天井高く
はめこまれた窓

少し欠けた
月が見えている

それは
絵画のようで

そして
こうやって
病院生活をしている自分も

まるで
すべてがフェイク

変えようのない過去

変わるかもしれない未 ....
波が足下に打ち寄せる
私の足場を削ってく
疑えば
何もかも離れてゆくよ

波が足下に打ち寄せる
私の土台を削ってく

信じれば
必ず報われるとはかぎらないけれど

波が足下に打ち ....
ぼんやりと街に立っていると
悟りを感じ
新しい部屋を目指した
手には夢だった

リュックには袋を詰めて
晴れたときに出かけた
思いもなく
壁を押して 出て行った

ビスケットは高か ....
風鈴の肩に触れけり里帰り なにやら窓の外がやかましくなった
「今こそ」とか
「ともに」とか誰もが叫んでいるような

ここにしゃがみ込んで久しいし
一見自由そうで実は窮屈な姿勢にも慣れっこ

目を瞑っていれば何が起 ....
今から

じっと

スプーンを見て

はげしく

先が三つに分かれていたら

それは

フォークだから
悪口を陰で言うのと
本人に聞こえるように言うのと
どちらが罪深いか考えながら歩いていると
小国分立状態の教室に着いてしまった

鮮やかな髪飾りの女子たちは輪になって
あちこちに固まっている ....
好きだよとあなた言うからアヒル口
してみただけどぶりっこみたい
生乾きの父を吊るしてからコーヒー 鉄橋の欄干から釣り糸を垂らしながら考えていた
ろくでもない人生だったなぁと思う


学生時代の頃
偶然女の子と二人で帰ることになった
ギターを担ぎながら星空の下を歩きながら
音楽の事につ ....
俺はあんたの事をよく知らないし
あんたも俺の事なんて知らないだろうけど

一つだけわかってる事があるんだ
それを言葉にするのはすごく難しいけど

だから細かいことは言わない事にするよ
お ....
あたしの目の前で「あ゛ー」と叫ぶアホ面女

あたしゃそれがむしょうに腹立つんだよ

あんたらを涼ませるためのあたしだってのにさ

あたしが必死こいて回してるの知らないんだろ?

あたし ....
ほしぞらみたいに黙っていたら
追憶が加速していった
メリーゴーランドは架空の天気をかかげていた
7月15日は存在すらしなかった
とてもしずかに追い越されたニュートラル

 ....
フランダース。


 風呂上り、PCの電源を入れたと同時に。意味不明。
ホチキスか。


 風呂上り、パン一にて。

 食卓のそばの床に腰を下ろす前に、棚からホチキスを取り出すつもりだったが、ふいに忘れてしまう。さらになぜつっ立っているのかさえ分らなくなり座り込 ....
夏の十字に光が入れば
胸骨に取っ手
きみの窓だ

浸した腕で開く
引くもの、押すもの
両開き、押し上げ式の
様式は様々で
一度なんて
きみの皮膚全てが一つの窓だった

窓の向こう ....
長距離トラックの運転手やってます
十七時間ぶっ通しで運転、なんてことも珍しくありません
砂浜を這う涙目の海亀を捕まえました
今夜も夜通し運転です
助手席に座る海亀は気を使ってくれて、
持参の ....
さ、ねむいわな、そりゃ。


 風呂上り、鏡に映る充血した自分の目を見て。他人事のように。

 
暑くなり
子どもたちは、オニのように
炭酸飲料を飲む・飲む・飲む!!

