赤い葉っぱ 黄色い葉っぱ
これは茶色
秋はいろんな色の葉っぱがあって
とっても楽しいね

枯葉を踏む音だって
サクサク ガサガサ
いろんな音がしておもしろい
歩くのがおそかったかいちゃ ....
その痕は

痛いほど澄みきった
マイナス42℃の夏空を覆う豪雨のよう



歪みきり揺れては
捻れ滲んだピンク色の粒子


埋め尽く
された聴覚は光化学スモッグで視るアリゲー ....
ここに来させていただいて、
1年が過ぎました。

多くの方々の詩を読ませていただけたこと、
そして、多くの方々に私などの詩を読んでいただけたこと、
こころより感謝しています。

 ....
きれいな声で
うたってた
金糸雀みたいに

誰もいなくなった教室にかばんを置いて
二階の廊下から駐輪場を眺めながら
校庭でもくもくと走りながら
ボールの弾む体育館で人知れず
ほんとうに ....
唇の奥に見えた虹
忘れゆく定めとしましても
瞼の裏に潜む今
流れる水はつゆ知らず
あきらめきれない私の足は
幾つの海を渡れましょう
昔話を語るにも
馴染んだ舞を踊るにも
まとえる衣がな ....
都会に住みはじめ一番変わったのは
靴が汚れなくなったこと
母に駅まで長靴持ってきてと頼んだのは
実家に帰った際の笑い話しとなったし
でこぼこ道に足をとられることもなくなった

色とりどりに ....
{引用=夢を見た。}

夢の国に行ったら神様はいなかったけど
ミッキーマウスがいた。
「みんなの人気者」なんて嫌いだったから
ディズニーランドで会っても
手なんか振ってやらないと思ってたけ ....
ほんとうの事が知りたいけど
正しいかどうかはどうでもいい
つまり、とりあえずは磁北を信じて
夜どおし動かない星を探し出す
北極星、と呼ぶのは僕たちだけで
イトスギ達にはきっと別の呼び名がある ....
夕焼けに深い藍が沁みてゆく 君よ声を出さずに泣くな

寒椿体温混じるその時に二人一つの罪に散る朝

私の破片を集めても私にはならぬそれは君とて同じ事

知らぬ間に花なくなりし金木犀 時は ....
自慢話うまいひとって羨ましいな
自分のこと話したくても
つい口ごもったりして

自信が無いだけなのかな

たとえばカラオケに行っても
わたしの番になると
他のひと達世間話なんかはじめた ....
誰も知らない小さな広場に
誰も知らないサーカス、星をかかげて
青いテント 青いテント
少年は見つけた 舞台の上に
真昼の光線のしたたりを浴びて
少女が一人 くるくる回る
風のようなピルエッ ....
空が白んできたら、無数の糸がぼくをからめて
息苦しいくらいに涙を流させるんだ。

いつか、病室でママが言ってた。
「あなたは、恋人にあげた甘い蜜のかけらなの」

甘い、甘い、あまい  めま ....
月が銀青色に染まる時
ユニコーンが目を覚ます
冷たく輝く月の光に
象牙色の角が光り
キーンコーン
青白い星は夜を彩る

のっそり起き上がったユニコーンは
青い瞳を輝かせ
暗い森の中を ....
小さい頃は、世界は狭く

繋いだこの手がすべてだった


他人へ愛情を求めていったのは

いつからだったか


全てを分かり合う事はできない

それが定め


所詮は他人 ....
この世の中をそれぞれ
弾くだろう
紫の 世界は全てひとつ
であった愛を ここに掲げて

言い訳を言ってしまう だけど
惨めで

この木の下で考え始めたら
君が 輝いている
黒板の粉が
午後の日差しの中で踊ってた
あたしもその消された文字の一粒で
キラキラと笑っていたんだ

ブラウスの隙間から
風がこぼれないように
37℃の痛みを飾って
眼鏡越しに見える世 ....
あなたの手首から、ふわりと香る香水が好きでした。
大人びたタバックレザーの香りは少年めいたあなたとの間に
危うい不均衡さを生み出して、不思議とあなたの存在を
空間に焼き付けました。

