すべてのおすすめ
痺れを切らす午後が
薄皮を穴だらけにする
口の端にこびりついた
昼の餌の放つ臭気
洗面で洗い流して
あとかたもなく洗い流して


遮光カーテンの向こうで
目も合わさない今 ....
ハローワークに行ったふりをした帰りに
そうえいばキムからの着信があったなと
スリーエフの交差点で電話したら
おばさんが出て
ミキくん、ブログの作り方を教えてというので
一体あのババアが何をイ ....
おまえはただのロック
おまえはただのパンク
おまえはただのハード
おまえはただのメタル

おまえはただのポエム
おまえはただのノベル
おまえはただの散文
おまえはただの ....
しあわせな夏の夜は
しあわせな夏の早朝へとつながっているけど
夏の昼間は焼け死んでしまう絶望さえ
わたしは家事をしなくてはと
ごまかして
人生を片付けていく

彼はまだ
今ごろ総武線に ....
ポメラニアン座礁
宇宙カルピス
菫ちゃんのちち
小さくても電車
やってもやってもおとこ
コッペパンになりたい
いぼ痔の手つきで
デッキブラシ流し
志村のまつげをカールするためだけの
 ....
まりまりと育った
踏みつぶされて死んだ



夕方の河原で妹たちが裏白い顔で揺れている
剥がれない瘡蓋
喉元を細い波線が貫いて
噴き返る血流と漏れ出す呼気の
擦れ合う音
こ ....
地下鉄降りて改札抜けて階段上って、パンツ、パンツ見えパ、見えないし、ふつう見えるわけないし、適当に広告でも眺めてたふりして視線を流して、熱風にやられる、マックブックを脇に抱えたランチ帰りの会社員を見送 .... 温かさが或る夢、
12月の午後の加算に
位置が足りない、、長く険しい一時間と別っていても・・・
運子が書かれている漫画、”BON ”ガ
一躍夕目になっている 野は、静かな雫の月が、
毎々に戻 ....
歩道の縁石に
繭のように座り込んで
きみは
つぎの言葉を待っていた
つぎの言葉など
もう
ないというのに


プラチナブロンドの
髪に
ピースマ ....
空耳か
外を行く誰かの声か
妙に近い場所で
聞こえてくる誰かの声
聞き取れず
無視できない
例えるなら
かすり傷の
痛みのような
その声…


 ....
昨日目覚めたときのどうしようもない霞みをロックンロールのグルーブで撹拌して、どうやらおれはこのたびも中途半端に生存者の岸に立っていられるようだ、サカリのついた野良猫のどうしようもないきんたまが二度 .... だれかがおれを殺そうとするから
おれは必死でそっちのほうへ鉈を振り下ろす
血しぶきを上げてたおれる顔は
おれの知ってる顔であったりなかったりする
表通りで悲鳴が聞こえたこと ....
ドナドナってターム
ヒモのついた動物って意味


すきってなに

あたし
イタミとかって
てんで関係ないんだ


ドナ

ヒモでくくられた
動物って意味

犬みたくハア ....
告白したら、わたしメカなの、と、ふられた、前向きにとらえて、体操服を盗むとエージェントがやってきて消されるから考えなおせ、と、いうことだろう、笑顔、汗ではりついた前髪のすきまから数字がのぞいている、な .... かごめ
かごめ

篭の
中の
鳥は

いつ
いつ
出やる











かーごーめーかーごーめー
おまえの夜明けはいずいずこ
出やって ....
さて、正面には
丸い机
中央の
銀皿にもられた
艶やかな葡萄と
止まったままの砂時計
どこからか
聞こえてくる通奏低音が
生きものたちの
瞼に影を落として、

りりり、と
電話 ....
深い海の底 暗い洞窟の中
スポットライトのように
光が差し込む ブルーホール
暗闇の中のただ一つの希望
暗闇の中でただ一つの希望

ホールから差し出される手をひたすら待ち続けて 
暗闇か ....
斜めの鏡に映る逢魔
草が双葉へ渡す花
解体される建物が
料理のように匂いはじめる


小さく鳴る水藻
かわいては沈み
ふたたび浮かび
壁と影を繰りかえし濡らす
 ....
このぼくのこころは
このぼくの鼓動は
このぼくの興奮は
このぼくの足跡は
衝動は
焦燥は
終焉は
再生は


