みんなの幸せを願った言葉を
みんなに届けようと
誰の顔も見ることなく
誰の心も見ることなく
蒼い天に放った

不自由な言葉は重力にひかれて
わたしの顔にへばりついた


ひっぱった ....
パンダの白い部分を
ピンク色に変えたら
アポロチョコの味がする


ビール の
プール に
入れる と

浮いたり 沈んだり する


ピンクのパンダは アポロの味がする

 ....
恋人に優しくない男なんていないよ  君の存在を世に知らせる為に僕は詩を書く
 毎日欠かさず 君に近づく為に
 手放しでも確実に天国に近づいているよ
 自殺した人は何処に行くんだろうね?
 僕の考えた世界かな?
 このまま終わ ....
いつもみんなよりも前に走っていた
けれどもそれは
人生のたった最初の十八年だけに
すぎなかった
次の四年間は
自惚れていた自分がいた
適当に時間を過ごせば
それで許されていた
ペースダ ....
 近代化の波を受けた川の大都市は工場を次々と建設し朝早くから煙をもくもくと吐き出している
 その傍らには経営が上手く行かず潰れてしまった工場が
 人間の生きる為の象徴のようなバーミリオンの太陽が地 ....
おやつを我慢しては 花火を買った

刹那の輝き 一瞬の煌めき


向日葵が枯れ始め 陽が落ちるのが早くなり
セミの声がヒグラシに変わる

緑の山も夕焼け色に 少しずつ染まっていく
「 ....
(ピンポーン ピンポーン)


「オハヨーございます。タイムパトロールです。」

なんでしょうか 朝っぱらから


「北大路さん、オハヨーございます。タイムパトロールです。」

も ....
 「なんで歌の中で貴方って呼んでくれないのかってね」 と僕は君に文句を言う
 「貴方って何か年上の方の言い方っぽくて嫌なのよ」と君
 部屋の中に光が射し込んでいる お祭りの前日の為か外の世界は浮 ....
学校に入学して
まず最初に教わったことは
決められた道を歩くことだった
とてもわかりやすくて
楽しい思い出が今でも残る

学校を卒業して
まず最初にわかったことは
決めていく道をつくる ....
あなたがいってしまった次の朝
庭の隅に赤いバラを植えました
赤いバラの蕾から
黄色いつばめが飛び出します
私はつばめの背中に乗って
雲の向こうへゆくのです


虹はリボンになって
風 ....
泣かない女は強いの

でもね
泣けない女は強くなんてないの

とっても弱い生き物なんだよ
とっても哀しい生き物なんだよ

だから
そっとあつかってね
優しくあつかってあげて ....
一筋の夢
指で先を足していく
空には届かない
私の背伸びでは届かない
そのまま
ぷつん と途絶えた
音信

首元がさむざむするから
結っていた髪を切った
ただそれだけのこと
今朝 ....
となりのひとの
新聞
読むでもなく眺めていたら
恋のひやりはっと
って記事が
目に飛び込んできた

おとこのひとに見つめられ
ひやっとして
揺れるわたしに
はっとするってことかな
 ....
「貴女はご自分に酔っていらっしゃるのです」


思いがけない言葉に顔を上げた

彼は静かに私を見つめて煙草に火をつけた


(どういうこと?)


いぶかしげな眼差しの私に彼はこ ....
六月の香りの入った
お手紙
あなたから

お久しぶりです
から
始まって

麦わら帽子をかぶった
七月の夜に
なぜか さみしかった
その日の
星がひとつだけの夜に

かわい ....
夜はネンネコリン
お月さまのすべりだい
つるつるすべって夢の中
坊やは銀のお船にのって
夜の国へまいります

夜はネンネコリン
お星さまのガラス窓
きらきらひかって夢の中
坊やは銀の ....
 始発のバスのプシューという音がして空を見上げると光輪ができている
 空気は蒼い
 シンボルの時計が印象的だ
 人が疎らに歩いていて噴水が噴き出し始めた
 途端に駅の雰囲気が変わった 小鳥が囀 ....
夏の氷は透き通っていた
四角いその宝石を
水の中へと入れると
しゅわぁという音が聞こえた
それをじっと見つめる
自分の中に固まっていた何かと
同じようだった

