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仕事のない妖怪が雲を見ている 最近よく夢を見るんです
出兵直前のあなた
居間に堅く座って
じっと私を見つめておりました
いつもらしくないと思っていたら
軍服の釦が掛け違っていたので
やはりあなたはあなただ
と思いまし ....
あの日の海のお土産
S字になってへばりつく
海月の刺傷

海の中で
気が遠くなってしまって
その後は全然覚えてないの

でも確かに誰かに
抱きかかえられて
浜辺に座ったの
目 ....
髪の色あなた好みに染めて
目の色あなた好みに染めて
服の色あなた好みに染めて


思考だって
あなたの黒に染めて
手始めは手の内を深紅に染めて
にっこりわらって
染めて 染めて

 ....
涙の跡が目立つ便箋を選んでいる 誰とも話さず蛍舞う畦道 ハッとしました


向かい側に立っていますね、素敵です

風であなたの髪が揺れますね、素敵です

かき分ける細い白い指が光りますね、素敵です

あなたの服が香ります、素敵です
 ....
生後四ヶ月の娘を朝の5時からあずけれるような
保育所をさんざん探してさんざん電話をかけたあと
少し詩を読んだ

被爆者のケロイドを体に負うことが
物事を理解することではない
とりだ ....
とぼとぼ帰路の中
目の前の大きな道路

お空の星はもう見えなくなってしまった

時速45kmの彗星が放つガスが
15mの横断歩道の先の少女に纏わりつく

その反対の僕にだって
真っ白 ....
天の川の映る河に
そっと二人で入ったなら
星たちが味方してくれて
私たちを夜空へ連れて行く

赤青黄白緑に輝く星が
君に纏わり付いて
最高に綺麗だ

きっと繋がっているから
 ....
花火の上がらぬ街に線香花火ポトリ 見れば見たで目を逸らすのに
それでも視界に納めておきたいと思うのは
結局のところはただの無いものねだりなのだろうけど

なんかこう色々と
考えたら虚しくなるだけの内職を
せこせことやってい ....
マリエ、隣のクラスのマリエ
呼び捨てなんて失礼だから
マリエさんと呼びます すいません

図書館で本を読んでるときの
長いまつげが目にかかる姿が
誰よりも綺麗なの
マリエさん自身 ....
雨の中
強がりずんずん歩いて行く
知らんぷりしたいけど
それだと足が止まる

坂道を登ってゼエゼエなっても
歩みを止めない
過去から進むため 生きるための
これは試練

 ....
ふたり並んで歩く道を守る 時間は止まらないから明日も君に会いたい なんだか疲れてしまったよ
なんだか疲れてしまったよ

誰か助けにこないかな
誰か探しにこないかな

もう駄目になりそうなのに
誰も探しにきてくれない

呼んだら見つけてくれるかな
 ....
さよなら さよなら 今まで さよなら


モノクロの時代は終わったよ

目の前の色が混ざりに混ざって
眩しくて目 開けないや
その時 手を差し伸べて欲しい
あなたが僕の目だ
 ....
もう、なんにもいらないや
もう、なんにもいらないや

楽しいも、嬉しいも、悲しいも
どうせ全部消えてしまう

寂しいな、寂しいな、寂しいな
ルーシ
君の夢見た世界を
今僕は
半笑いで眺めているよ
ルーシ
僕は一度死んだ
俗世の食べ汚しが
脊椎に溜まったんだ
ルーシ
こうなってはいけない
ルーシ
君の歯並びはガタガタだ ....
私ね
きっと
こんなに夜更かしするから
明日寝坊するよ

私ね
きっと
夏休みの宿題
最後の3日で終わらせるよ たぶん

私ね
きっと
写真撮るの好きなの
一瞬を切り ....
もし、ifのお話でね
タイムマシンができたら
少し過去に戻って
やりたいこといっぱいあるの

まず失敗を取り返す
約束を破ったこと
忘れ物したこと
間違いを犯したこと
今だから反 ....
ごはんの時間まで家出 今死んだって良いから
君に会いたい
もうこれ以上、なんていらないから
何を犠牲にしてもいい
君が悲しまないのなら
死んだって良いから
君に会いたい


満たされた時に ....
交差点ですれ違う
知らない人 知ってる人
目を合わせる人 合わせない人

歩き出して 地面を蹴って
どこまで進むんだっけ
忘れながら歩いてる

太陽が沈んで 月が昇って
ふた ....
眠る耳が溶けていくハートにあたっている 打ち上げ花火の
音だけが微かに聞こえる
幻聴ではないはず

僕は行けなかった
内心、君が行くなら行きたかった
けれど行けなかった花火大会

音だけが聞こえ
花火も君も何一つ見 ....
それぞれの花火で
照らされる君の顔は
表情がコロコロ変わる

笑ったり少し哀しそうだったり
一生懸命写真撮ったり

一瞬を切り取ろうとしてるね
でも少し遅いよ
そんなものより ....
繋いだココロへ甘い酸素 床に寝そべって
抱きしめてたあなたは
朝になったらゆっくり消えるのね

世界に見つかっちゃいけないから
死んだつもりにしなきゃ
明るい中では生きられないから
夜明けまでの命
 ....
ゴースト(無月野青馬)さんの自由詩おすすめリスト(1437)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
仕事のない妖怪が雲を見ている- 北大路京 ...自由詩314-8-15
釦の追憶- 瑞海自由詩7*14-8-15
海月の刺傷- 瑞海自由詩3*14-8-15
染めて- 瑞海自由詩5*14-8-15
涙の跡が目立つ便箋を選んでいる- 北大路京 ...自由詩614-8-14
誰とも話さず蛍舞う畦道- 北大路京 ...自由詩414-8-13
くるったあたっく- 瑞海自由詩3*14-8-13
保育所をさがして/古泉さんバージョン- モリマサ ...自由詩614-8-12
地上の彗星- 瑞海自由詩4*14-8-12
星夜- 瑞海自由詩3*14-8-11
花火の上がらぬ街に線香花火ポトリ- 北大路京 ...自由詩414-8-11
灰皿- baby bird自由詩214-8-11
マリエ- 瑞海自由詩3*14-8-10
雨の坂- 瑞海自由詩4*14-8-10
ふたり並んで歩く道を守る- 北大路京 ...自由詩314-8-7
時間は止まらないから明日も君に会いたい- 北大路京 ...自由詩214-8-6
疲れた- baby bird自由詩414-8-6
さよなら- 瑞海自由詩4*14-8-5
明日は明日の- baby bird自由詩214-8-5
ルーシ、5月に生まれた女- ピッピ自由詩614-8-5
きっと- 瑞海自由詩9*14-8-4
タイムマシンができたよ- 瑞海自由詩8*14-8-4
ごはんの時間まで家出- 北大路京 ...自由詩814-8-4
これ以上- 凍月自由詩5*14-8-4
たがふこと- 瑞海自由詩5*14-8-3
眠る耳が溶けていくハートにあたっている- 北大路京 ...自由詩214-8-3
音だけが聞こえる- 凍月自由詩6*14-8-2
花火の花びら- 瑞海自由詩5*14-8-2
繋いだココロへ甘い酸素- 北大路京 ...自由詩214-8-2
夜明- 瑞海自由詩5*14-8-2

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