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ぼくときみは違うから
同じものにはなれません
でも
同じくらい価値のある
別のものにはなれるはず
旅人は
暗い雲が垂れ籠める中
追いかけて
追いかけて
どうしても手が届かなくて
ついに追いかけるのを止めた
地球がまあるい事に気付いたから
雲の笑顔の隙間からは
....
ぼくは、運命だと信じ込んでいたけれど
きみは、偶然だとしか思っていなかったんだね
「お願い、彼と私を引き裂かないで!」
次の瞬間、私は意識を失った
* * *
気が付くと
彼はいつものように、不機嫌そうな顔をして通勤電車に揺られている
その周り ....
「だいじょうぶ、気にしてないから」って…
ありえねぇ〜
それって、「どうでもいい」ってことじゃん!
深い深い
海のような君の瞳は
暗い暗い
海のように悲しみに
満ち満ちていたけど
そこに確かに存在する感情が
僕には羨ましかったんだ