パソコンには野望があります。
パソコンはなかなかの悪です。
いつか網の目上の知識を独占して
来るべきロボット時代の頭脳として君臨し
人間を自分に隷従させようとしています。
....
人はみな詩人である
言葉を操る才をもち
その感情を記号化する
その文字は伝達に止まらず
心と心を伝えあい
いつしか人に詩が生まれる
人はみな画家である
色を操る術をもち
その感性を ....
それは嘘でもよかったんだ
リトマス
あなたは
もう二度と
ずっと
ずっと好きでした、と
つぶやくだけで
よかったんだ
あざやかに
心を朱に染めて
私は
あなたを忘れただろ ....
駄菓子屋で買った苺味のキャンディー指輪
ルビーねと
くるくると踊るようにスカートがゆれる
まるで白い蝶ちょのようなきみの左手をとって
色とりどりの光が射しこむステンドグラスの前で
厳かに指輪 ....
お休みの日は 何も考えず ナイチンゲールのことを 思いながら
今の自分を 振り返る。
人のため人のためと 自分を押し殺して 虚しい笑顔を振りまく。
お休みの日は 何も考えず 缶ビール ....
ついさっき、ついさっきのことなんですよ!
ついさっき、
これは、もう、最高にすばらしい詩だと!
これ以上の詩は誰にもかけないだろ!と
それくらい、すっごいすっごい詩を思いついた ....
正しければ正しいコトほど、
面白くないんですよね。
逆らいたくなるんですよね。
できないんですよね。 なぜかア。
正しければ正しいモノほど、
面白くな ....
昨日 から逃げて、今日になる
今日 から逃げて、明日になる
明日 からも逃げて、逃げて、逃げて
気がつけば 次の月
これの繰り返し
そして僕は ただの年寄り
....
北海道の海には、色がない。
決して、悪い意味で言ってるわけでなく
色がないのだ。
灰色をしていると言われれば
たしかに、と頷けるし
青いね、と言われれば
そんな気もする。
....
誰かに用意してもらった幸せなんて
本当は、僕にとって幸せなんかじゃない
そうさ
僕らは迷いすぎたんだ
取っ手の無い扉は
押せば簡単に
開くかも知れないじゃないか。
バスでするな
バスで
* 逢う魔が時 *
逢う魔が時に
夜が浸透してゆく
何も起こしてはならぬ
何も触れてはならぬ
何も感じてはならぬ
まなざし以外は
重ねてはならぬ
流されてはならぬ
逢 ....
何を言っているか
わからないよ おじさん
自分の考えを
{ルビ他人=ひと}に押しつけないで
そんなに今の世の中が嫌なら
自分で変えればいい
本当に変えたいなら
一人でも出来るでしょ
....
砕けた石英の剃刀を
突然の風が巻き上げて
私の頬をかすめる
誰に届くわけでもないから
名前まじりのため息は
手のひらで温かい
癖毛のように渦巻く黒雲か ....
自分の物の範疇で
やり込めるあなたの
真剣な眼が死ぬほど嫌いです
語っているようで
ただ論理だてて私の穴に埋めていく
埋まりきったらそれで終わり
出来たパズルの絵の細かさに
私が驚く ....
単調な生活から恵みの時が訪れる時
心が軽くなって誰にでも優しくなれる時
幸せは宝くじでは買えない
日々訪れる荒浪のハプニング
心が窮屈な部屋の中で
ああでもない こうでもない ....
もしも俺なら、
殴られても 殴られても
立ちあがり、攻撃を止めることはない。
だが、奴は嘆願し 鼻血を垂らし、
土下座し 床に頭を擦りつづける
見たくもない顔で 泣きながら乞う、許し。 ....
私はヒトラーについて詳しくないけれど
自分なりに解釈してみます
彼は本当は孤独だったのでは
なかろうか
絵画について
時代はピカソだった
彼の描いた絵はきちんとしていて
世間 ....
長く生きるつもりはないけれども
今すぐに逝くという事になれば
少し未練が残ると思う
それは母や兄や妹や恋人のこと
友達や犬や猫のこと
自分の夢や亡くなった父のこと
私は知ってるよ
今日あなたが精一杯やったことを
私は知ってるよ
今日あなたが一生懸命生きたことを
どんなに悲しくて負けそうになっても
それを乗り越える力を
あなたはもってるんだよ
あなた ....
ねえ?
何を言っても止められない人を
止めるにはどうしたらいいの?
それとも
止めるって只のワガママ?
信じるままに動くって
「正解」・・なのかな?
世界を敵にまわしても
みんなに憎まれてしまっても
あたしはあなたをまもります
そのためだけに、生きていきます
「強い子だから大丈夫だよね」
言われるたび弱さを隠すようになった
それは強さなのかな?
僕は、あの回転扉ってもんがどうにも恐ろしくて
どうしても、ヤツがいるビルなどには近寄れないのだ。
まるで悪魔。
まるで魔物。
まるで化け物。
いや、さすがに言いすぎなのかもしれないが ....
結局僕は逃げてるんだ。
あの子の気持ちも知ってるし
どうしたら良いのかなんて
別れた時から知っているんだ。
だけどさ
あの時君はいったよね
何とかなるんじゃ嫌なんだって
幸せじゃ ....
おさなき日
ことばを
覚えたぼくらは
迷宮の中へ
と投げこまれた
生きていることがつらい
というきみに
ぼくもそうだよ
とかえすことばは
むなしくひびくだけ
ことばなんか
....
好きですと百万回言われるよりも
あなたから一本のバラを貰えば
私は一生そのことを忘れないでしょう
返事がない。
もう1日もたつのに。
後悔だけが
心を引っかく。
幸せなつかの間。
悲しみの日常。
私は盲目ではないけれどあなたの事が見えません。
私は耳が聞こえるけれどあなたの言葉が聞こえません。
私は口がきけるけれどあなたに言葉が届きません。
だのに
だのに
私はあ ....
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