二足歩行
バカ男



もう大人になった気がして二本足で立つことにした誕生日


「生命線を持って生まれたかった」スクラップされていくロボット


大福だと思って食べたら素甘だったという悲しみを背負う


正解者はいません、答えは首が短いキリンの物真似です


眠たい眼をこすると昨日見た記号たちがこぼれだして苦しい


家から駅までは歩きます。時々間違えて息をしてません。


大好きな砂をいっぱい買ってきたのにすべてが風で飛ばされた


あんなにたくさん矢印を書いてどこに行くつもりだったんだろう





短歌 二足歩行 Copyright バカ男 2005-05-18 18:59:02
notebook Home 戻る