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はだしで消灯時間のルミナリエ
夜が桜の木にも降りかかり
薄い色の花びらがしっとりと
闇を含んでいる
あちらには街灯に照らされ
少しばかり暖かそうな
桜の並木道
少し通りを外したここにいるのは
花びらの明るさが ....
春の袋とじ開けなきゃ雨に遭わなかった
夕方に
高層ビルの向こうに
違う言葉がとんでいる
まるで違う言葉がとんでいる、
少年が好きな色と
少女が好きな色は違うから
文学のように染めて下さい
せめて文学のように染めて下さい
....
降りたいときに降る春雨が優しさの向こう側
もう一度寝る水色の桜ばかり
私はむずかしくないことをむずかしくなくいいたい
朝毎に届くはずのすべてが今朝は来なかった
、理由を得たので取扱説明書を紐解く
こんなに立派に手続きも踏んで
(かぞえてごらん
と そっと風から ....
怪獣の足跡でメダカ育てている
明日も
私をきらいな人が
たくさんいてほしいと願う夜
あなたの詩には
共感なんてできないし
空行で破裂する
思わせぶりな言葉なんて
雑すぎて
丁寧すぎて
何も生まれないし何も死なない ....
ほんとうは、虹は七色なんかでは無く、もっともっと、
ぼくたちにわからない色をふくめているらしい。
その原理に基づくと、ぼくたちがきれいだきれいだと
ほめちぎる石鹸水も、計算された形の高いほうせき ....
一人称、「生きて」いる間の永遠
/午前七時、ぼくはあなたに見出す
ぼくを失いかける「きみ」は誰なのか
青く、暗い部屋で少し俯きがちに
ほどかれたい一心で待っているしかし
気がついてもらえない ....
咳すれば砂の味
おきあがりこぼしを宇宙空間へ
咲かぬ花ばかり酒まいてやる
孤独が桜を揺らしている
傷あと
月の光が溢れる
花束を置く
童話の中のソファーに
薔薇の花束
青白い身体寄せ合い
僕らはたましいをつなぎあう
やさしくいじりあう
ふた ....
肺の音はきれい聴診器つめたい明日がとおい
空と海の境に重ねあう嘘
酸素なくなっていく口笛さみしい
悩まずにはいられない
日常という拘束
塗り替えたい、昨日、今日、明日
眠れば何か変わればいいのに
逃れられない痛み
春が来て、夏が来て
日差しはいつだって
降り注いでくる
変鉄のな ....
「あぁ、僕、僕ね。愛。愛を、信じてみよう、とか、考えてみたりするんだ。レストランの窓から漏れる灯りに照らされて、橙色の染み込んだ、木の幹を舐めてみたりする・・・・・・苦くて、甘い。見知らぬカップル、家 ....
泣き虫で
逃げてばかりでもいい
抜け出せなくても
眠れる日は必ず来る
のらりくらりか、突然か
吐き出せない思いは
ひっそりと胸の中
触れないようにしまいこんで
減らない思い達は
....
自販機ばかりの道に迷い込む
糸電話のコップからあの日と同じ夜が聴こえる
あなたに会えた街で目と耳をふさぐ
読みにくい歌詞カードに新しい翼生える
桃から生まれてないんだ無理をするな
雨やまずドカンの中
50年まえの工場が
いまじゃ膨らんで傾いて
崩れ落ちてしまいそう
それに面した道を
その端っこを歩いていた
太陽の塔がはみ出していた
嘘くさい万国のダンス
あ ....
細道に街灯がしろく続いている
向こうに暗闇なんてなかったのだ
車がテールランプを連れてゆく
医院の壁の横でひとを待っている
夜空が道のかたちで続いている
ああ、ひとが ....
二酸化炭素のような白い夕焼け
この暗闇のなかで、確かに僕は安心していたんだ
世界が世界を破壊しながら二足歩行している
ゴースト(無月野青馬)さんの自由詩おすすめリスト
(1436)
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カテゴリ
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日付
はだしで消灯時間のルミナリエ
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北大路京 ...
自由詩
4
15-4-3
夜の桜
-
はて
自由詩
3*
15-4-1
春の袋とじ開けなきゃ雨に遭わなかった
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-4-1
おすすめの戦争
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左屋百色
自由詩
6
15-3-31
降りたいときに降る春雨が優しさの向こう側
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北大路京 ...
自由詩
4
15-3-30
もう一度寝る水色の桜ばかり
-
北大路京 ...
自由詩
2
15-3-30
砂に叫ぶ
-
もっぷ
自由詩
6
15-3-30
怪獣の足跡でメダカ育てている
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北大路京 ...
自由詩
5
15-3-29
あなたの詩がきらいです
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左屋百色
自由詩
18
15-3-28
色覚と怠惰
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初谷むい
自由詩
3*
15-3-23
狂おしく嘘をつく
-
もっぷ
自由詩
3
15-3-23
咳すれば砂の味
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北大路京 ...
自由詩
4
15-3-23
おきあがりこぼしを宇宙空間へ
-
北大路京 ...
自由詩
7
15-3-20
咲かぬ花ばかり酒まいてやる
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-3-20
僕らはたましいをつなぎあう
-
北大路京 ...
自由詩
11
15-3-17
肺の音はきれい聴診器つめたい明日がとおい
-
北大路京 ...
自由詩
6
15-3-17
空と海の境に重ねあう嘘
-
北大路京 ...
自由詩
9
15-3-15
酸素なくなっていく口笛さみしい
-
北大路京 ...
自由詩
2
15-3-15
日常という拘束
-
小日向 ...
自由詩
3
15-3-1
酩酊の夜
-
竹森
自由詩
1
15-2-26
泣き虫
-
小日向 ...
自由詩
2
15-2-26
自販機ばかりの道に迷い込む
-
北大路京 ...
自由詩
5
15-2-25
糸電話のコップからあの日と同じ夜が聴こえる
-
北大路京 ...
自由詩
3
15-2-25
あなたに会えた街で目と耳をふさぐ
-
北大路京 ...
自由詩
3
15-2-24
読みにくい歌詞カードに新しい翼生える
-
北大路京 ...
自由詩
3
15-2-24
桃から生まれてないんだ無理をするな
-
北大路京 ...
自由詩
8
15-2-24
雨やまずドカンの中
-
北大路京 ...
自由詩
3
15-2-22
こころの世界
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吉岡ペペ ...
自由詩
7
15-2-21
冷たいからごめんね
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吉岡ペペ ...
自由詩
2
15-2-21
二足歩行
-
水宮うみ
自由詩
1*
15-2-20
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