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二酸化炭素のような白い夕焼け
この暗闇のなかで、確かに僕は安心していたんだ
世界が世界を破壊しながら二足歩行している 二足歩行型の人間は歩く。買い物帰りの失い続ける自転車とすれ違いながら。放心する鳥たち。世界には大きなひとつの命しか存在していない。あの電車のなかから見た外の風景のなかに僕はいる。 火の玉を内に秘めて生きる。孤立する遺伝子。音楽家は静かに暮らす。艶めかしいふくらはぎを蟻が通る。対立する二つのものが存在して初めて完成する世界。いつも通りに夢を見る。覚えていることは覚えていること。黒　.... 起立礼着席起立礼着席起立礼着席。眠りが燃える、朽ちない光が永遠と。堤防で打ち上げ、喧噪に染まる眩暈が静謐に嘯く。肉体の水面、泥を着て。何かがすべてになろうとしている。
ゴースト(無月野青馬)さんの水宮うみさんおすすめリスト（4）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
二足歩行- 水宮うみ自由詩1*15-2-20
またあした- 水宮うみ自由詩2*14-6-22
僕らの日常- 水宮うみ自由詩2*14-3-18
私は倒れていった人々のことを忘れない- 水宮うみ自由詩5*14-1-21
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