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細長く影が伸びる帰り道に聴きたかった声 いつも午後4時になると
岬に現れるセーラー服

いつも裸足で
そこの海に足だけつけて
泣いてるんだ

どうして 泣いてるか
理由はわからないけど
いつものように綺麗で ....
誰かに泣き付きたいと思っても
重荷になってしまう罪悪感が勝ってしまう
何かに八つ当たりしたいと思っても
矢張り壊してしまう罪悪感が勝ってしまう

何がしたいのか良くわからなくなってくる
ど ....
秘密の恋が鏡越しに見つめ合っている ケータイ開いて
メール来てたら、ちょっと嬉しい

ケータイ開いても
メールが無かったら、ちょっと悲しい

メール来ないかな、と思って
ケータイ開いた瞬間に
君からメールが来た時 ....
お花
彼岸花の女の子
触ると消える
夏だけの女の子

アスファルトが太陽を照り返す
暑さ二割増しの今日だって
森深くのあの場所に行けば
きっとあの子に会える

夏になると悪 ....
あなたが私を
見つけたのは、偶然じゃない
私が暗い闇からあなたを呼びつづけていたから

繁華街の出口から
あなたの待つ家にむかう
次第に濃くなる暗闇と引き換えに
私の即興詩を差し出す
 ....
夜の悪戯
午前2時に抜け出して
星と一緒に空を駆けた

君と降り立った夜の水族館
クラゲの展示に食いついて
離れない横顔が好きだ

少し足元照らすライトが
緊張感を膨れさせる ....
都合よく堕ちるサヨナラの螺旋 同じ空を見ていたくて

同じ空気を吸いたくて

同じ光を見たくて

同じお話で笑い合いたくて

同じご飯を食べたくて

同じ布団で寝たくて

同じ曲を聴きたくて
 ....
一対の鉄塔が
街をはさんで見つめあっている
(病気のような時間帯)

頭痛もちの少女が
おぼえたての寂しさを抱きしめて
影をうつした空へ飛びおちていく
スニーカー遠くへ投げてブラウスの空 坑道は閉じられた

この町の盛衰などは
年表に改めて書きくだすまでもない

わたしたちは身を染めるように
幾百の眼で見てきたではないか

鉱石と蔓草と共同墓地
その合間のくらしの ....
並べて揺らしてゆっくり回して
大転倒から未踏の功利と
大絶賛から三十回転既納の白夜に群がる紺屋と
朝から晩まで紅さか楓と触れ合う仕草で影を結いながら

さめざめ襤褸に乱吟を繋ぎ
さめざめ嬾 ....
モリマサ
「もう何もきにしないで今子供作ろう今」
並んで歩きながらいうと「作ろう」だって
真実は現実の中である必要がある訳ではない
平気
部屋のベットに風に吹かれてる歌並べる
平気
ミッ ....
笑顔が素敵と言われて
誰が嬉しいと言ったの?


深い不快
もう慣れてしまった嘘
今更誰かに言えるわけない

飛び降りた刹那
宇宙に飛び込み啼いた
誰も知らない私の秘密
 ....
身の程ならば知っている
薄汚さなら知っている
壊れかけてる玩具のピエロの人形の
片腕一本剥ぎ取って
眠れぬ夜にも朝は来る

だんだんと沈んでいく
だんだんと沈んでいく

それがたまら ....
ほんとはねハーゲンダッツが欲しかった
ほんとはね緑の帽子が欲しかった
ほんとはね夜は静かに寝たかった
ほんとはねあの娘の近くにいたかった
床の下の人は
土に還るのを待っている
腐った林檎もきっとそう

とどめを刺さずに
ゆっくりと死ぬのが
綺麗、善とは限らない

きっと私なら
あなたの一張羅の白のシャツ
真っ ....
死ぬときに見る走馬灯の大半がアニメ 君に傷つけられるほど僕はヤワに出来ちゃいない
僕に傷つけられるほど君もヤワに出来ちゃいない

