すべてのおすすめ
好きだよとあなた言うからアヒル口
してみただけどぶりっこみたい
やさしくてみんなあんまり買わんからラッキーストライクが好きという
口の中隅から隅まで知ってるよ だけどよく読む作家は知らない
情けない姿どれだけ見せたってすましていてよ僕の前では
....
知りたくないことだけ聞こえて来てる気がしていく大人になっていくから。。。
いつからか知らないふりを覚えてたそんな大人になりたくなかった。
こんなこと知らなければと思 ....
「ぁあ。今日は急いで準備しなくてもいいんだ・・・」どこへも行かない朝に。
1日中ベッドで寝てた。明日には朝になったら変わる気がして。
変わらない現実だけを携 ....
砂糖菓子のような架空の死が27個そろって阪神サヨナラ
付属品のじんせいさえも愛しくて 帰りの市バスで揺れるワンセグ
金本の弾丸ライナー(少年の夢精のはやさで ....
目覚めると輪郭だけが残っていた はまって遊んだあとで、笑った
ソファの上に速度の違う一日あり胸とくとく打つ猫と私と
いまはもう見えなくなった補助輪のかろかろ我の胸に鳴り在る
....
自転車で法定速度はこえられない/次のカーブを鋭く曲がる
風船に君の息が入っていく入っていく
やさしい すこし こわい
屋根裏でなくした白紙の古い絵本
握りつ ....
帰ったの? 今年最後の「お疲れさま」
言わせてくれもしないみたい
知ってるよ あなたがわたしを思ってないこと
わざわざ態度でわからせない ....
真冬にもアイスティーを頼める店 焼かれた石の事情を知ってる
十一時から十四時は禁煙です やさしいふりで傷つけ合って
プレートの絡めとれないパンチェッタ欲しいものだけ手に入らな ....
お嬢様望遠鏡でお喜び お父様!羊から鼻血が!
泣きながらミシンでつけた道筋に友達なんかは歩いてこない
塾、稽古、家庭教師にボランティア砂糖にたかる蟻は∞
乾く ....
公園に血痕あると騒いでもそうで片づく会社勤めどえす
夕空に5基のクレーンが聳え立ち陽を受けている博多駅じゃん
ずぶ濡れの山野真夏の光浴び車は走るラブホ探して
口開けて寝ていたようだ駅の名は分からないけど南紀の海辺
ママ以外顔全滅のご家族の静かなディナー皿の音する
ひいやりと冷たいメロン空に浮き
悩ましい夜見つめるだけの
物思いシロップの海に漂うか
救ってみたい桃のかんづめ
ごめんねとパイナップルの輪切りして
白 ....
冷たい水でタオルを濡らしてしぼって持って来てと言われるネコ
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街角に子供が一人
地に染みる影を従え
かくれんぼする
アセスして潮止めてまたアセスかな七七
真っ白きタイルの床に落したる黒きメガネのこちらを向きぬ
気がつけば
1年半の
片思い
静かに書いた
小さなピリオド
春過ぎて夏が来たらしい照り返す薄着に肩が香る具合に
雨の朝、彼女と夜が脱皮してベッドに落ちた抜け殻2つ
服を脱ぐだけでは足りず皮膚を脱ぎ自己を脱いでも僕ら玉葱
生花持ち短 ....
サンポール200円に610ハップ400円で行ける天界
何度でもナイフでえんぴつを削る
いつかこの先あいつに刺されよ
ウェディングドレスじゃなくて母さんの結ったドレスで式出てもいい ....
僕という電車
混雑の影響で安定から脱線いたします
「中央線だと邪魔される
西武線は遅い」と迷って
寿命また伸び
焼きたてのフランスパンを抱え持つ君の姿を三田線運ぶ
....
キス拒む言い訳にマスクをつけて「風邪ひいた」
彼
マスク越しにチュ
かぜひいて
ママはたまごおかゆつくる
おいしくて
またかぜひこうかな
昭和の夜
ポッケに10円詰め込 ....
仕事の憂さ忘れ彼女と四回戦
それでも朝はやってくるもの
夜に咲く恋にうつつの吸血鬼
それでも朝はやってくるもの
仕事なく金なく友なく死ぬ気なく
それでも朝はやってくるもの
....
小屋立てば芝居の怪人隠れ住み若者誘う
劇スパイラル
板の上かたく抱き合うお芝居の稽古を夜も続ける二人
午前2時
公園の隅で{ルビ台本=ほん}を持ち叫ぶ台詞よ
届け世界へ
....
ガラス割るホームラン打ち「すみません!」泣く坊主君見てピンクの花咲く
夢に見た少女にも一度会いたいと願う心に青い花咲く
無能呼ばわりは気にせず勤むべし やがてその手に黄金(こがね) ....
管制官、飛びます、どうぞ。---------------そう残し春のブルーと着床をした
「あー、ごめん。2008年マイドラマ第一話で君、もう死んでるから」
寂しげな水 ....
合鍵は人から人の手の中で 愛と別れのカノン奏でる
わが指にかき乱されて鳴く猫のその声可愛いや 舌もてふさぐ
ねぇしようしようと夜毎ささやかれ 花を開きし罪におののく
ラブラブのムード ....
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