暖かな色した
おれんじ
深い色した
こん
空は何時でも
こころと
りんくしてる
小春日和だ。賑わう公園ーそこに、
ナポレオンが真っ赤な気球に乗ってやってくる。
しかし、じきに見えなくなった。
子供がその手を放したから。
そしたら今度は、別の子供が
同い年の父親が眠る真っ ....
おいらは孤独な道化師
ホームレス、ネットカフェで
寝泊りして
その日暮し

夢なんてない
腹いっぱい食べてみたい
人の役に立ちたい
何も悪い事はしていないのに

寒さで錯乱状態の仲 ....
 今日の仕事帰り、電車を降りた後に歩道橋で立ち止ま
り、数日前にこの世を去った君のことを考えていると、 
静かな雨が降り始めた。昨夜のBen’sCafeでそ
の知らせを聞いてから、僕はその事実を ....
2月になるとチョコレート買いづらいからさ
いまのうちに大量に買い溜めておくんだ

ミルクチョコもビターなやつも欲しくなるかもしれないし
抹茶や苺 クリスピータイプも とりあえず買っておこう
 ....
『最近忙しくて…』

なんて言い訳。

積み重なった想いも、
紡ぎたい言葉たちも、

私の中に確かにある筈なのに。

繰り返される日常の中で淡々と過ごす内に
炭酸の泡のように
( ....
写真の中に住んでいる人がいて
彼女は風も匂いも気にしてなんかいない
写真の中に住んでいる人がいて
彼女は形と色に執着する

動きのないまわりの空気は重たく
心の中を伝えるのは表情だけ
言 ....
探していた
おだやかな光を
逢いたかった
カンヴァスを破って

手を、そっと
輪郭のない夜だから
影もなくて
震えを数えていないと
ここがサヨナラになる気がした

風の硝子越しに ....
ナポリタンロマンス
ペペロンチーノスパイス

混ぜあわせた君が大好きさ
子どもみたいに夢中で頬張るよ

汚した口元は
君が拭いておくれ
籠の中に閉じ込めた
私が飛び出さないようにと

大事に、大事に、まるで子供と接するように
嗚呼、私はもう大人なのにね

貴女を狂わせたのは私
ほっておけば自殺してしまいそうな
私だから ....
持ち越した 次の夏への思いでは いつまでたっても奇麗なままで 明日海に行こう
ついでに踊ろう
足に触ったよ
いい気持ちになった

臨界はきわきわだった
トントン拍子で事が進んだ
記憶は一定でない
記憶は一定でない

明日カンブリア
ドスン
 ....
俺が1番じゃないって、教えてもらったから。

知ってるから。

君に、1番を大切にって言う。

淋しい言葉で、こっちを向いてもらいたいんじゃなくて。

自分の心を傷付けて、解らせてるだ ....
「お願い、彼と私を引き裂かないで!」

次の瞬間、私は意識を失った



* * *



気が付くと
彼はいつものように、不機嫌そうな顔をして通勤電車に揺られている
その周り ....
たくさんの淋しさは
胸の奥でそっと
優しさになる

それは
くわしく語らなくても
しみ渡ってゆくように思い
いつしかやわらかく
言葉のあやから
遠ざかる


おびえてし ....
  毛がはえて
  羽がはえて
  とんでいって仕舞うのは何
  根を絶たれ
  芽を摘まれ
  それでも咲きつづけるのは



  屋上にたたずんで
  日記帳を焼かれて ....
■美味なるもの、について我が独断と偏見を。



一、

焼肉といえば、ホルモンである。
ホルモンを食わずして、なにが焼肉か。

「飲み込むタイミングがわからないんだよね。 ....
まだ拭いきれない残酷さは
幼少の頃から根付いた罪深さは
その胸のポケットに仕舞いこんでおけばいい

連なる群青の浅い夜と深い朝
いつ芽吹けばいいの
だれが運んでくれるの
分か ....
今日の次に
明日がくると
疑いもなく生きているのだろうか

明日とは
不確実な未来であるが

明日が来ない未来を
想像する人は
どれほどいるのだろうか


今日という一日を
 ....
キラキラ星は掬う指先から
         ながれていく

落としていった光りを
かきあつめている

いつか
欠片にして胸にとめるため

星が燃えあがって
生まれたところへ還る ....
その空には雲がかかっていた
君は君らしくありたいらしく
空は空らしく空っぽがいいといっていた

真綿のような白い大きな雲
を はしからつまみだそうとしたが
どこがはしかわからず
しばらく ....
外国に行きたくて
海を歩き続けた
それなのに
海はどこまで行っても
海のままだった

道に迷わないように
紙幣をまき続けた
それも尽き果てる頃
家に帰ろうとして
鞄から地図を取り出 ....
あたたかな雪が
時のうろこ 一片と供に
もう一度、もういちど、と
落ちてくる
あなたの冗談は
胸に入ってるカイロのようにふんわりして
窓の中 しゅんしゅん伝う蒸気が
寂しかった空洞に
 ....
哲学するには遅すぎる
夢を創るには遅すぎる

しかし
残り少ない人生の中
人ごみに紛れて 流れて
生きてもいいじゃないか
  悲しみを悲しむなよ
  こんなにしずかに



  寂しさを寂しがるなよ
  だれもいないのに



  月があって
  光がある
  たったひとつ
  君がいて ....
どうにかなってしまいそう、
あたたかさの包みこんだ夜の隙間で
うたうたいの瞳がやがて変えて、いく、向こう。
 
 
憂鬱ななきごえは
黒に近いグレーみたいだ あれが、
夜明けに近づいて
 ....
ペテン師と言うと
響きは悪いけれど
とにかく君を乗せたいな
肩でも、口でも
どちらでも構わないさ
うな垂れたまま空にカメラを向けた
屋上から見えるのはいつも
真っ赤な夕日

今日が晴れだったならそのまま家に帰れた

でも、今日は雪

車のエンジンをかけると流れるのは
いつもおなじ ....
待ち合わせ場所はどこかの曇り空ばかりが続く駅かバス停



大波が小波を飲み込むように冬 芒ヶ原に消えゆくふたり



砂浜に打ち上げられる夕焼けの淡い波間に拒まれながら
 ....
めぐる

メリーゴーランド

そばにいて

夕日も見えない

孤独は動詞のようで

めぐる

メリーゴーランド

少し痛みに

さよならをして

天国は動詞のようで


ふざけんな

アスファルトに
 ....
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