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どこがゴールかのど飴を噛む
街に降り立てばビニール傘が
しろい灯をあびて泡立ってる
一秒迷って そのまま あるいた
いつも他人の水を掬っていた両手に
排気によごれた透明なしずくが寄り添う
僕のからだは重い ....
釣り銭多く貰いすぎ悪夢にうなされる
電気椅子に座らされている
アヒル座りの執行人 、
月は彼女の下
凍る意識のなかで
「冗談だよ」って微笑むのを待っている
あなたは立ち上がりゆっくり近づくと僕の喉に手をつっこんで ....
殺した心に感想を尋ねられている
ふるさとはこの国の中心でも周縁でもなかった。中心や周縁という区分、正常や異常という区分、そういうものが消滅する場所がふるさとであった。そこには無数の人々によってじかに生きられた地図が、それ ....
マイク端子にイヤホンつないでなにも聴こえない
朝焼けの虹と青の淵
教会の十字架の左斜め上
月が泣いていた
涙を流していた
昨晩遅く
見たときは
あんな魅力的で
悪戯っぽい微笑をたたえていたのに
いま月は目を閉じ ....
いつも背伸びしてしまう
疲れた時の息抜き
ではなくて
無理に見栄を張ってしまう
いつも空回りしてしまう
君をがっかりさせたいん
じゃなくて
笑い合えたらそれでいいのに
....
もう会えない手を振り続けている
知恵の輪にペンチをそっと
月を呑み込んだ僕らの影ひとつバターのように溶ける
風景を壊しながら
ゆっくり歩いていたら
感傷が45度に傾いた、
存在が比喩のような君が
新しい名詞を
街にばらまくから
リリカルに死んだ思い出が
一瞬で
胸の中にひろがる、
....
目眩のする夜
夜風にあたって溶けてしまいたい
青い閃光
体の周りで光っている
振り払おうとフラフラ
まるでバレエのようね
雨に濡れたアスファルトで
ワルツを踊るの
頭が ....
ゴキブリホイホイへ希少なカブトムシ
男は詩を書いていた。
たくさんの詩を読み
感動したり影響を受けたり
時には幻滅したりしながらも
毎日のように詩を書いていた。
そして、
男は自分の作品を一冊にまとめ
ついに詩集を出版した ....
宇宙人来襲中にツチノコ捕まえた
赤ん坊は
夕暮れに
いつまでも
放り出されている
大人は
夜に
かえっていく
夜じゅう
あのときは
美しかったと
小さい声で
話している
顎に火を受けて
あの ....
生きなくちゃ 生きなくちゃ
今日も生きなくちゃ
豪雨の後の水溜りに
スーパーカーが突っ込んで
泥水飛沫がかかっても
生きなくちゃ 生きなくちゃ
明日も生きなくちゃ
たとえ世界 ....
{引用=きみとぼくのあいだではなにもおこらない。
うつくしいな。
ぼくらは潔白だ。
ドライブの末、絶壁に立っている。
なにもおこらない。
奇跡のようだ。
あいだを風が駆け抜けていく。
....
帰りたくない家へ特急列車
大陸で、
枯葉をペンキで塗ったような芸術が
砂浜で、
新しい季節を注文するらしいよ
噂では
鈍い犯罪は鮮やかな生姜の味
(意味わかるでしょ?
ひな菊を食べながら
逃亡する無意味が
情 ....
あれをずっと松茸ご飯だと思っていたかった
嫌な予感がして何も起こっていない
あたまのなかのあたし
あたまのなかのあなた
あたまとは
臓器のことではなくて
イメージのこと
イメージとは
実体のないことではなくて
憧れの果てのこと
....
大切なものを落としてしまった
それは方法のようなものだった
それは機能のようなものだった
それは祈りのようなものだった
新たに買えばすむようなものではなかった
代替に ....
席を譲りあううちに終点
ねぇねぇ
あいのおはなしをしましょうよ
…嫌だよ 愛は曖昧だ
じゃあ
みらいのおはなしをしましょうよ
…未来は今決めることじゃないと思うんだ
うーん それなら
わ ....
せつなこと分解してことのはよむ永遠のきみの首をどうにかしてしまいたいぼくは、水彩が部屋から逃げて冬めいた色のなまえをかってにつけるきみを階段から突き落とすしかなくて、きみは笑いながら泣いている ....
まるで
この世界に
僕たち必要ないみたいに
針がまわる。
商店街の電線に鳥が止まり
音符がゆれ
八百屋の帽子に
曲順が隠され
駅ビルが舌打ちする。
喫茶店のメニューには
水しかない ....
ゴースト(無月野青馬)さんの自由詩おすすめリスト
(1436)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
どこがゴールかのど飴を噛む
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-11-26
雨音
-
吐水とり
自由詩
6*
14-11-25
釣り銭多く貰いすぎ悪夢にうなされる
-
北大路京 ...
自由詩
5
14-11-24
月は彼女の下
-
吐水とり
自由詩
3*
14-11-24
殺した心に感想を尋ねられている
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-11-23
異邦人
-
葉leaf
自由詩
3
14-11-22
マイク端子にイヤホンつないでなにも聴こえない
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-11-21
月の涙の下で
-
凍月
自由詩
15*
14-11-21
背伸び
-
瑞海
自由詩
6*
14-11-21
もう会えない手を振り続けている
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-11-20
知恵の輪にペンチをそっと
-
北大路京 ...
自由詩
8
14-11-19
月を呑み込んだ僕らの影ひとつバターのように溶ける
-
北大路京 ...
自由詩
6
14-11-18
破壊の季節
-
左屋百色
自由詩
9
14-11-17
三拍子の彷徨
-
瑞海
自由詩
5*
14-11-17
ゴキブリホイホイへ希少なカブトムシ
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-11-14
現代詩カフェ(読み放題)オープン!
-
左屋百色
自由詩
8*
14-11-13
宇宙人来襲中にツチノコ捕まえた
-
北大路京 ...
自由詩
4
14-11-10
100
-
イシダユ ...
自由詩
8
14-11-9
生きなくちゃ
-
瑞海
自由詩
8*
14-11-9
きみとぼくのあいだではなにもおこらない。
-
ゆうと
自由詩
3
14-11-9
帰りたくない家へ特急列車
-
北大路京 ...
自由詩
9
14-11-9
ひずみ
-
左屋百色
自由詩
7+*
14-11-8
あれをずっと松茸ご飯だと思っていたかった
-
北大路京 ...
自由詩
7
14-11-8
嫌な予感がして何も起こっていない
-
北大路京 ...
自由詩
4
14-11-6
あたまのなかのあなた
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
14-11-6
祈り
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
14-11-6
席を譲りあううちに終点
-
北大路京 ...
自由詩
12
14-11-4
あいのおはなし
-
瑞海
自由詩
4*
14-11-3
きみのすべてよ応答せよ_
-
阿ト理恵
自由詩
7*
14-11-2
情報の森
-
左屋百色
自由詩
7+*
14-10-31
1
2
3
4
5
6
7
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