すべてのおすすめ
ばらばらになった、
時間、
失われた腕は、戻ら
ない、わたしの
死んでいくための
時間、
防腐処理を施されたきみの
死が、狂おしく
咲いて、無が
咲いて、
言葉は
ばっく ....
ムリーの病名精神病
学がないから自分でつけた
ムリーは黒目がちで夢見がち
素敵な王子様と心中したい
でもいつだって叶わない
ムリーの全てはむり
長女マリーは勉強家
次女ミリーはしっか ....
一粒の私を
順番に潰していく
一粒の私は
潰れるたびにまた現れる
一粒の私は
いつまでも一粒の私でいるつもりらしい
あの日
真っ逆さまに落ちていく景色の中で
....
1、むしゃくしゃしてやった
2、大恐竜展の破壊の思い出
3、あの娘はトラック
4、踊り場にて
5、職安通りコンチネンタル
6、GoJapanese
7、ゆめのある人
8、あの娘はトップブ ....
まだ幼い頃
家族で夜の海へ
泳ぎに出たのだろう
若い夏草のような
家族で
私は玩具のように
小さな浅黒い生き物
だった
海もまた
生き物だと
生々しく感じたのも
それが初めて ....
体が溶ける謎は説けぬ
君は去った街に残るのは
涙の水溜まり
途切れなく続いている毎日
心の端の方では落ち着くらしい
ほどけなくなった靴紐には
最終的にハサミの刃をあ ....
死期に近づく夜がある、のさばって、蔓のように
暗闇に絡まるわが身を夢想しながら
古い漆喰の壁がこぼれる音を耳にするような夜が
チェコスロバキアで小型旅客機が墜落して日本人旅行 ....
朽ちた共同住宅の
一室に忍び込んで
凍えながら
急ぎ足の雲を眺めた
夕暮れのせいで
躍起になってるみたいに見えた
どんなことをして大人になった
どんなことをして大人になった? ....
フラットな意識は
この巻いた頭に、ない
カール
巻いた
この毛先の
先に
細くともるみたいな
はるかな、声
きみの声、くるりと
巻いてる
フラットなトイレのドアがひ ....
{引用=私たちの諸言語は存在するという動詞を中心として織りなされている。だが、私たちの諸言語は、いかなる王権よりも強く、また、廃位することもない存在の王権を単に反映しているだけではない。そうではなくて ....
{引用=存在とは他なるものーー存在するとは別の仕方でーーというénoncé 言表は、存在と無を隔てる差異のそのまた彼方なる差異を言表しているはずだからだ。存在とは他なるもの ....
{引用=存在を排斥しようと努める否定性も、存在を排斥した途端、存在のうちに没してしまう。空虚がうがたれるや否や、il y aの無言の呟き、あるの匿名の呟きがこの空虚を塞ぐ。喩えて言うなら、たったいま死 ....
あなたのひとつめの死を現像するための暗室でいくつもの春を指折
り数えていた(宛先のしれない指示語が濫用されてしまう街の隅に
ちいさくうずくまったまま声を発さない亡霊たち(汲みあげる手つ
きで垂れ ....
停滞した健康的な単一の団地の典礼は薄弱な電子の季節に破れた通学路の出入口の散光の挙動不審者の個展みたいな暴動を細部まで追悼する。青いガリガリ君は全速力で電球に溶け明日伊藤誠を殺傷する計画を夢想する少年 ....
[http://kai-you.net/interview/528とhttp://dproject2.iza-yoi.net/about.htmlとhttp://www.otherman-record ....
王国はいつまでもそこにありますように
ありつづけますように
と
(そこ、
という代名詞の罪ぶかさについて考えていた)
尾を振りながら過ぎ去っていくいくつかの流体
真白の雪原がどこまでも広が ....
曖昧な空間に出来た亀裂の中に身体を溶かして連続する呼吸はまるで推敲の足りない台本の様に不規則だ、何を言っているのかまるで聞き取れないスピーカーの音量に辟易しながら広告をやり過ごす様な時間ば ....
誰かが 楽しそうに歌を 歌っていて
か と
に あ 歌というものは 届
聞かせるために 誰 聞 い
あ か か て
あるか ....
ナガサキの空に死ねっと念じ
た首吊るべき修学旅行中学生の集団意識を撃
つポイフル的少女
のスーパーフラットじゃない太もも
に失神するまで射精した無数の匿名大学教授ど
もへの容赦ない暴力は論理 ....
僕の右手はいつも深爪で
それはバイトの関係上しようがない事で
いつもクッキーの缶の口に貼られた
シールを剥がすのに苦労したり
痒いところに手を伸ばしても
いまいち、こう、快感がなく
ついつ ....
ことばに
よじのぼって
泣いたり
笑ったり
しているが
水分を
ひとつも
よこさなかった
好きだ
と言うと
自分の
腕が
抵抗する
ふさわしくない
と
ケーキを
取り落 ....
