「あの海は何色ですか」
 
 「鉛色」
   「かもめの羽のような色です」



「あの空は何色ですか」

 「真珠色」
   「冷たい霧を重ねた色です」
しらしらと騒ぎつづける常夜灯。白ちゃけた腕と、シーツと、骨と。




言葉なく羊の群か葬列か 食堂へ並ぶ人々の背中




膏薬を塗りたくっても痛いまま白いカルテと暦を散らす
 ....
風が吹いた。

なんとなく
振り返る。

髪が長くて
長くて。


風を感じた。

なんとなく
振り返る。

あなたが
そこにいる気がして。
蛍光灯の白い明かり
白と黒に世界を分けて
無機質な
感情の無い人工ライト

ただ僕は堕ちていく
何も掴め無いまま

血色を奪い取る青白い光
白と黒に世界を分けて
有機質の
観念恐怖を持つ人工ライト

 ....
こわいです

うすらこわいです

蛍光灯の無機質さ

でもあるんです

あるんです

そんな無生物だけが

ぼくをなぐさめるということが
西大路さんと東大路さんにも同じチョコ贈りました。
三個のうち一つは激辛ハバネロ入りのチョコレートです。
放課後、「誰が食べたでSHOW?!」を開催します。
女子みんなで誰が食べたか当てて盛り ....
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放す発情都市への宣戦布告
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放す蜂の巣になる君が好きでした
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放すたやすく好きとかいうなばかもの
 ....
オレンジは青で汚れている

影絵のような駅舎をすぎる

夕暮れはだれかのカルテだ


西方の空が

光ではないもので

輝いている


オレンジは青で汚れている

影絵のような駅舎をすぎる

夕暮れは ....
2月14日 バレンタインデー

モテないオイラにゃ関係ない日

最低気温マイナス2度 寒いのに コートもマフラーも校則違反

バカバカしい校則とも もうすぐ おさらば

卒業式まで ....
{引用=
コンビニエンスストア
レジにバイトのオバちゃん
ビターの板チョコ1枚だけ買おうとする若い男
店内、他に お客はいない


レジ:おにいちゃん、なんでチョコレート買うねんなぁ
 ....
時計の針が反転して
空に明かり射してくる

煌々と付けた蛍光灯眩しくなる
作られたその明かりに頼ってた10畳の城

電子機器に慣れすぎた時代で
僕の空はデスクトップの窓で

すっかり ....
中東にバーレーンっていう国あるやん
「タイン」はアラビア語で、祭りみたいな意味やねん
発音としては「バハレインテイン」のほうが近いかなぁ

紀元前からチョコレートに似たようなもんはあったん ....
雪うさぎ 泪で己を溶かし消ゆ 紫色のくちびるを震わせ
熱いコーヒーで暖を取るわたしに背を向けて
あなたはストーブに薪をくべている