1日と半分で
1.5リットルが空

パックで作る麦茶も
日に1リットルが2回なくなる

その昔、
ほら、水 ....
燕たちは毎日忙しそうに
低空飛行で私の横をすり抜けていく
目にも止まらぬ速さに遅れをとり
ぶつからないと分かっていながら避けようとする
よくもまあ人身事故を起こさぬものだと感心しながら
前方 ....
俺の前世は猫だったから 
半日くらい寝ちゃうのかなぁ

俺の前世は猫だったから 
雨より先に泣いちゃうのかな

俺の前世は猫だったから 
みるくみそしる同居しちゃうのか

俺の前世は ....
たいへんば〜い。


 軽トラの運転席にて。あるはずの街路樹が5本無いということを報告し忘れていたことを思い出して。
天の白馬は 雲海をかけてゆく

どこまでも どこまでも

時に 灼熱の太陽に灼かれようとも 時に嵐に飲み込まれようとも

その足並みは変わらない よりいっそう負けまいとして 力強く駆け抜ける
 ....
 
 
同郷の人と
東京で会った
訛りが残っていた
変わりなくて
安心した
けれどモカマタリを注文する時
様子が違っていた

また昔のように話す
しばらくして
モカマタリが運ば ....
どうやら苦手なものに好かれてしまうらしい

人前で話すのはいつまでたっても苦手なままなのに
旧友の結婚式でスピーチを頼まれてみたり
不得手解消と中途半端な意気込みで卒業した英文科の呪いなのか
 ....
カリッて
あたしの殻を
割って

中から
とろんって
あたしが
溢れ出すから
フライパンの中から
魚が愛してって叫んでる
身を焦がしながら
優しい口づけを待ってる
あぁ魚よ
うるめしい魚よ
愛してるといわしておくれ。
恋愛の醍醐味は、失恋後の愚痴というけど、本当なのか。
それは恋愛未経験者にはわからない感覚だ。

さて、今日も脳内姉とにゃんにゃんしてこようか。
家からも駅からも離れていく
かげすら踏まず蛇行する
昼は知らない人が沢山いるが
夜は知らない人がいない
いつの間にか気付いた場所

街灯なき公衆電話
110番と119番
寝たまま息を吐 ....
みんな頭の上に
金魚鉢を持っていて
歩けば中の水が

ちゃぷんちゃぷん
揺れている

ときどき
金魚が入っている人がいると
みんなが振り返る

水が濁って
少ない人がいた時は
 ....
FUBARさんのおすすめリスト(1281)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
リアル- 風音携帯写真+ ...309-8-6
潮騒- 三原千尋自由詩7*09-7-31
- 番田 自由詩109-7-30
風鈴- A-29俳句2*09-7-29
線上のひと- 恋月 ぴ ...自由詩20*09-7-28
スプーン- おかず自由詩6*09-7-27
サンゴ礁の毒- 照留 セ ...自由詩2*09-7-26
照れれのレ- つゆ短歌3*09-7-25
無題- しみまん川柳6*09-7-25
三十才・四十才になった時に人生を回想してみると多分こんな感じ- 1486 106自由詩2*09-7-24
鬼へ- 風見鶏自由詩509-7-23
某家電の気持ち- 新崎自由詩909-7-22
ペンギン- コーリャ自由詩14*09-7-22
本日の独り言_その十二- A-29自由詩2*09-7-19
本日の独り言_その十一- A-29自由詩2*09-7-18
きみの窓- ミゼット自由詩7*09-7-18
ヘッドライト- サトタロ自由詩2*09-7-17
本日の独り言_その十- A-29自由詩2*09-7-14
粉末ジュース- 森の猫自由詩6*09-7-14
今が楽しければそれでよくないけれど- 中原 那 ...自由詩3*09-7-12
俺の前世は猫だった- 青の詩人自由詩1*09-7-12
本日の独り言_その九- A-29自由詩2*09-7-11
天の白馬- 明香璃携帯写真+ ...409-7-11
モカマタリ- 小川 葉自由詩409-7-11
好かれるひと- 恋月 ぴ ...自由詩30*09-7-7
クレームブリュレ- 風音携帯写真+ ...609-7-5
らぶ、ゆー。- プル式携帯写真+ ...4*09-7-5
終わり- Tama自由詩109-7-2
公園- 佐々木妖 ...自由詩1*09-6-30
金魚鉢- 未完自由詩10*09-6-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43