さようなら
この氷の最 ....
わたしはさがしているのです

この世に生まれおちる
その前の

母のナカで見た
あの光を



わたしはさがしているのです

わたしが生まれおちる
その時の

慈愛に満ち ....
その花には名前はなく


道の隅に ひっそりと咲いていた





それをみつけた きみは

その花に名前をつけた




その花は、あたらしい「いのち」を与え ....
今日はネコの日だ
ネコを大切にしなくてはならない一日
自分の家で飼っているネコだけでなく
ノラも含めて大切にしなくてはならない
でも今日は朝からずっと雨

コンビニから帰る途中で
ゴミ箱 ....
 ヘッドフォンをして「ドラマチックレコード」を聴いた時だけあの頃に戻れる
 あの頃に戻らないと決めたのに曲を聴いている自分がいる
 風が強く怒ってそうな曇り空で暗闇が広がり小雨が降るかもしれない
 ....
夏の朝
とうもろこし畑の中に溶けてみた
一直線に並んだ黄緑の
甘い匂いが夏だった
気づけば夏の中に溶けていた
黄色の穂先から見上げる青空は
水を見ているようだった
土から湧き出る水蒸気が ....
コンコンチキチン
コンチキチン
コンコンチキチン
コンチキチン

祇園祭が始まるよ
祇園祭が始まるよ

祇園囃子の音がすりゃ
京都の夏も本番さ

コンコンチキチン
コンチキチン ....
鍵爪のような細い三日月の夜
ある人妻は魔王メフィストと約束を交わしました
禁断の恋の成就を願い
その代わりにメフィストの言うがまま
魂を売ることにしたのです


ただ一つだけ月の出ない闇 ....
俺の君へ

 すごく強い俺がいて すごく弱い俺がいて
 すごく恐い俺がいて すごく優しい俺がいて
 すごく甘い俺がいて すごく辛い俺がいて

 すごく明るい俺がいて すごく暗い俺がいて
 ....
来週末、私が出かけるかどうか??

そんな電話をしょっちゅうかけてくるのやめてよ

私を天気予報がわりにしないで


そりゃ、私

出かけるときは、必ず傘持って出かけますけど ....
毒薬のような願望を散りばめた、
陰茎の夕暮れが、
いちじく色の電灯のなかで燃え尽きると、
ようやく、わたしの夜が訪れる。

静寂をうたう障子は、わたしのふるえる呼気で、
固く閉ざしてある。 ....
さようなら 

なんて
言わないはずだったのに




さようなら



ふたりで作った
桜のしおりは
あの日以来 挟んだまま
日記には
もう あなたのことを
書 ....
アハウさんのおすすめリスト(2019)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
摂動- 悠詩自由詩5*07-7-10
ピンクのパンダ- 北大路京 ...未詩・独白11*07-7-10
彼氏- 北大路京 ...自由詩5*07-7-10
CHE.R.RY(完全版)- 円谷一自由詩7*07-7-10
人生マラソン- ぽえむ君自由詩8*07-7-9
印象・日の出- 円谷一散文(批評 ...4*07-7-9
また夏が来る- 北大路京 ...自由詩28*07-7-8
ナシだよ!!_(2007年_夏ツッコミ・タイムパトロール編)- 北大路京 ...未詩・独白10*07-7-7
実験的感覚的その6- 円谷一自由詩1*07-7-6
本当の自分をつくろう- ぽえむ君自由詩10*07-7-5
夢色幻想- 石瀬琳々自由詩13*07-7-5
- 優飛自由詩7*07-7-5
音信- ku-mi自由詩16*07-7-4
- 恋月 ぴ ...自由詩28*07-7-3
恋愛遊戯- 渡 ひろ ...自由詩7*07-7-3
返信- 乱太郎自由詩35*07-7-3
夜はネンネコリン- 未有花自由詩15*07-7-3
騒がしくなる駅- 円谷一自由詩5*07-7-3
夏の氷- ぽえむ君自由詩12*07-7-2
さがしもの- 秋桜自由詩8*07-7-2
- わら自由詩27*07-7-2
ネコの日- ぽえむ君自由詩5*07-7-2
見せたい詩- 円谷一自由詩4*07-7-2
とうもろこし畑- ぽえむ君自由詩22*07-7-1
吉符入り_〜祇園祭が始まるよ- 北大路京 ...自由詩11+*07-7-1
月夜の逢瀬- 渡 ひろ ...自由詩7*07-7-1
俺の君へ- 北大路京 ...自由詩14*07-7-1
超一流の雨女- 北大路京 ...未詩・独白4*07-6-30
停泊する夏- 前田ふむ ...自由詩23*07-6-29
約束- 乱太郎自由詩18*07-6-29

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