が薄くなり
紺色 ....
うその家は
嘘でできている
三叉路が三つもある
うその家

みんなはそこで
笑ってもいいし
笑わなくてもいい
キリスト像を切り刻んでも良いし
仏壇で眠ってもいい

あなたには ....
バベルバベル高く高くおいなりさん積みあげている 馬の子の毛並みもっさりフレーメン 馬の子の跳ねるリズムや馬頭琴 草原の白いソファーや仔馬跳ぶ ゼンマイ切れたまま迷子の深海魚 月見草に蓋をして寝ている スクラッチ削ったコインじっと見ている 真昼も真夜中も
完璧にすべてとか理解してたわけじゃないけど
なんでもいいから何かになりたい
全部とかじゃなくて
ほんのちょびっとの一部でいい
奥さんの地獄がよくわかっている自分は
もうそろ ....
背伸びして巣箱掛けたる踵かな タ・ス・ケ・テとも動かせない口て吐くための水を飲んでいる いとしいという気持ちは
どこにもたどりつかない
ただ生きてくださいと
おもうばかり

あなたはもうそれで
十分素晴らしいのだから
なにひとつあきらめることも
うしなうこともない

 ....
夏の日のスイカよりも好きになりたい

大きなスーパーマーケット
よごれた小川
眠る幼児
泣いてる大人
そういう日々が
ありふれた風景になって
傷つくことを忘れても

夏の日のスイカ ....
首を絞めながら思い出すのは

やわらかな日差しのもと
いっしょに丸くなって昼寝をしたこと
きみの白いからだが ぼんやり光って見えた日のこと
こんなにも無垢な生き物を 汚せるもののあるものかと ....
人の住めない土地に季節流れている くすねた金で刷った詩集に寝床圧迫されている
ゴースト(無月野青馬)さんのおすすめリスト(2040)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
衝動- ユッカ自由詩314-7-23
田楽や宇宙の隅のフリーター- 北大路京 ...俳句414-7-22
何故- 瑞海自由詩4*14-7-22
あまい- モリマサ ...自由詩314-7-22
牢屋へお願い- 瑞海自由詩214-7-22
絶えず鳴り響く夜を脱いで赤い死神- 北大路京 ...自由詩314-7-21
意味もない- 瑠音携帯写真+ ...214-7-21
その手の中に花を握って死体- 北大路京 ...自由詩214-7-20
群青- 瑞海自由詩4*14-7-20
青い砂漠- 凍月自由詩8*14-7-20
望遠レンズから素足のダイヤモンド- 北大路京 ...自由詩514-7-19
- 瑞海自由詩11*14-7-18
毒のある花で飢えを凌ぐ- 北大路京 ...自由詩514-7-18
砂漠へ- 凍月自由詩5*14-7-17
うそのいえ- はるな自由詩614-7-17
バベルバベル高く高くおいなりさん積みあげている- 北大路京 ...自由詩214-7-17
馬の子の毛並みもっさりフレーメン- 北大路京 ...俳句314-7-16
馬の子の跳ねるリズムや馬頭琴- 北大路京 ...俳句214-7-16
草原の白いソファーや仔馬跳ぶ- 北大路京 ...俳句314-7-16
ゼンマイ切れたまま迷子の深海魚- 北大路京 ...自由詩214-7-16
月見草に蓋をして寝ている- 北大路京 ...自由詩114-7-16
スクラッチ削ったコインじっと見ている- 北大路京 ...自由詩314-7-16
私達に名前なんかなかった- モリマサ ...自由詩4*14-7-16
背伸びして巣箱掛けたる踵かな- 北大路京 ...俳句314-7-15
タ・ス・ケ・テとも動かせない口て吐くための水を飲んでいる- 北大路京 ...自由詩214-7-15
「ねがう」- 小夜自由詩514-7-14
夏の日のスイカよりも好きになりたい- ユッカ自由詩4*14-7-14
色の無い魔物の隣で- DAICHI自由詩114-7-13
人の住めない土地に季節流れている- 北大路京 ...自由詩414-7-13
くすねた金で刷った詩集に寝床圧迫されている- 北大路京 ...自由詩314-7-13

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68