全てを見据えているようで 実は何にも見えちゃいない
全てを受け入れてるようで 自分の事さえ好きには ....
大学ノートの罫線を
上手になぞるように生きていきたいような
焼却炉にプリント
ぜんぶ突っこんで 旅に出たいような
そんな気分の隙間で大学に通い
夜風のぬるさに救われている

明日が定期試 ....
どうして人は
高いところから落ちると死ぬって
分かるんでしょうか

どうして人は
死んだことが無いのに
死が悲しいって分かるんでしょうか

どうして人は
悲しいとか嬉しいで
涙 ....
「もう何もきにしないで今子供作ろう今」
並んで歩きながらいうと「作ろう」だって
真実は現実の中である必要がある訳ではない
平気
部屋のベットに風に吹かれてる歌並べる
平気
ミッキーマウスの ....
拝啓 牢屋のあなたへ

ワタシは裸足で歩くのが好き

アスファルトの上も
浅瀬の中も
はらっぱの下も

足裏から伝わるエネルギーが
ワタシの原動力

靴下履いちゃうと
 ....
絶えず鳴り響く夜を脱いで赤い死神 その手の中に花を握って死体 君よ進め その河原を
力強いその足を踏んで

風に纏わる髪をほどいて強くつよく

一面の深い深い黒
怖くなんかないよ、大丈夫
震える手 握っててあげるから

沈んでゆく 泡の音を ....
飛行機から
世界一広い国の何処かの
一瞬を見下ろす

無限に連なる
モノクロの山嶺

それは眼球から見える世界

耳で見える世界は
ただただ
 青い砂漠


機内の ....
望遠レンズから素足のダイヤモンド
ゴースト(無月野青馬)さんの自由詩おすすめリスト(1436)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
細長く影が伸びる帰り道に聴きたかった声- 北大路京 ...自由詩514-8-1
人魚姫- 瑞海自由詩4*14-7-31
チラシの裏- baby bird自由詩114-7-30
秘密の恋が鏡越しに見つめ合っている- 北大路京 ...自由詩614-7-30
現代病- 凍月自由詩5*14-7-29
彼岸花- 瑞海自由詩4*14-7-29
失恋歌- 砦希自由詩214-7-29
悪戯- 瑞海自由詩5*14-7-29
都合よく堕ちるサヨナラの螺旋- 北大路京 ...自由詩7*14-7-28
唯々- 瑞海自由詩4*14-7-27
鉄塔- はるな自由詩814-7-27
スニーカー遠くへ投げてブラウスの空- 北大路京 ...自由詩614-7-27
朽ちてもいいんだ、この町は- 遙洋自由詩6*14-7-27
塁壁に刻む詩- baby bird自由詩114-7-25
#ほしい(蛇口/モリマサ公連詩)- モリマサ ...自由詩2*14-7-25
失笑- 瑞海自由詩2*14-7-24
プルチネッラ- baby bird自由詩214-7-24
ほんとの話- baby bird自由詩314-7-24
還元- 瑞海自由詩4*14-7-24
死ぬときに見る走馬灯の大半がアニメ- 北大路京 ...自由詩514-7-23
リトルナースと道化師と- baby bird自由詩114-7-23
衝動- ユッカ自由詩314-7-23
何故- 瑞海自由詩4*14-7-22
あまい- モリマサ ...自由詩314-7-22
牢屋へお願い- 瑞海自由詩214-7-22
絶えず鳴り響く夜を脱いで赤い死神- 北大路京 ...自由詩314-7-21
その手の中に花を握って死体- 北大路京 ...自由詩214-7-20
群青- 瑞海自由詩4*14-7-20
青い砂漠- 凍月自由詩7*14-7-20
望遠レンズから素足のダイヤモンド- 北大路京 ...自由詩514-7-19

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