見覚えのあるチェック柄の毛布
あなたの匂いを胸一杯に吸い込んでみた

冬の嵐の去った ....
一秒ごとに
とどまる
時間が
抜殻として
輪郭を残し
なだらかに
連なる

呼吸と
思考
いくつかは保たれ
いくつかは置かれたまま

ふりむけば
うすい
半透明の
殻が ....
景色はぼくを過ぎてゆく

ぼくを残らず消しこんでゆく


集落の瓦屋根が白く輝く

いくつかトンネルを抜ける

市街地の中層ビルが白く輝く

いくつかトンネルを抜ける

山間 ....
この世界では
もう
寄り添うことができないので

わたしは
新たな世界へ
あなた探しの旅に出る

指を鳴らすと
広がる世界

影絵遊びで
小さな世界

新たな世界は
多く ....
昇華した悲しみが

再び街に降る時

その美しさは白よりも尚白く
のっぺりとした入江だった

寒風にやられながら

煙草に火をつけるがうまくいかない

生活をまえにして

異邦人の俺はカチャカチャやっていた


目的がでっかすぎると

手段が目的になってしまう

反 ....
この町では

野良猫一匹

待ってない
雪は無機質で

結晶構造を

持っているから

鉱物に分類されることも

あるんだってさ


そしたら世界で一番
優しい鉱物は

雪かもしれないね




今はま ....
切り取られた一部のような

柔らかな陽射しと

穏やかな雲のワルツ


私はただそこに立って

無音のメロディーに

耳を傾けながら

秒針が幾度も描く円さえも

この瞳を奪えないほどに見入っていた
 ....
いくぜー!
オーイェー!
男らしさを見せてやれ
強い自分を見せてやれ

疲れを知らず
責めて責めて責めまくり
額に汗して踏ん張る
どこからでもかかって来い!

罵声を浴び
蹴飛ば ....
街角で意味が言葉を待っている

路地裏で言葉が意味に迷ってる

大通り概念だけで埋め尽くし

僕はただ謝りたかっただけなのに

街並みに黄昏れはじめた君の影
今日初めて
道行く少年に おじさん と呼ばれた
スーツを着ていたからだと思うけど

公園の木が風に震える
アスファルトは抵抗する気すらない
おじさん、てぶくろおとしたよ、
とその少年は
 ....
理由は
「キミが好き」だからです


たった5文字から成る
単純なカタチの感情で彩られた世界は
なんて美しいのだろう
俺達の恋が
たった今終わるとしても
海は死ぬまで海なのさ

恐ろしいほどの盗品が
今朝も浜辺に打ち寄せる
宝のようにそれは
ゴミでもあり
生きざまでもあった
カレーを食った後飲む珈琲白猫と目が合い午後の静けさ ひかりがひかりに逢えるように
そうであったうたに戻れるように
ひかりがひかりになれるように
そのままの水を飲めるように



足にからまるまだらな音
消しても消しても残 ....
郊外地ー、吹きさらしの原っぱ。
トランペッタみたい。
クラクションを鳴らし合うトラック乗りたち。
そういうのって格好いい。
ーよう!

そんな風に、
この詩も君に読んでもらいたい。
風音さんのおすすめリスト(910)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
色々色- 亜樹短歌708-2-20
白い施設- 高島津諦短歌2*08-2-18
- xたろおx自由詩4*08-2-16
人工ライト- 相羽 柚 ...携帯写真+ ...5*08-2-14
蛍光灯- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...408-2-14
2月14日、チョコレートと一緒に- 北大路京 ...自由詩13+*08-2-14
チョコレイトマシンガン- しろいろ短歌16+*08-2-14
夕暮れを通りすぎる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...608-2-14
2月14日、朝- 北大路京 ...自由詩6+*08-2-13
2月14日、前日のコンビニ- 北大路京 ...自由詩19*08-2-13
日の出前AM6:00- 相羽 柚 ...自由詩2*08-2-12
2月14日、3日前- 北大路京 ...自由詩18*08-2-10
雪うさぎ- poorguy俳句208-2-10
拾われたひと- 恋月 ぴ ...自由詩26*08-2-8
アースシャイン- 夏野雨自由詩64*08-2-8
車窓から- 吉岡ペペ ...自由詩308-2-7
探し出してくれてありがとう- こゆり自由詩10*08-2-7
【白】- つむじま ...自由詩2*08-2-7
異邦人- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...308-2-7
ひきこもり川柳その5- udegeuneru川柳108-2-7
優しい鉱物- 相良ゆう携帯写真+ ...208-2-6
絵画- 見崎 光携帯写真+ ...2*08-2-3
___★*+☆:☆*※★- ペポパン ...自由詩5*08-2-2
君の街で- 小川 葉俳句308-2-2
おじさん- つばくら ...自由詩2*08-2-1
理由- 和泉 千 ...自由詩108-2-1
盗賊- 小川 葉自由詩208-1-31
冬季昼食- A-29短歌1*08-1-31
ひとつ_しあわせ- 木立 悟自由詩708-1-31
出来ることなら、こんな風に- プテラノ ...自由詩2*08-1-31

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