はい、 ....
ねぇ

ぼくたちは、
もっと、笑っていてもいいと思うんだ

もっと、はにかんでいたっていいと思うんだ



むずかしいこととかじゃなくて
かなしいくらいの澄んだ青空を見上げていて、 ....
小道でつぶれた猫をみて
泣いて弔う ふりを、した。

人々は、まるで聖女でも見るかのような顔で空を仰ぎ見たけれど

私はそれを嘲笑した。


ひしゃげた命を踏みつけて、私は鏡を得たので ....
君から逃げた
君を無視した
君から離れて
君を嫌った

そう、君は特別だった

君を想って
君を追った
やりきれなくて
隠れて泣いた



そう、私は素直じゃなかった

 ....
めまいがするほどに単純な設問の数々
「はい」か「いいえ」のいずれかで答えよと記されていた
簡単な筆記試験だからと
人事部のひとはわたしを残し出て行った
小一時間もあれば出来るよね
何だかなあ ....
おめかししてまいりましょう
からす瓜もほんのり色づいて
アザミの花が熱いため息ついたから
あなたに逢いたくなりました


おめかししてまいりましょう
赤いカエデに負けないように
くちび ....
貴方は、

私の、わたしたちの標の
星。



(悪魔の概念を指し示せ、けれども溢れ出る優しさは隠さず に)



ショッキングピンクの大気上、10代の熱狂を
詰め込めんだ12 ....
もがいて

苦しんで

傷つけて





希望なんてないのだろう?

この世がどんなに残酷か

知っているのだろう?


自分の無力さも

知っているのだろう? ....
全てを、そう

寂しさで塗り固めて


寂しさに囲まれて

生きていたら


いつかしか

寂しいなんて感情は

消えるのだろうか









ひ ....
who

おまえは誰だって問われても
わたしって誰なのかな
今のわたしがわたしなのか
ほんとうのわたしは他にいるのか
自分探しの旅路
だなんて聞き飽きた科白だけど
わたしってやつは
 ....
はにかんで笑う アノコの
やわらかな心のヒダを斬りきざみ
助けをもとめるノドブエを噛みくだいた


アノコに突き刺した
痛みと悲しみの
鮮烈な返り血を浴びたとたん
それはドス黒くキミに ....
現実はいつも
残酷な音をたてるからね


いまだに
感情をふりきれないこの男は

情けない、と

つぶやくコトバ以外を思い浮かべられなかった


あてもなく
わらい顔をつくっ ....
この歌の横顔にあなたがいなくてよかった

坂の上にぽっかりあいた空は遠くて
青くない方がいい気がした
降ってくる光が指先を透過して
平面なわたしが散らばり始める

透明になれなかった二人 ....
優しい国のふもとでは、
テレビのなかで、パソコンのなかで、
夥しいテントが並べられている。
積み木のような高層ビルの森の透き間を埋めて、
資本家の設計した本土総力戦を生きた、
こころに赤い傷 ....
アハウさんのおすすめリスト(2019)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かいちゃんと秋- 未有花自由詩15*07-11-20
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- わら未詩・独白26+*07-11-18
似合わぬ指輪- FUBAR自由詩11*07-11-17
月影- 揚羽 欄 ...自由詩7*07-11-17
ドアの向う側- 恋月 ぴ ...自由詩27*07-11-16
ミッキーに会いに- とうどう ...自由詩20*07-11-16
きっと、別の呼び名で- たりぽん ...自由詩27*07-11-13
微熱- さくらほ短歌8*07-11-13
ひより- 恋月 ぴ ...自由詩28*07-11-13
サーカス、星- 石瀬琳々自由詩10*07-11-13
ホスピス- 比口自由詩3*07-11-12
月とユニコーン- 未有花自由詩11*07-11-12
新世界- 三奈自由詩5*07-11-11
歌詞- 順星自由詩107-11-11
透明だけど、在る- ku-mi自由詩11*07-11-11
世界の残り香- 比口自由詩5*07-11-10
ねぇ- わら自由詩26*07-11-10
虚栄の鏡- 比口自由詩4*07-11-9
こうかい- 三奈自由詩3*07-11-9
詩を書くことは好きですか- 恋月 ぴ ...自由詩33+*07-11-9
あかね色の慕情- 渡 ひろ ...自由詩24*07-11-9
☆☆≠$- やまぐち ...自由詩507-11-9
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知らなければ- 三奈自由詩4*07-11-7
な、わたし- 恋月 ぴ ...自由詩28*07-11-5
鏡に映して- 渡 ひろ ...自由詩8*07-11-5
ぽぽろん- わら自由詩10*07-11-5
やがてかたちを変えるもの- ku-mi自由詩13*07-11-4
白い夏- 前田ふむ ...自由詩22*07-11-3

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