すべてのおすすめ
空が白んできたら、無数の糸がぼくをからめて
息苦しいくらいに涙を流させるんだ。

いつか、病室でママが言ってた。
「あなたは、恋人にあげた甘い蜜のかけらなの」

甘い、甘い、あまい  めま ....
あなたの手首から、ふわりと香る香水が好きでした。
大人びたタバックレザーの香りは少年めいたあなたとの間に
危うい不均衡さを生み出して、不思議とあなたの存在を
空間に焼き付けました。

はい、 ....
小道でつぶれた猫をみて
泣いて弔う ふりを、した。

人々は、まるで聖女でも見るかのような顔で空を仰ぎ見たけれど

私はそれを嘲笑した。


ひしゃげた命を踏みつけて、私は鏡を得たので ....
アハウさんの比口さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ホスピス- 比口自由詩3*07-11-12
世界の残り香- 比口自由詩5*07-11-10
虚栄の鏡- 比口自由詩4*07-11-9

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する