最初からそこに確かにあった
遠くから見上げる立ち姿は
あまりに機能的で無駄がなく
目に映るほかの風景を邪魔しなかったから
ほかのものばかりに目が奪われ
それを意識することがなかった
....
腰から
あなたの右足が
つきだしているから
歩くときには
きまってふらふらとする
電車では
みなが嫌な顔をする
あなたの右足以外の部分は
どこにいってしまったか
知らない
キスをす ....
言葉が離れてゆく
まるで塵のようだ
堕ちてゆく言葉に求めてはならないもの
あれは何だろう
言葉が壊れてゆく
まるで自分自身のようだ
愛されていないと不安になる
....
きみは眠りすらうしなって
エイギュイユ・クルーズの亡霊たちのさなか
みみもとできこえる音に名前をつけようとして
自分の大切なものの名前をわすれる
密度の ....
涙が邪魔だから
瞳はもう必要ない
見ることは諦めて
耳をすます
そんな日々が転がり始め
ホワイトシチューの中に溶けていく
しばらくこれだけを食べて過ごそう
鍋をぼんやりと見つめながらそう ....
ひらりくるり
かれはおちてきて
ふみつける意志もなく
ふみつける
じゃかり
ひとりで生きているようで
ほんとうはひとりで生きていない
しかしそれは
じぶんの意志とはまったくむかんけいの ....
魚影のない河川
子どもの工場見学
秋空にぎんぶち眼鏡のつがい
おとなの暗い話題
人のかたちを真似るビルと
ビルのかたちを真似る人
沈む色紙の太陽
三角座りのキリ ....
詩情は朽ち木のように
川を裁断し
それを橋と呼んで
水を渡る
わたしたちの足は
いつまでも渇いたまま
濡れた手のひらのうえ
小さな風車が幾つも咲いて
わたしたちの語彙は
かな ....
指の腹で押し潰す頬の、
薄皮一枚先を流れ去る
君はすっかり青ざめてしまって
嘘のような住宅街に漂う金木犀の香りと
ぶら下がる総菜屋のコロッケは
いつだって口論を止めずにいるか ....
ゴースト(無月野青馬)さんの自由詩おすすめリスト
(1436)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
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-
こもん
自由詩
4
12-3-24
病気がちのムリー
-
ピッピ
自由詩
5
12-3-16
一粒の私
-
健
自由詩
5*
12-3-14
222
-
馬野ミキ
自由詩
10
12-2-22
黒い海
-
真山義一 ...
自由詩
40*
12-2-17
とりあえず全部なくすことにした
-
こめ
自由詩
11
12-2-8
死期に近づく夜
-
ホロウ・ ...
自由詩
4*
12-1-15
どんなことをして大人になった?
-
ホロウ・ ...
自由詩
8*
12-1-10
ひかりと水、それが映す町のすべての音
-
水町綜助
自由詩
6
12-1-3
III_Autrement_qu'être_ou ...
-
イリヤ
自由詩
2
11-12-23
II_Autrement_qu'être_ou_ ...
-
イリヤ
自由詩
3
11-12-23
I_Autrement_qu'être_ou_a ...
-
イリヤ
自由詩
4*
11-12-22
glossolalia
-
雛鳥むく
自由詩
11
11-12-10
子、誤認する推進の実技
-
反現代死
自由詩
4+*
11-12-7
ペンタブで鳥類に翼を与えてもgiogio鳴かねし
-
反現代死
自由詩
3
*
11-12-5
monologue
-
雛鳥むく
自由詩
10
11-12-3
世界にはどうしてこんなにたくさんの音が溢れているのだろう
-
ホロウ・ ...
自由詩
4*
11-11-5
誰かが歌を歌っていて、僕はそれを聞いていた(それだけ)
-
ピッピ
自由詩
9
11-10-28
1999年生まれのキチガイは積極的に人を刺すが詩を書いてる人 ...
-
反現代死
自由詩
1
11-10-28
眼球を刳り貫き放り投げるバイト
-
かいぶつ
自由詩
5
11-10-28
Sunny
-
イシダユ ...
自由詩
8
11-10-21
塔
-
深水遊脚
自由詩
8*
11-10-20
斜陽
-
イシダユ ...
自由詩
10
11-10-19
ミュウズ
-
アラガイ ...
自由詩
7*
11-10-14
あたたかい亡霊たちのカンバス
-
ホロウ・ ...
自由詩
5*
11-10-14
ホワイト
-
健
自由詩
6*
11-10-13
読むの禁止
-
ピッピ
自由詩
6
11-10-12
かみなりのおとをききながら
-
かいぶつ
自由詩
7+
11-10-10
けつえき
-
雛鳥むく
自由詩
8
11-10-5
mash_mellow
-
山中 烏 ...
自由詩
6*
11-10-2
1
2
3
4
5
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