あたらしい言葉を
燃やせば
古い皮質が ....
今日
わるぐちを投げた
うまくいかない 輪投げみたいに
二度ほど
書き直してから
送信

ほどなく
私の書いたわるぐちが
白い画面に現れる
匿名の
小さな怒りだ

ああ
私 ....
 起床から睡眠に至るまでにいくつもの粒子が整列していた。それらは貝や木の実や爪だったりしたが、あちこちを眺め回しては倦怠で門のようなものを開くのだった。年齢という数字が記号でもあり連続でもある、そして .... クラブ帰りの渋谷でサンプリングされ尽くした女子高生の残骸を打ち落としてく縦シューでボム抱え落ちして、デスルーラで飛んだ先がベルベットルームでもマサラタウンでもなくボロアパートの自室、いしのなかにいる、 .... 夜の一部分が破れ
青空が露出していた
抜けるように
青い
イタリアの
空のように
あなたの肌に聞こえるものが
他の何処にも聞こえぬという
蝕のあとには何も無くなり
皆あなたの肌を聴きたがる


カーニバル
雨の針
グライダー
嘆いても嘆いてもはじま ....
夢の中に置き忘れられた風景、その中で僕は置き忘れられました、その中では今も風が吹き木々が揺れ、人が悲しんでいるでしょう、どこにでもある宇宙の外れ、その崖の下へ僕は投身しました、崖はいくらでも増え続け、 .... 無作為過ぎる
光線の向こう
落ちた椿と
濡れた路面


道路わきのドライフラワー
いくつかのスナック
そこに佇んでいるのは
たぶん年端もいかない子
 ....
傷を隠したような
雨の後の夜空
走り去ったバスと
針のように深く
胸を突き抜けた言葉


傘を閉じた人たちの
話声は弾んで
バス停に残された
僕はいつまでも ....
プラスチック製の彼女の柔毛
を食べたかった
頭蓋骨のじんじんをあなたへ伝えるはず
の二秒を求めた
プラスチック製の彼女のじんじんは
酸素のかわりに酸を歓待するスイッチを押してほしがった
乳 ....
不完全なレイトショー
二連敗の前座ボーイ
条件付きのペントハウス
高慢ちきな御令嬢


メトロポリスの重大過失
ワルプルギスの夜の情事
ガダルカナルの島の遺骨
ペテル ....
まるで、舌なめずりのように生きた彼女は
東京の隅の方に好んで住んだ

茶色くて背の高いルームランプと
うぐいす色のカーテンの側で
彼女の歌に返るものは
目の前の壁が、低く唸る声 ....
ゴースト(無月野青馬)さんの自由詩おすすめリスト(1437)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜のぬかるみの中で不十分な手入れの銃を構えている- ホロウ・ ...自由詩4+*12-8-24
都営団地の屋上で- 馬野ミキ自由詩1712-8-21
ただのロック- ホロウ・ ...自由詩5+*12-8-18
ゆいごん- 蒼木りん自由詩312-8-17
しりとりウィズアウトポエジー- 魚屋スイ ...自由詩6*12-8-15
川は蛇行して背を伝う- 手乗川文 ...自由詩5*12-8-9
テレビデオガール- 魚屋スイ ...自由詩1112-7-26
17分の吐血凍結- 狩心自由詩1*12-7-22
夏の夜- ホロウ・ ...自由詩5*12-7-21
樹海の夜- ホロウ・ ...自由詩4*12-7-10
目の前で起こる亡霊のダンシングはみんな過去のこと(月曜の深夜 ...- ホロウ・ ...自由詩1*12-7-3
スティル・ライフ- ホロウ・ ...自由詩3*12-6-28
ドナドナ- モリマサ ...自由詩212-6-26
アフタースクールスピードチューン- 魚屋スイ ...自由詩9+*12-6-20
所詮我が身は語呂合わせ- faik自由詩4*12-5-27
水晶- yuko自由詩712-5-22
ブルーホール- 無限上昇 ...自由詩812-5-17
The_End_Of_An_Ear- 木立 悟自由詩612-5-17
生きてるかぎり書けるもの- ホロウ・ ...自由詩9+*12-5-14
わるぐち- umineko自由詩11*12-5-13
大洪水- 葉leaf自由詩512-5-13
まがいものの温度- 魚屋スイ ...自由詩6*12-5-13
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ノート(49Y.5・9)- 木立 悟自由詩412-5-11
twitter- 葉leaf自由詩412-5-8
閉まるドアと開くドア- ホロウ・ ...自由詩6*12-5-5
But_Not_For_Me- ホロウ・ ...自由詩4*12-5-3
No_more_less_than(酸を歓待するための二秒)- 鈴木妙自由詩312-4-25
弔う妄想- ホロウ・ ...自由詩6*12-4-24
生者の行進- 山中 烏 ...自由詩5*12-4-16

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