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つい涙が出てしまうのは、思い出が夕立のように降って来たとき。思い出が大地を少しずつ削り、大地の裂け目からやがて泉を探り当ててしまうとき。孤独の泉、傷心の泉、夕立は私ですら忘れていたような泉をつ　.... このままじゃつらい
途方に暮れたような顔
望んでいることは
儚い夢なのだろうか
遠くに見えそうで見えない
薄らと灯る光のようなものは
その顔を照らしてはくれないだろうか


＊あいう　.... 良い子も悪い子も鬼に食べられている 空白の多い時刻表を何度も見ている ひとり双六で『１回休み』のマスにとまる 夏を失って途切れ途切れのバラードが千切れそう 君だけ流星を見て大人になってしまった 意識朦朧として冬のウロボロス 明日流れる涙となる梨を喰う 夜な夜な隣の家から
変な呪文と甘ったるい匂い

お化け屋敷に住むのは
お婆ちゃんに化けた女の子

大鍋に入れるのは
吸血鬼の冷蔵庫から盗んだ
ラズベリージュースと
人魚と取り　.... 息を殺して真夜中ミノムシになる 自分に背を向けて歩く 壊れてしまった南京錠と
僕は向き合っていました
狭い煉瓦造りのアトリエで

それは遠くにあったもので
時が近づけました

掌には
トンカチとドライバと

これはこれは大　.... 体験入門で奥義教えられた 白いタイルに
赤いハイヒール
君はそれを眺めて
気持ち悪いね、と笑う

靄に伸びる拳銃を
差し出されて
殺してしまった花を
覚えている人はいない

君は僕を睨んだ
嘔吐した 　.... 財布を持たず行き先不明の電車 咲かない花は散りました
死んで枯れました
澄みきった空は嘘の様
迫る酸素は毒の塊
そっと口に含みました

たちまち毒は回りました
血を逆流して
机の上を引っ掻き回しました
手には血の　.... アンナちゃん

アンナちゃんは
朝は真っ白です
頬だけりんご飴で
とっても美味しそうです

アンナちゃんは
時々桃色になります
初摘みの桃です
すれ違う香りに
顔がほころびます
　.... 一人だけホテルに泊まらず
テント暮らしのあなたは
私と同じね

私も中学生の頃
今よりずっと幼く見られたから
子供料金で電車に乗っていたのよ

そのお金で本を買ったり
駅のホーム　.... 流れる水の音を聞いたり
冬の朝の空を見たりするのは
どうしてでしょう

私たちが常々変わることを
私たちは知っているから
かもしれないね

世界でたった1人のために
たった1　.... よだれをとめられないひとだっている

たたきあう肩がないひとだっている

めぐっていかない星だってある



からだじゅうに小さい脳みそが埋め込まれてるみたいで

走りたい走り　.... 「 My name is Oni 」と鬼 光のすじを避けていく
その海草の揺らぎ
海流の流れ
追い風にならず向かい風
体の力が抜けていく

落ちたしずくは
泡になり
海月のすそを広げ
ゆらゆらと再び宙へ向かう

あの海月　.... 鬼の子に『桃太郎』を朗読させる小学校教師 真っ赤な花が白い雪でくすんでいる
赤が赤になる前に白がそれを遮り
白が白になる前に赤がそれを遮った
花と雪とが小さな組合を作り
花が風景を焼き過ぎるのを雪が消火し
雪が風景と睦み　.... 人間関係に悩む鬼がタロットカードをめくる 朝の光を見る高台に
虹色の涙を流す
羽が生えても
君みたいに
うまく飛べないみたいだ

君が教えてくれた
おまじないを唱えて
靴のつま先をトントン
星が流れ落ちる

人の　.... 豆風呂に突き落とされる鬼と突き落とした鬼 ピアスを開ける勇気がない鬼 飛び散った曼珠沙華に血が通っていない

ゴースト(無月野青馬)さんの自由詩おすすめリスト（1436）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
涙	- 葉leaf	自由詩	3	15-2-20
言の葉と嘘	- 小日向 � ...	自由詩	1	15-2-17
良い子も悪い子も鬼に食べられている	- 北大路京 ...	自由詩	1	15-2-17
空白の多い時刻表を何度も見ている	- 北大路京 ...	自由詩	4	15-2-16
ひとり双六で『１回休み』のマスにとまる	- 北大路京 ...	自由詩	9	15-2-16
夏を失って途切れ途切れのバラードが千切れそう	- 北大路京 ...	自由詩	2	15-2-15
君だけ流星を見て大人になってしまった	- 北大路京 ...	自由詩	5	15-2-14
意識朦朧として冬のウロボロス	- 北大路京 ...	自由詩	2	15-2-14
明日流れる涙となる梨を喰う	- 北大路京 ...	自由詩	2	15-2-14
セイント	- 瑞海	自由詩	5*	15-2-13
息を殺して真夜中ミノムシになる	- 北大路京 ...	自由詩	3	15-2-13
自分に背を向けて歩く	- 北大路京 ...	自由詩	3	15-2-12
三角	- 瑞海	自由詩	3*	15-2-11
体験入門で奥義教えられた	- 北大路京 ...	自由詩	1	15-2-11
冬	- 瑞海	自由詩	3*	15-2-10
財布を持たず行き先不明の電車	- 北大路京 ...	自由詩	4	15-2-10
葛藤	- 小日向 � ...	自由詩	1	15-2-8
アンナちゃん	- 瑞海	自由詩	2*	15-2-8
summer_white	- mizunomadoka	自由詩	6	15-2-8
たった	- 瑞海	自由詩	4*	15-2-7
希望	- イシダユ ...	自由詩	5	15-2-7
「_My_name_is_Oni_」と鬼	- 北大路京 ...	自由詩	6	15-2-6
そらはからかう_魚は見上げる	- 這　いず ...	自由詩	5	15-2-6
鬼の子に『桃太郎』を朗読させる小学校教師	- 北大路京 ...	自由詩	11	15-2-5
花と雪	- 葉leaf	自由詩	4+	15-2-5
人間関係に悩む鬼がタロットカードをめくる	- 北大路京 ...	自由詩	4	15-2-4
キラキラ	- 瑞海	自由詩	4*	15-2-3
豆風呂に突き落とされる鬼と突き落とした鬼	- 北大路京 ...	自由詩	2	15-2-3
ピアスを開ける勇気がない鬼	- 北大路京 ...	自由詩	6	15-2-3
飛び散った曼珠沙華に血が通っていない	- 北大路京 ...	自由詩	4	15-2-2

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