一度口にした言葉 やり直しがきかない
発した言葉には それなりの真実

勢いにまかせた言葉が 人を傷付け
おまえに言われた言葉は忘れないぞ
別れ際にそう言われた

あなたに贈られた言 ....
のたりくらりのらくらり
朝はまだ明けぬ
霜柱の立つ冷たい風
コケの生すまに

時はのろのろと
さざんかははらりひらり
雪が降ってきた
鳩が2羽飛んで来た

夜は明けて
一面真っ白 ....
「 2月14日あけておいてね 」

期待しちゃうじゃない チョコレートとか

平日で仕事も忙しいけど 有休取って会いに行くよ


引っ越しの手伝いなんて 聴かされたのは前々日

より ....
水の泡
ぷかぷかぷかり
魚たちの鼓動
波のオーロラ

逃げろや逃げろ
人間がやってくる
水中の楽園を壊すもの
金持ちが苦しむ仕組み

有機スズ、PCBの生物濃縮
第一子が沢山譲り ....
郵便ポスト、その赤

狭い歩道、低い街路樹

助手席から、眺めている


くんっ

はっ!?

くんっくんっくんっ

鴬じゃねえかっ!


郵便ポスト、その赤

狭 ....
おんなから

そんなこと言われりゃ

逆ギレするしかないわけで

逆ギレしたところで

それはふたりの

延命装置でしかないわけで


寒が山を薄くしている

アイドリン ....
呼びさえしなければ
知らずにすんだ苦しみを
あやまることしか思いつかず
ただ 宿っただけの意味を
悲しんでいたのだけれど

あれから十年以上もたち
やっと今 私だけでなく ....
たとえば外が見渡す限りの草原で
はるか遠い地平線のうえ
まろやかな月が重たげに光っているなら
外は月夜で
という古い唄をうたってもいいとおもう

あるいは外が見渡す限りの大海原で
薄暗い ....
こころにとまった鍵盤が
偶然、泣きたい気持ち

降ればいいのに
アスファルトの上
からころ転がって
軽快な音跳ねる

割れそうな色だ
いつもどうしようもなく
触れたくなる透明だ
 ....
呼ぶ声がするので
窓を開ける
小さな庭に
いつものように
日が差しこんでいた
午後

僕はこの星でたった一人
光合成をはじめる
息を吸っては
自らの命に
窒息しそうになりながら ....
バリバリと板チョコ食へば冬の夜腿の辺りが寒く感じぬ

愛しさを連れて 君と湯町
乾いた太陽の熱が嫉妬を増幅させる
君の唇から小さな白い吐息と湯けむり

悲しまざるは僕と石畳
君の足が時計の針
昨日の僕が明後日を招く

海が見える ....
 
 
 
消えないように、
残しておきたいの。

消えないように、
伝えさせてよ。

消えないように、
ちゃんと憶えていて。

「アナタに会って伝えたい」

それだけのコ ....
突き放して欲しい
抱き締めて欲しい
云って欲しい
云って欲しい
たった一言でいい
云って欲しい
云って欲しい
あなたを信じるのに必要十分な言葉が欲しい

声を掛けて欲しい
触れさせ ....
「だいじょうぶ、気にしてないから」って…


ありえねぇ〜


それって、「どうでもいい」ってことじゃん!
  人について考えるとき
  僕の足はひとりでに川を渡る
  無機質な思いに淀んだ川



  夢はあるだろうか
  吹く風は優しいだろうか
  明日は来るだろうか


 ....
家に着いたときには
すでに落としていたのかもしれない

部屋に入るまで
気持ち悪さがとれなくて
何度も 何度も
自問自答

何をなくした?
なぜこんなに満たされないのか

家族に ....
一月の東京に

ひともまばらな

青のイルミネーション


風がふくらんだ

夜が白くひかる


一月の東京に

においのしない

青のイルミネーション


風が ....
 ぽっつりと。
 水面に輪ができた。

 ゆれる、空をまたいでいった。

  空は青かったか?
  地上は寒かったか?

 それよりも、
 揺れた空が端っこで、
 境界線を描いてい ....
 
