はじめての海
林の隙間から見える
とてつもなく高い
大きな大きな青い海

あれは空だよ
父さんと母さんは
笑ってたけど
あれこそが海だった

死ぬまで忘れない
灰が落ちそうなんですが

無理に引っ張ったら
何か違ったものまで取れそう
どうしてこんな状況なのか
無闇に冴えた頭脳で分析しよう

そうか!
乾燥肌に二月の空気
つけっぱなしの暖房
 ....
できれば曇り空の日がいいでしょう。
まわりに高い建物や木などがない場所を選んでください。
慣れない方は、あまり雑音のない、
出来るだけ静かな場所の方がいいかも知れません。
服装は気軽なもので構 ....
芽吹きの季節とはいえ
冷たい風が菜の花を揺らし
川面を颯爽と走る

光が流れていくのを
ただぼんやりと見ていた私は
纏わりついた髪をすき
静かに歩み始める

荷物は案外少なかった
 ....
世界を手にとれない
小さな手
サミシサに
ひと粒の砂さえ
握りしめて離さない
さまよう私の
うつろう心の
冷たい手
相手の心を読む
見極める
悟る
世の中が見えてくる

運を天にまかし
自らやるべき事を行う
後は天命を待つ
運を天にゆだねる

堂々として
人に安心感を与える
あらゆる努力をし ....
みずいろは
水の色なんかじゃない

水は透明だ

人が作りだすものは
透明なんかじゃない

だから
見えない気持ち
まぜこもう

ほら水色になった。
中指から菜の花
首に蒲公英を飾り
髪には白詰草の花輪
紋黄蝶が降りてくる
温かい手に引かれ
飾りを崩さないように
ゆっくり着いていく
薄手の白いセーターが
日差しにぼんやりと光る

 ....
曇天の雲に
仄かに薫る

白梅 
眺め

その古木の苔むした幹に軽く触れると

肌寒い風に 早春の息吹
たたえて たたえて 尚たたえつつ

梅花から 溢れている
(花びらが散る ....
どこにも行くあてがなくて
彷徨っている
頭の壊れてしまった肉親に疲れ果ててしまって
終の棲家を探している
認知症患者じゃなくて
ただのおばあちゃんなら
まだ寂しく思う心があっただろうか
 ....
風の音が聞こえるでしょう

ほらね

何かを伝えるために
いつでも 風は必死なの

だから時々
大泣きしてしまうこともあるわ

その後は
優しい歌声を響かせて

心をふんわ ....
果てない道の先には
いったい何があるんだろう

アクセルを踏みしめる
道端の草は崩れて
線になる
風景はみなみな溶け去って
線になる
僕は
センターラインに沈み込む

過ぎ去った ....
分かれ道まだ冬なのか春なのか

囀りや人を外へと誘い出す

走ってもまだ君までは遠い春
石に花をそえる
草をなでる風がそれを愛でる
遠い記憶

時が冷える
夢はとうに凍えている
窓に朝の光

手の平で顔をおおう
指の隙間から溢れてくる光
生きよう。
喫茶店で読む 
本を閉じて 
顔を上げると 

昨日の散歩中 
ふたり並んで覗く 
川の水面の鴨達に 
袋から餌を蒔いていた 
夫と車椅子の妻が
僕の前の席に座り 
テーブルに置か ....
空には雲一つとして無く、宇宙から見たこの部分はきっと僕が立っていることが何億光年の月日を経て確認されるはず。

実は太陽に支配されている地球の一角で、暖かい空気に誤魔化されて暮らしている、
それが僕ら ....
終わったぁ〜

首やら肩やらあちこちが痛む

大きく伸びをして

首を傾げて

ギュウ、としこりを押すと

痛/気持ち いい


そんなとき

君のことを思い出す

 ....

女の子
女の人
女性
分からない人たちです

まず少女マンガにはなぜ花が散りばめられているのか
それはどのような意図に基づいて配置された花なのか
もっさりしたアジサイですら可憐なの ....
忘れ雪言葉にならぬ別れ時

卒業や涙の中にある未来

山畑の大根の花見え隠れ
「 もしもし 」

犯人「 おまえのとこの息子は預かった。返して欲しくば2000万円用意しろ! 」
{引用=
(イタズラ電話か?! もしかしたら誰かに試されてるのか? 誘拐ネタか  とりあえず ....
教室の一番後ろ
窓側の席。

天気の良い日は
日差しがあたって
すっごく気持ちがいい。


今日もついつい
居眠りしてしまう。

ふと目を覚ましたら
授業が終わっていた。
 ....
儚い命
霞み草
夜明け
笛の音

異次元
静寂感
散る花
木の音

虫の声
夕立の
相合傘
雫の音
今朝

うぐいすの声をきいた

誰かが

空の窓をあけた
この世は 皆 Black or White
Grayなんてものはないさ
それ ただ 曖昧
白か黒 黒と白 白は黒 黒も白
Grayなんてものはないよ
それ マジ 無い無い
白のような黒 ....
空の裏側に世界がある
もうひとつの
僕らが生きた
かつての空がある

悲しんでる
そこで死んで
ここで生きてること
彼らは何も知らない

開けっ放しの
誰もいない窓の外
子 ....
かなしみは

ひかって滴りやまない

目がにじむ


結晶


それはあなたと

永訣するその夜だった


かなしみは

ひかって滴りやまない

目がにじむ


結晶


それはあなたと

永訣するそ ....
恋人を亡くし 
自らのこころを立て直そうと  
遠い旅先で 
免許取得の合宿に入った君は 
今日初めてのハンドルを握った 

仕事から帰った僕は 
君のブログの日記を読む 

「ギア ....
月が綺麗なのですが、

そちらの月も綺麗ですか?

この月明かりに、

僕ら照らされて、

ますか。
気持ちとは揺れて動いて変わるもの変わらぬものはただ君が好き あなたが美しすぎるから 僕らは狂ってしまう
時間も距離も歪んで 上手に掴めなくなってる

錆びないセンス ステンレス
たまたま言霊 手玉に取って

夢を見てるだけでしょう
わかってて ....
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