キケンな暑さだというから
不要不急な外出を避けて
涼しい部屋で怠惰を決め込む

ドアが開いて
ドロリと溶けかけた君が
熱い外気と共に入ってくる

君と僕の温度感の差は
いつになっても ....
ぬるま湯の夢を見ている午後の庭わたしに触って愛とか言ってよ

嘘だからどこまでも行ける私達、アイスクリームより溶けたね

瓶詰のため息を飾る輝いて直視できない君の窓辺に
夏のみかんは満月で

まるで、フォトグラフ

パシッフックアイランドの夜風は

なつかしいシルクの肌触り

砂浜、防波堤、テトラポット

波の音は心地よく、

づっとづっと、果 ....
『天使突抜』という地名を知った

────────────────────────────

疲れられない朝に
桜の並木道を歩いている夢をみた

みおろすと川中の中洲で
ちいさな亀 ....
輪舞する死の神々は
私のこころで
ほほ笑んでいる
今は亡き
あの人と

空の海で泳ぐ鳥は
一羽でずっと行く
私の魂を乗せて運び
あの人の魂と会わせてくれるために
どこまでも

 ....
○「漁夫の利」
自民党と立憲が
対立し
小党が
利を得ている


○「薩長連合」
国難ならば
大同団結せよ

○「鳥の鳴き声」
朝早くから鳥が
鳴いている
ふだんは聞かない ....
自分の思い通りに
ならないからって
怒る人がいるが、
私はその人のために
生きてるんじゃないよ




 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
線路の向こうのあなたは
サヨナラも言わない
手も振らない
笑顔抱く涙顔で
じっとこっちを見てた
二十代の別れは
初恋よりもせつなくて
大人じゃない分
震えてた僕
そんな下北の町
{ルビ小夜=さよ}、{ルビ小雨=こさめ}降りやまぬ{ルビ埋井=うもれゐ}の{ルビ傍=かた}へ、
{ルビ遠近=をちこち}に{ルビ窪=くぼ}溜まる泥水、泥の水流るる廃庭を

葉から葉へ、葉から葉 ....
{ルビ屑屑=せつせつ}と自慰に耽る{ルビ雌雄同体=アンドロギユヌス}。
{ルビ人葬所=ひとはふりど}にて快楽を刺青するわたくし、わたくしは
──溶けてどろどろになる蝸牛。*

さもありな ....
窓ガラスに

雨垂れと

蝸牛

頬伝う

私の涙と

あなたの指
この灼熱夏の夕べのまた訪れ
うっすら熱風やはらぎ吹き
斜光の残響に染め抜かれ
アスファルトの固さ脆弱
足裏の感触に確と味わいつ、

真青に暮れなずむ天空仰ぎ

遥か過去から刻印された
 ....
霞んだ森林に

木漏れ陽が

シルエットが浮き出る

今朝の散歩道

呼吸ごとに

体の中身が入れ替わるよう

全てが新しい

新しい1日のはじまり
強く手を引かれて
連れられていった花畑
しわくちゃの笑顔と
あなたの瞳が語った
「今日で最後」

どうして
約束したよね
ずっとそばにいるって

もうすぐ
あなたがあなたでなくな ....
あの日この日に出逢った人人、どうしてるかなぁと
思わずふと想い
俺の肉体、まだ大丈夫だよなと確認しつつ
寝床で肋骨を腹筋をゴリゴリグリグリ 、
近付いては遠退く何か不可視な物に手を伸ばす

 ....
・・・無音の荒れ地から、

地球の景観は むごたらしいほどの壮麗な美しさ
海と雲のコントラスト
星の陰 マイナス170度の砂は、
手の届かない 蒼い海を懐かしむ

月は人を受け入れ
 ....
 佳き

《佳きひと》に出会った
それは《佳きひと》としか
云いようのない人だった

ほんのりと淡く
少し甘い柑橘系のような風を身に纏う
そんな女の人だった


あたしなんじ ....
みんな上手に恋してる

「電話しても大丈夫?」って
文字打ちして

お行儀良く左右を確認して
青信号を恋愛進行

みんな画面を覗きこんで

誰とどこでなにしてるって
探してる
 ....
番号札という名の鳥を初めて知った
得体の知れない闇の集団のような
いわゆる1つの鳥愛護団体によって
優しく正しく管理されている
らしい
あるブログ最新記事。
写真の撮影が202x年8月3日 ....
アリが爪でガラス窓を登った
でこぼこしているからだと
思い込んだ
道が変化した
思い詰めてスグリの実の生る
植え込みのしたに人の声を聞いた
「用心に用心をかさねた」
「手に手をかさねた」 ....
ふと
悲しくなる時がある
悲しい
をかみしめると
あの人が こころに浮かぶ




