梅雨のダルさも消えて
身体がすっかり軽くなった
帽子一つで散歩へ出かける
厳重な日焼け対策は滑稽だ

夏の太陽のそばで
さわやかな風が透き通る
自然と共に歩もうとすると
自然は無条件で ....
非日常を味わっても
次の日はどこかに消える
夢のような時間
終わってしまうから
心に残る
ずっとずっと

心に残りにくい日常
昨日何してたっけ
似たような毎日
ずっと続くから
意 ....
この告白が親不孝だって分かって尚
書くことにする

不安定な家庭で育っても
不安定な人間にならないように
必死にしてるのが俺の誇りだ

嫌な人間関係に揉まれても
嫌な人間にならないよう ....
○「独り言」
そのうちAI独り言も出てくるかもしれない

*「田舎暮らし
  年寄りががんばらなくて
  どうする!」

*「年金暮らし
  夢みたものは
  左うちわ」

*「 ....
私たちは知らない
テレビでしか
ネットニュースでしか
教科書や参考文献でしか
実際に語り継がれてきた言葉でしか
戦争を知らない

直接爆撃を受けたことも
戦闘に加わったことも
身近に ....
たなばたの
物語りまでの
まえふりで
1話終わっても
まだ辿り着けず
白銀の孤独、満月に向かい
狭まり伸び奥まる定点
据えられ据え直す
白衣(しらころも)の人 、

誰そ 真っ青な闇に佇みて
沢山の人が行き交う場所で

目を閉じて

耳を澄ますような気持ちで





良い旅を








汗だくて書いてる僕なんですが
 西風が吹きつける
 白い塗装の剥げかけた
 木枠の窓

 嵐の前の雨が胸をつき
 かえるべき場所を見失った心は
 ぐるりぐるり
 過去の幻をめぐるだけで
 固くなる

 あなたは ....
眼前の世界の
嘘のように遠く只々
閃光走る視野の端々
筒抜けになる空洞の束
見えるもの次第に
ぼんやりぼやけ
脳髄に響き居る宇宙の囀り
より鮮明に浮き立ち
刻み込まれ又浮き立ち

 ....
二人でいたかったから
仕事をサボった

天罰をくらって
二人は会えなくなった

労働と引き換えに
年に一度の願いを叶える
カササギたちがつくる
横断歩道を渡って

天の川は大渋滞 ....
真夜中、夜に目が覚めた。
凄々まじい羽音に起こされた。
はらっても、はらっても
黒い小さな塊が、音を立てて
いくつも、いくつも纏わりついてきた。
そういえば、ここ、二、三日とい ....
毎日一応投稿しているフリッカーを何枚かみる
こんな素敵なところに住みたいなーと思う写真もある
今日ポイントを入れた一枚はニューヨークの高層ビルを背景に家族四人が噴水の前に立っている微笑ましい写真。 ....
意識、肉体依存から離脱し
感覚的物質的数理宇宙から
質的運動性弛まぬ
生命体の巨大
エーテル宇宙へ
祝祭的瞬間に移行すると
一段階上に救われる 、

 落ち着き払い静まり返り浄福に浸り ....
鶴のおおくいる村に、
温泉へと向かいました、
露天風呂に入ったあと、
石だらけの日本庭園のベンチに座り、
その竹垣のまわりには、
樹々が青々と生いしげっており、
その葉がそよ風にさやさやと ....
オママゴトもうやめて
シャチ肉林も飽き飽き

只、眼前の現の遠く
とほのきいきて
光の抜き足差し足 、
扉の向こうへ
移動していく感触
だけ確かに

 視界の端々閃光走り 、、 
 ....
りゅう座にある
きらめく銀河のかなたの
猫の目をちょうだい
なんていうお題が出て

種子島に走る
トライアスロンの要領で
競い合う
恋はサバイバル

打ち上げられても
届かない
 ....
 
 京阪電車の線路沿い
 車道を跨ぐ電線の五線譜に
 音符が一拍、陽射しで霞み
 黒い羽をひろげて飛びたった

 窓越しに流れる炎昼は
 人通りもなく
 『割烹あんど喫茶』の看板を掲 ....
○白めいた

色があった
君の白めいた指やその先
外海が言葉で満ちる頃
僕らは改札口で
無くしてしまった水棲生物の
欠片を探していた
でも本当は
最初からそんなものはなくて
 ....
あなたは夏のよう
夏というだけで モチーフ テーマになれる
純粋培養した笑顔は季節そのもの
夏の花は熱く咲くから
明日の朝まで待てない 手を放して踊ろうよ


お腹まで響く雷鳴は 大 ....
こどものころ
朝顔の種をもらった
それは幼くして亡くなった子の
短い間育ててた朝顔がつけた種の系譜で
いのちの大切さが書かれた
小さな紙が同封されていたように思う

朝顔は朝だけ咲く花
 ....
銀河の天秤がゆっくりと傾いて
月がかろやかに昇ってゆきます
夏の星座の中心へです

澄んだ湖面は夜空をうつし
魚が背びれに月明かりをうけて
チカリ、チカリと輝きながら泳ぎ
まるで流星のよ ....
雨打つ夜陰、
ただ寂し
他者を求め
他者現れず、

 苦し 、

孤独と云うモンスターと対峙し
絶望の自分に絶望仕切りて

あゝまた自意識目醒め壊れた
あの悪夢の根源悪の
三歳 ....
木曜の朝に
悲しみの啜り泣きが
罪を重荷として聴こえ出すから
赤い髪の女が
コーヒーとシリアルを摂って
元気に一日に立ち向かう

そして立っている

天才の言葉を信じた無 ....
 
うまく書けなくてもいいのだ
カッコ悪くても痛々しくても
そのときの気もちを書いた言葉には
ふしぎなやさしさがある

詩のせかいはだれでも入っていける
きみの書いた詩を だれか ....
苦痛から解放されている時間に

異者が居る、
私のなか
自らを思考する
異者ガ居る 、

苦痛に繋縛され始める折に識る
(影の様な声が次第にはっきり響き入り出し)

 私の中で宇宙 ....
死なないしと言ってたあなたは死んでしまった
いとも簡単に
だからそれが勝手に自分の中の禁句のようになる
そんなふうに
無意識に入り込んだ他者のルールと
自分で作ったルールで
がんじがらめに ....
涙と涙が
出会い
海となった
私たちの胸に
ひとすじの魚群



涙の墓に
ほほ笑みを
供えて
手を合わせる
いのちの



どの道
終わることが出来る
いのち ....
詩の門はいつも開かれている
ただ入ってゆけばよい
そしてただ詩を書けばよい
たとえ命を失っても
詩は墓標のように残るだろう

誰かが書いた詩を読むこともできる
知らない世界観を旅して
 ....
いつまでも
想い出にならない夏

痛くもなく
ただ痺れていただけの夏


ぽとり


昨日の端から
呆気なく零れ落ちたわたしは
黒い服を着せられ

どこかが
痛いような顔 ....
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