 
 
湿った身体。
やまない雨。
傘を持つ手が落ちそうで、痛いほど。
探し続ける視線の先に、なにが見えるの。

歪んだ心。
冷たいつま先。
滲んだ血は傷を覆い隠して、痛いほど ....
まだ だれも起きださない早朝 
休日の弛緩の中でお風呂の湯に滑り込む

朝日が差し込むまぶしい浴室
光を吸って立ち上る湯気たちの 
白い粒子一粒一粒 
緩やかな螺旋の舞 

まだ  ....
僕が鶴の森に行くのは
落ち葉やコインはもちろん
少し大きな石をひっくり返してでも
そこに隠れている
夕焼けを
あの日の夕焼けを見たい
からで
森に行けないときは
こうして目を閉 ....
この寒空の下では
頁を手繰る指も冷たかろう
頭の中で誰かが囁いた

ビジネス文書術 という本の
最終章

まもなく通勤特急が通過します
黄色い線の内側へお下がりください

 ....
指輪を贈ったら「安物は愛がない」と言われ
花を贈ったらイヤミかと言われ

そっとしておいたらメールアドレスを変えられてて
友人には悪口ばかり言われ


それでも まだ 君を好きだと思 ....
目覚ましで起きてまた寝る寒の朝

小正月届いた葉書再度見る

湯豆腐や温まりつつ恋語る
去年から残してあるの ハートの小瓶に春の雫
リボン掛けて あげる

嬉しいでしょ 真白な冬に桃色ひとつ

作りかけのロマンの迷路

覚えてるの 傾いた横顔

甘くて柔らかい愛しい人
 ....
深い深い
海のような君の瞳は
暗い暗い
海のように悲しみに
満ち満ちていたけど

そこに確かに存在する感情が
僕には羨ましかったんだ
いくら落ち目のわたしだからって
何でこんな仕事しなきゃいけないのかな
数人のテレビクルーを引き連れて
どれだけ歩いてきたんだろう

雲の上を歩かされるなんて思ってもみなかった

富士山の ....
さようなら、の向こうで
夢、夢の花が揺れる
その花びらの裏側で
思い出が溜め息をつく

生きて行くことは
分かれ道の連なり
傍らをゆく風さえ
その地図を知らない

今日にうたえば
 ....
かみさま って
ひらがなで書くのは反則だ
世界 ってやつをひっぱり出すのも
ルール違反ってことにしよう

そこから
おれたちはまず
書きはじめなくてはならない

雨上がりの
濡れた ....
風音さんのおすすめリスト(910)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やり直せないこと- いねむり ...自由詩2*08-1-20
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2月14日、お引っ越し- 北大路京 ...自由詩8*08-1-20
この鐘を鳴らすのは誰- ペポパン ...自由詩6*08-1-20
くんっくんっくんって、春が来る- 吉岡ペペ ...自由詩108-1-20
あそんでくれてありがとう- 吉岡ペペ ...自由詩108-1-20
祈りと呼ぶ- 砂木自由詩7*08-1-20
外は月夜で- 佐々宝砂自由詩2*08-1-20
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失恋- 小川 葉自由詩208-1-20
夜のチョコレート- A-29短歌2*08-1-20
明後日の君と今日の僕- 純太自由詩208-1-20
Not_Found.- hope自由詩208-1-20
REAL- 000自由詩108-1-20
ショック- Honesty散文(批評 ...2*08-1-19
川を渡る- 草野春心自由詩208-1-19
落し物- tatsuya999自由詩108-1-19
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雨の後- ブライア ...自由詩6*08-1-19
at_Pool_Side- hope自由詩208-1-19
ミルク色の湯気- いねむり ...自由詩108-1-19
夕焼けが足りない_7- AB(な ...自由詩108-1-19
07:36- 凛々椿自由詩508-1-19
黄金八倒- 北大路京 ...自由詩4*08-1-18
小正月- 夏川ゆう俳句208-1-18
ハートの小瓶に春の雫- 北大路京 ...自由詩8*08-1-16
Deep_clear_eyes- Honesty自由詩3*08-1-16
雲の上のひと- 恋月 ぴ ...自由詩18*08-1-16
あした、咲く- 銀猫自由詩15*08-1-16
希望- 大覚アキ ...自由詩2608-1-16

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