 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
蝉の歌を
大昔の人も
聞いていただろう。
その蝉の子孫の歌を
今私が聞いている




 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
半月の
やや太り始め
風吹かし

浴びる
熱 、
この血流れ
ひと ひと ひと

中心点の
彼方此方
何処にでも在りと

黄白い響 私を照らす
瓦をこじんまりにしてさえ
桜はまだ冷凍しており
叢を手分けして切り捌いても
漁師の足もとにも及ばず
だからとて裁判を穿けば
そこらじゅうが泥だらけに成る

まだ紫陽花か
愛されたもう小 ....
夜、開け放った窓から、
しとしとと雨の水の気配、
その少し生ぬるい涼しさに、
ぼくはなんだか妙にワクワクそわそわ!
夜、その湿った夏の夜風に混じって、
青々とした草木のにおいが、
さやさや ....
ひゅーん
ぱーん
ぱぱんぱんぱん
ぱぱぱんぱぱんぱん
ひゅーんひゅーん
ぱぱぱんざざん
ばりばりばり
ひゅーん
ぱんぱぱんざりざり
ぱーんぱーん

熱い夜
炎の花が咲く
君の ....
ボリビア行きの電車に
重たい体を預け
ひとりで飲むジンジャー・エールの味を
確かめに行く
鞄から一冊の本を取り出して
次の停車場まで読む
  それは僕があなたのように
  ひとの心を受け ....
本当の青空 見たことあるかい

良く晴れた日でもそんなに青くはないよ

水色とかそれこそ空色とかって感じで

カリフォルニアとかモンゴルなら

本当の青空が見えるだろうか

本日は ....
ワンワン、ニャンナヤンナヤンと

ウオンワオン、ニヤオーンニャンと

以下AI翻訳をします

今は里親に溺愛されて

幸せなの

それなのに悩みがあるの?

そうなの

 ....
 

奈落なんか知らないし
記憶なんて知らないし

ふたりはただ昇天してから落ちるだけ

ワンピースを翼のようにはためかせ
ふたり何処へ向かっているんだろうね

ただ落ちてるだ ....
花野誉さんのおすすめリスト(1322)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
キケンな暑さ- 自由詩6*25-8-5
窓辺- はるな短歌225-8-5
えいえん- あおいみ ...自由詩325-8-5
『天使突抜』- 秋葉竹自由詩325-8-5
再会- こしごえ自由詩8*25-8-5
独り言8.5- zenyama太 ...自由詩3*25-8-5
※五行歌「私はその人のために_生きてるんじゃないよ」- こしごえ自由詩3*25-8-5
下北沢駅- 降墨睨白 ...自由詩3*25-8-4
祈る蝸牛。- 田中宏輔自由詩17*25-8-4
自瀆する蝸牛。- 田中宏輔自由詩10*25-8-4
蝸牛。- 田中宏輔自由詩12*25-8-4
木霊- ひだかた ...自由詩625-8-4
森林浴- 多賀良ヒ ...自由詩325-8-4
引き裂かれる二人- 自由詩6*25-8-4
月曜日の朝・対抗スル意志、事始め- ひだかた ...自由詩625-8-4
3001- 月乃 猫自由詩13*25-8-4
佳き- 秋葉竹自由詩325-8-4
恋愛進行- 自画自計自由詩325-8-4
番号札- 降墨睨白 ...散文(批評 ...4*25-8-3
クロール- 蕎麦屋の ...自由詩825-8-3
※五行歌「ふと_悲しくなる時がある」- こしごえ自由詩3*25-8-3
※五行歌「蝉の歌を」- こしごえ自由詩5*25-8-3
セントラルステーション- ひだかた ...自由詩525-8-3
気高きぽく- 林 理仁自由詩725-8-3
夏夜のトイレ- 本田憲嵩自由詩825-8-3
スターマイン- 自由詩8*25-8-3
海と狭軌- 森 真察 ...自由詩525-8-3
たとえば_青空とか- ただのみ ...自由詩5*25-8-3
ワンちゃんがねこにゃんに悩み相談をする- 多賀良ヒ ...自由詩325-8-3
ワンピース- 秋葉竹自由詩425-8-3

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