すべてのおすすめ
まんまるのお月様に手を伸ばして
掴めるはずよ ほらもう少しよ
散らばった星を払って退けて
目を輝かせて 持って
時間は有限 心は無限
そんな時が好きだった
空も ....
毒のある花で飢えを凌ぐ
世界の始まりは夜の闇
夜の黒は
星と月によって和らいだ黒
それが下にいくにつれて濃い黒となり
目を閉じたような漆黒になる
その黒は途切れることなく海に続き
再び色が薄くなり
紺色 ....
うその家は
嘘でできている
三叉路が三つもある
うその家
みんなはそこで
笑ってもいいし
笑わなくてもいい
キリスト像を切り刻んでも良いし
仏壇で眠ってもいい
あなたには ....
バベルバベル高く高くおいなりさん積みあげている
ゼンマイ切れたまま迷子の深海魚
月見草に蓋をして寝ている
スクラッチ削ったコインじっと見ている
真昼も真夜中も
完璧にすべてとか理解してたわけじゃないけど
なんでもいいから何かになりたい
全部とかじゃなくて
ほんのちょびっとの一部でいい
奥さんの地獄がよくわかっている自分は
もうそろ ....
タ・ス・ケ・テとも動かせない口て吐くための水を飲んでいる
いとしいという気持ちは
どこにもたどりつかない
ただ生きてくださいと
おもうばかり
あなたはもうそれで
十分素晴らしいのだから
なにひとつあきらめることも
うしなうこともない
....
夏の日のスイカよりも好きになりたい
大きなスーパーマーケット
よごれた小川
眠る幼児
泣いてる大人
そういう日々が
ありふれた風景になって
傷つくことを忘れても
夏の日のスイカ ....
首を絞めながら思い出すのは
やわらかな日差しのもと
いっしょに丸くなって昼寝をしたこと
きみの白いからだが ぼんやり光って見えた日のこと
こんなにも無垢な生き物を 汚せるもののあるものかと ....
人の住めない土地に季節流れている
くすねた金で刷った詩集に寝床圧迫されている
職業欄に忍者と書いて消したあとがある
ダンボールに鋏を入れたあの日から生きている
足の裏になにかある
ぼくは冷たかった
君のためにタンドリーチキンをつくったら焦げた
焦げのところを包丁ですぱすぱ取り除く
ぼくは熱かった
足の裏にあるもののせいで それのせいで
おおきなそ ....
こころの透明な日に海がやってくる
あてどもない迷いに逢いにやってくるのだろうか
迎えるすべをしらない私はとおい砂浜で貝を観察したり
でも思い出に似た貝殻をさがしてみる
光沢を失った風景 ....
この音楽が止まるまでは放っといて
何も考えたくないんだ 今は
悲しいのは嫌だから
寂しいのは嫌だから
何も失いたくないけれど
今はこの音楽に身を浸したいだけ
まるで目隠しさ ....
貴方のためなら死んでも良いわ。
とハリウッド女優が言っている映画を見ました
不意に思ったのは
私は貴方を死なせるほどの
影響力があるかという疑問でした
映画館をでてから考えま ....
血だらけにしたダンボールの聖衣が甦らない
タナトス妊ってプスプス燃えるコスモ
非自力発光天体を集めて翼の折れたペガサス
少女は欲しかった
壊れるものしか知らなかったから
ただ
壊れないものが欲しかった
父から貰ったテディベアは
引き取り手の叔父に引き裂かれた
父は車にはねられて
人形のように手 ....
きみは
いつ
死んだっていい
わたしは
いつでも
きみが死んだことを
悲しんだり
怒ったり
理由や原因を
あれこれ考えたり
自分や誰かを責めたり
する準備を
ずっとしているから ....
街の喧騒に負けないように
大きな声で叫びつづけた
まわりが大急ぎで進んで行くから
似合わない早足で歩きつづけた
聞き流してきた やさしいささやき
見過ごしてきた かわいい野の花
....
吊り輪にぶらさがってる
隣の女の子を
虫ピンでとめた
面影がみている瞬間
終電だけにゆるされた
いちばん夜の街
帰れないうつくしさ
ノイズみたいに走る車窓
ひそやかにリアルをのりつぐ ....
極めて具体的な意味で関係ないから軽く死ぬ
「わたしは今日もずっとこれからもしあわせでした、です」
いつまでも泡の数を数えて
地平線は線ではない真っ白だからそれはたぶん光だ
沈んで生まれなかった ....
絨毯は毛を食べる。受け止め、取り込み、嚥下して、同化する。
それは、吸引力が変わらない奴だろうが、円筒形のころころ転がす奴だろうが、発達した猿の末端器官だろうが、まるで届かない身体の奥底に溜め込まれ ....
ゴースト(無月野青馬)さんの自由詩おすすめリスト
(1437)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜
-
瑞海
自由詩
11*
14-7-18
毒のある花で飢えを凌ぐ
-
北大路京 ...
自由詩
5
14-7-18
砂漠へ
-
凍月
自由詩
5*
14-7-17
うそのいえ
-
はるな
自由詩
6
14-7-17
バベルバベル高く高くおいなりさん積みあげている
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-7-17
ゼンマイ切れたまま迷子の深海魚
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-7-16
月見草に蓋をして寝ている
-
北大路京 ...
自由詩
1
14-7-16
スクラッチ削ったコインじっと見ている
-
北大路京 ...
自由詩
3
14-7-16
私達に名前なんかなかった
-
モリマサ ...
自由詩
4*
14-7-16
タ・ス・ケ・テとも動かせない口て吐くための水を飲んでいる
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-7-15
「ねがう」
-
小夜
自由詩
5
14-7-14
夏の日のスイカよりも好きになりたい
-
ユッカ
自由詩
4*
14-7-14
色の無い魔物の隣で
-
DAICHI
自由詩
1
14-7-13
人の住めない土地に季節流れている
-
北大路京 ...
自由詩
4
14-7-13
くすねた金で刷った詩集に寝床圧迫されている
-
北大路京 ...
自由詩
3
14-7-13
職業欄に忍者と書いて消したあとがある
-
北大路京 ...
自由詩
7
14-7-11
ダンボールに鋏を入れたあの日から生きている
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-7-11
ちから
-
うんち
自由詩
2
14-7-11
海
-
梅昆布茶
自由詩
19
14-7-11
残響
-
凍月
自由詩
3*
14-7-11
ハリウッドと雪の日
-
瑞海
自由詩
4
14-7-11
血だらけにしたダンボールの聖衣が甦らない
-
北大路京 ...
自由詩
7
14-7-10
タナトス妊ってプスプス燃えるコスモ
-
北大路京 ...
自由詩
5
14-7-10
非自力発光天体を集めて翼の折れたペガサス
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-7-10
壊れないもの
-
凍月
自由詩
5*
14-7-10
いきれ
-
イシダユ ...
自由詩
6
14-7-10
風に吹かれて
-
藤原絵理 ...
自由詩
8
14-7-9
瞬間
-
モリマサ ...
自由詩
4
14-7-9
今日はいっぱい泣いちゃったな
-
モリマサ ...
自由詩
3
14-7-8
大魔術帝国
-
DAICHI
自由詩
1
14-7-8
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