川底に飛翔
かぜきり

あつくやけたいわのうえじりり

なつのそらいっぱいのせかいを 

  ふりかざしてしぇいくしてみる

からだちゅうにやつらとりこみ 

  かわもにたたきつけてやるんだ

    くらくたわんだのいずをへっどろっくしたまま

    ぎらぎらうるさいすいめんめざしてだいぶする

ちゃくすいおんはたっぷりとあつめ

    ぽーずとれなかったよしっかりつかんでたから

はじけとんでくすいてきのかずだけ
      
      どっぽぉん

うつりちってくぼくらにあいづちを

    ああ そんなになやみが あったのかな

きほうときぼうをみにまとい

 ゆるんだかわもをけりぬけて

  ぐるりとつめたいみなそこめざす

    わらわらとうねりぬけてゆくのはりゅうだろうか

なつのそらをしょうひしながら

 ひんやりとしたきみたちにあいさつ

ながれていくかれらにてをふりつつ みなそこをつかむ

    ちゃくちにおとはなく まいあがるすなはほし

せいじゃくがうすぐらくうずまいてる

    はいいっぱいにほんりゅうをとりこみたいゆうわく

      いきができる まるでさかなだね

くちのなかをあわだらけにしながら

  されきをせにして えがくだいのじ

    ここがいっとうち そんなわけはないけれど

さかなにかわってあおぎみる おてんとさまは

   かわいために とてもまぶしくて

       ちょっとしょっぱめ













自由詩 川底に飛翔 Copyright かぜきり 2005-05-24 11:20:51
notebook Home 戻る